2023.12.13
神奈川県は12月11日、箱根町の国道1号線に設置されていた函嶺洞門を第100回箱根駅伝の開催にあわせて特別に一般公開することを発表した。
函嶺洞門は国道1号線の落石による被害を防ぐため、1931年に完成した長さ約100mのトンネル状の建造物。アーチ型の柱が特徴的で、箱根駅伝の名所のひとつにもなっていた。
しかし、車道幅員が狭いことから大型車同士のすれ違いが困難な状況であったためバイパス工事に着手し、2014年に供用を停止して洞門を封鎖。早川を渡るバイパスが完成してからは、選手たちは洞門を迂回するようになった。
神奈川県は15年に重要文化財にも指定された洞門の防災工事を実施。安全が確保されたことから、多くの観光客が訪れる正月にあわせて24年1月2日から8日までの1週間の限定で歴史を振り返るパネル展示とともに内部を公開する。
なお、函嶺洞門周辺には十分な駐車スペースがないため、来場の際は、電車・バスなどの公共交通機関の利用をお願いしている。
函嶺洞門の公開日時
2024年
1月2日 14時頃※から16時まで
1月3日 10時頃※から16時まで
(※箱根駅伝最終ランナーが通過後、交通規制の状況になどにより変更の可能性)
1月4日~8日 9時から16時まで
函嶺洞門の公開日時
2024年 1月2日 14時頃※から16時まで 1月3日 10時頃※から16時まで (※箱根駅伝最終ランナーが通過後、交通規制の状況になどにより変更の可能性) 1月4日~8日 9時から16時までRECOMMENDED おすすめの記事
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