HOME 国内、世界陸上、日本代表
男子4×400mR・日本は歴代2位の3分00秒39をマークするも予選5着 前回に続く決勝逃す/世界陸上
男子4×400mR・日本は歴代2位の3分00秒39をマークするも予選5着 前回に続く決勝逃す/世界陸上

決勝進出を逃し肩を落とす4×400mRメンバー

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)8日目

ブダペスト世界陸上8日目のアフタヌーンセッションが行われ、男子4×400mリレー予選1組に出場した日本は3分00秒39で5着に終わり、前回のオレゴン大会に続く決勝進出はならなかった。

日本のオーダーは1走から順に地主直央(法大)、佐藤風雅(ミズノ)、佐藤拳太郎、中島佑気ジョセフ(東洋大)のオーダー。2走以降は今大会の400mで準決勝に進出した3人を並べた。

広告の下にコンテンツが続きます

米国や英国、ボツワナなどいきなり強豪と争うことになった日本。地主が出遅れると、今大会400mで予選44秒97、準決勝44秒88(日本歴代3位)をマークした佐藤風雅、同予選で44秒77の日本新記録を樹立した佐藤拳太郎、同準決勝で45秒04(日本歴代5位)を出したアンカーの中島が追い上げたが、5着に終わった。プラス通過の可能性があったものの、予選2組でプラス対象チームが日本よりも速く敗退が決定。なお、1組2着のインドは2分59秒05のアジア新記録を打ち立てた。

日本の男子マイルリレーはオレゴン大会で、2分59秒51の日本新記録をマークして4位入賞。この順位は五輪、世界選手権を通して、2004年アテネ五輪と並ぶ過去最高だった。今大会は初のメダルを目指していたが、夢に終わった。

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)8日目 ブダペスト世界陸上8日目のアフタヌーンセッションが行われ、男子4×400mリレー予選1組に出場した日本は3分00秒39で5着に終わり、前回のオレゴン大会に続く決勝進出はならなかった。 日本のオーダーは1走から順に地主直央(法大)、佐藤風雅(ミズノ)、佐藤拳太郎、中島佑気ジョセフ(東洋大)のオーダー。2走以降は今大会の400mで準決勝に進出した3人を並べた。 米国や英国、ボツワナなどいきなり強豪と争うことになった日本。地主が出遅れると、今大会400mで予選44秒97、準決勝44秒88(日本歴代3位)をマークした佐藤風雅、同予選で44秒77の日本新記録を樹立した佐藤拳太郎、同準決勝で45秒04(日本歴代5位)を出したアンカーの中島が追い上げたが、5着に終わった。プラス通過の可能性があったものの、予選2組でプラス対象チームが日本よりも速く敗退が決定。なお、1組2着のインドは2分59秒05のアジア新記録を打ち立てた。 日本の男子マイルリレーはオレゴン大会で、2分59秒51の日本新記録をマークして4位入賞。この順位は五輪、世界選手権を通して、2004年アテネ五輪と並ぶ過去最高だった。今大会は初のメダルを目指していたが、夢に終わった。

【動画】日本歴代2位も世界の壁に阻まれる。男子4×400mR予選をチェック!

男子4×400mR日本歴代5傑

2.59.51 世界選手権代表(オレゴン)  2022. 7.24 (佐藤風,川端,ウォルシュ,中島) 3.00.39 世界選手権代表(ブダペスト) 2023. 8.26 (地主,佐藤風,佐藤拳,中島) 3.00.76 五輪代表(アトランタ)    1996. 8. 3 (苅部,伊東浩,小坂田,大森) 3.00.76 五輪代表(東京)       2021. 8. 6 (伊東利,川端,佐藤拳,鈴木) 3.00.99 五輪代表(アテネ)      2004. 8.28 (山口,小坂田,伊藤,佐藤光)

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.04

パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」

24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]

NEWS 飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

2025.12.04

飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]

NEWS 世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

2025.12.04

世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

日本陸連は12月4日、米国・タラハシーで開催される世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日)のU20日本代表を発表した。 11月30日の京都陸協記録会内で行われた選考会の上位選手を中心に選考され、男子は今季のイン […]

NEWS 世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

2025.12.04

世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]

NEWS 北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2025.12.04

北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2026年1月2日放送の「木梨憲武のスポーツKING!」に、JALの北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽が参戦することがわかった。 現役トップアスリートやレジェンドが、木梨憲武らと異種競技バトルを繰り広げる正月恒例の特別番組 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top