HOME 国内、大学

2023.10.07

女子4×100mR注目の甲南大は予選で44秒86「決勝では連覇、学生記録狙う」/日本選手権リレー
女子4×100mR注目の甲南大は予選で44秒86「決勝では連覇、学生記録狙う」/日本選手権リレー

難しい1コースながら予選で44秒86をマークした甲南大(1走藏重みうから2走岡根和奏へのパス)

◇第107回日本選手権リレー(10月7日~8日/東京・国立競技場)

日本選手権リレーの初日が行われ、女子4×100mリレー予選では甲南大が44秒86のトップタイムで決勝に駒を進めた。

9月の日本インカレ予選で44秒52の学生歴代2位をマークしたときと同じオーダーで臨んだ甲南大。予選はカーブがきつい1レーンでの出走となったが、メンバーは予選から記録更新を狙った。

広告の下にコンテンツが続きます

「1レーンを走るのは初めて」という1走の藏重みうはスタートから速い飛び出しでリードを奪うと、「視覚的な情報がいつもと違うなかでしっかりとバトンを渡せた」と2走の岡根和奏へ。岡根もトップスピードでアウトレーンのチームを追い抜く走りを見せる。3走の井戸アビゲイル風果へのリレーでやや失敗はあったものの、井戸と4走の奥野由萌も力強い走りでバトンをフィニッシュまで運んだ。

「タイムは安定してきているけど、まだ納得はいっていない」(奥野)というように、目標の学生記録(44秒51)に届かずメンバーは一様に悔しさを口にしたメンバーたち。それでもタイムの出にくい1レーンでの44秒台は明日の決勝での記録更新を予感させる走りだった。

明日の決勝に向けてはさらに攻めたバトンをすることでタイムを縮められる余地も残しており、岡根は「目標にしている優勝、連覇、そして学生記録更新が達成できるよう、自分たちの力をすべて発揮したい」と意気込みを語った。

◇第107回日本選手権リレー(10月7日~8日/東京・国立競技場) 日本選手権リレーの初日が行われ、女子4×100mリレー予選では甲南大が44秒86のトップタイムで決勝に駒を進めた。 9月の日本インカレ予選で44秒52の学生歴代2位をマークしたときと同じオーダーで臨んだ甲南大。予選はカーブがきつい1レーンでの出走となったが、メンバーは予選から記録更新を狙った。 「1レーンを走るのは初めて」という1走の藏重みうはスタートから速い飛び出しでリードを奪うと、「視覚的な情報がいつもと違うなかでしっかりとバトンを渡せた」と2走の岡根和奏へ。岡根もトップスピードでアウトレーンのチームを追い抜く走りを見せる。3走の井戸アビゲイル風果へのリレーでやや失敗はあったものの、井戸と4走の奥野由萌も力強い走りでバトンをフィニッシュまで運んだ。 「タイムは安定してきているけど、まだ納得はいっていない」(奥野)というように、目標の学生記録(44秒51)に届かずメンバーは一様に悔しさを口にしたメンバーたち。それでもタイムの出にくい1レーンでの44秒台は明日の決勝での記録更新を予感させる走りだった。 明日の決勝に向けてはさらに攻めたバトンをすることでタイムを縮められる余地も残しており、岡根は「目標にしている優勝、連覇、そして学生記録更新が達成できるよう、自分たちの力をすべて発揮したい」と意気込みを語った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.16

お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

月刊陸上競技2026年1月号別冊付録「全国高校駅伝総展望」に掲載したデータに誤りがございました。 正しいデータの情報を掲載するとともに、関係者の皆様にお詫びをし、訂正いたします。 男子 今治北(愛媛) 誤 都大路学校最高 […]

NEWS 明大競走部2026年度合格者発表 インターハイ5000m競歩3位・井上隼太朗や1500m5位・小林環ら

2025.12.16

明大競走部2026年度合格者発表 インターハイ5000m競歩3位・井上隼太朗や1500m5位・小林環ら

明大競走部は12月16日、スポーツ特別入学試験合格者の男子15名を発表した。 インターハイ5000m競歩で3位に入った井上隼太朗(東京高3)、1500m5位の小林環(静岡東高3)、三段跳6位の宮崎悠真(十日町高3新潟)、 […]

NEWS 五輪入賞の鈴木優花が第一生命グループを退社し移籍「経験と変化を糧に、次の目標に向けて頑張る」登録名も変更

2025.12.16

五輪入賞の鈴木優花が第一生命グループを退社し移籍「経験と変化を糧に、次の目標に向けて頑張る」登録名も変更

昨年のパリ五輪女子マラソン6位の鈴木優花が12月15日付で第一生命グループを退社し、今日16日付でクラフティア(9月末まで九電工)に入社した。両社が発表した。 秋田・大曲高出身で26歳の鈴木。大東大で一気に成長を遂げ、2 […]

NEWS 【プレゼント】日本テレビ「箱根駅伝グッズ」特製タオル&ロゴ入りペン/2026年1月号

2025.12.16

【プレゼント】日本テレビ「箱根駅伝グッズ」特製タオル&ロゴ入りペン/2026年1月号

箱根駅伝を独占中継する日本テレビ放送網のご厚意により、①特製タオル(約34㎝×約80㎝)、②箱根駅伝ロゴ入りペン(ボールペン4色、シャープペン1色)を、それぞれ20名にプレゼントします。 希望者は下記リンクにアクセスし、 […]

NEWS 【プレゼント】ハーツ&ハーツクリニックの「メタリックネックレスⅤ」/2026年1月号

2025.12.16

【プレゼント】ハーツ&ハーツクリニックの「メタリックネックレスⅤ」/2026年1月号

装着するだけで呼吸が楽になり、ピッチ&ストライドアップが図られるとアスリートの間で大人気の<ハーツ&ハーツクリニック>のメタリックネックレスは、今シーズンも各駅伝大会でランナーの快走をサポートしている。 そして […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top