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2023.08.03

女子100m最速は山形愛羽!強い向かい風なんのただ1人11秒台で悲願のV「金メダルうれしい」/北海道IH
女子100m最速は山形愛羽!強い向かい風なんのただ1人11秒台で悲願のV「金メダルうれしい」/北海道IH

インターハイ女子100mを制した山形愛羽

◇全国高校総体(インターハイ:8月2日~6日/北海道・札幌厚別公園競技場)

北海道インターハイの2日目が行われ、女子100mは山形愛羽(熊本中央3)が悲願の日本一を手にした。

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「これまでインターハイでメダルを取ったことがなかったので、金メダルを取れてうれしいです」

中学から全国大会を経験してきた。高校では1年時からインターハイに出場し、100m準決勝、200m4位。昨年は100m7位、200m4位とあとわずかでメダルを逃している。それだけではなく、1年時のU18大会、昨年の国体とU18大会と、あとわずかでタイトルに届かなかった。

すでに日本選手権も経験。100mで11秒55(高校歴代4位)、200mで23秒88を持って臨んできた最後のインターハイだけは譲れなかった。

朝から雨が降り、強い向かい風がふくなか、予選を12秒13(-2.1)で組トップ。準決勝では圧巻の走りを見せて11秒84(-2.7)を叩き出し、「追い風だったらベストが出たかも」と言うほど、好調だった。

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決勝は好スタートをきった柴藤凜(福岡大若葉3)に先行されるも、得意の後半でグングンと抜け出してV。向かい風2.9mで、ただ1人11秒台となる11秒92をマークした。

元々は200mが得意で、公認では昨年のベストは変わらずだが、追い風参考では静岡国際で23秒57(+2.6)をマーク。「2冠が目標なので200mもがんばります」。満面に笑みをたたえた山形は、2日後の決戦に気持ちを向けていた。

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