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マラソン・山下一貴アクシデントに泣き12位、一時5位の熱走!/世界陸上
マラソン・山下一貴アクシデントに泣き12位、一時5位の熱走!/世界陸上

12位だった男子マラソンの山下一貴(三菱重工)

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)9日目/最終日

ブダペスト世界陸上9日目(最終日)のモーニングセッションが行われ、男子マラソンに出場した山下一貴(三菱重工)が2時間11分19秒で12位でフィニッシュした。だが、一時5位に浮上する熱走を見せた。

集団後方で様子を見る流れから、20km手前にその位置を集団前方へ。28km過ぎから本格的にレースが動き始め、先頭集団の人数が徐々に絞られていく。その中で山下は、30.4km過ぎに一度前に出る場面も作った。

32km過ぎあたりで、アフリカ勢が本格的に仕掛けたところで集団が一気にばらけ、山下は7位集団に。そこから山下の反撃が始まった。

7位集団を引っ張りながら、1人、また1人とかわし、一時は5位に浮上。メダルラインの背中も見えるまでに追い上げた。

だが、残り2kmを切って左脚のふくらはぎにケイレンを起こし、一気にペースダウン。その後は右脚のふくらはぎもケイレンし、12位でのフィニッシュとなった。

それでも、日本勢として2013年モスクワ大会の中本健太郎(安川電機)以来となる入賞まであと一歩という熱走で、ブダペストに大きな足跡を刻んだ。

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◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)9日目/最終日 ブダペスト世界陸上9日目(最終日)のモーニングセッションが行われ、男子マラソンに出場した山下一貴(三菱重工)が2時間11分19秒で12位でフィニッシュした。だが、一時5位に浮上する熱走を見せた。 集団後方で様子を見る流れから、20km手前にその位置を集団前方へ。28km過ぎから本格的にレースが動き始め、先頭集団の人数が徐々に絞られていく。その中で山下は、30.4km過ぎに一度前に出る場面も作った。 32km過ぎあたりで、アフリカ勢が本格的に仕掛けたところで集団が一気にばらけ、山下は7位集団に。そこから山下の反撃が始まった。 7位集団を引っ張りながら、1人、また1人とかわし、一時は5位に浮上。メダルラインの背中も見えるまでに追い上げた。 だが、残り2kmを切って左脚のふくらはぎにケイレンを起こし、一気にペースダウン。その後は右脚のふくらはぎもケイレンし、12位でのフィニッシュとなった。 それでも、日本勢として2013年モスクワ大会の中本健太郎(安川電機)以来となる入賞まであと一歩という熱走で、ブダペストに大きな足跡を刻んだ。

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