HOME 国内

2023.07.20

男子走高跳でアジア選手権代表の長谷川直人が2m21の2位 やり投・佐藤友佳は59m53で2位/WAコンチネンタルツアー
男子走高跳でアジア選手権代表の長谷川直人が2m21の2位 やり投・佐藤友佳は59m53で2位/WAコンチネンタルツアー

アジア選手権男子走高跳代表の長谷川直人

19日、フィンランド・ラッペーンランタで行われた世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズの「Motonet GP」ラッペーンランタ大会が行われ、男子走高跳では長谷川直人(新潟アルビレックスRC)が2m21で2位入賞を果たした。

長谷川は今月15日にタイ・バンコクで行われたアジア選手権では2m23をマークして4位。その後、一度日本に帰国してからフィンランドに渡る強行日程での試合となった。

2m10から跳び始め、2m15、2m18と立て続けに1回でクリアすると、2m21も3回目に成功させた。優勝したR.ペトルク(ウクライナ)とは同記録で並んだものの、試技数差で決着がついた。

新潟県出身の長谷川は26歳。新発田中央高時代はインターハイ入賞の経験はないが、新潟医療福祉大の3年だった17年に日本選手権3位に入り注目を浴びた。翌年には日本インカレで全国初優勝を飾り、以降は全国大会で安定した成績を残している。

今年6月の日本選手権では2m25で2位となり、現時点ではブダペスト世界選手権に出場が可能なワールドランキングのターゲットナンバー圏内につけている。今大会の結果でも得点を稼ぎ、世界選手権出場に一歩前進した。

また、女子やり投で佐藤友佳(ニコニコのり)が59m53で2位。佐藤は6月からフィンランドで試合を重ねており、Motonet GPでは6月と7月に1度ずつ優勝。今月8日のオウル大会では60m31をマークしている。また、長麻尋(国士舘クラブ)が54m68で7位。優勝は61m16を投げた21年東京五輪代表のA.コチナ(ラトビア)だった。

このほか男子100mで竹田一平(スズキ)が10秒42(±0)で4位。女子400mハードルで梅原紗月(住友電工)が58秒07で5位だった。

広告の下にコンテンツが続きます
19日、フィンランド・ラッペーンランタで行われた世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズの「Motonet GP」ラッペーンランタ大会が行われ、男子走高跳では長谷川直人(新潟アルビレックスRC)が2m21で2位入賞を果たした。 長谷川は今月15日にタイ・バンコクで行われたアジア選手権では2m23をマークして4位。その後、一度日本に帰国してからフィンランドに渡る強行日程での試合となった。 2m10から跳び始め、2m15、2m18と立て続けに1回でクリアすると、2m21も3回目に成功させた。優勝したR.ペトルク(ウクライナ)とは同記録で並んだものの、試技数差で決着がついた。 新潟県出身の長谷川は26歳。新発田中央高時代はインターハイ入賞の経験はないが、新潟医療福祉大の3年だった17年に日本選手権3位に入り注目を浴びた。翌年には日本インカレで全国初優勝を飾り、以降は全国大会で安定した成績を残している。 今年6月の日本選手権では2m25で2位となり、現時点ではブダペスト世界選手権に出場が可能なワールドランキングのターゲットナンバー圏内につけている。今大会の結果でも得点を稼ぎ、世界選手権出場に一歩前進した。 また、女子やり投で佐藤友佳(ニコニコのり)が59m53で2位。佐藤は6月からフィンランドで試合を重ねており、Motonet GPでは6月と7月に1度ずつ優勝。今月8日のオウル大会では60m31をマークしている。また、長麻尋(国士舘クラブ)が54m68で7位。優勝は61m16を投げた21年東京五輪代表のA.コチナ(ラトビア)だった。 このほか男子100mで竹田一平(スズキ)が10秒42(±0)で4位。女子400mハードルで梅原紗月(住友電工)が58秒07で5位だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.12

日本GPシリーズチャンピオンは福部真子と筒江海斗!種目別800mは落合晃&久保凛の高校日本記録保持者コンビがV、女子1500m田中希実が4連覇

日本グランプリ(GP)シリーズ2024のシリーズチャンピオンが発表され、男子は400mハードルの筒江海斗(ST-WAKO)、女子は100mハードルの福部真子(日本建設工業)と、ともにパリ五輪のハードル種目代表が初の栄冠に […]

NEWS 青学大・原晋監督 連覇へ「山で区間新を出せる準備」チームの雰囲気「単なる仲良しクラブじゃない」

2024.12.12

青学大・原晋監督 連覇へ「山で区間新を出せる準備」チームの雰囲気「単なる仲良しクラブじゃない」

第101回箱根駅伝に出場する前回王者の青学大が、東京の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。その後、会見が開かれて報道陣の取材に応えた。 原監督が掲げた恒例の作戦名は「あいたいね大作戦」。 […]

NEWS 青学大がキャンパスで箱根駅伝壮行会 太田蒼生「俺が箱根を勝たせてやる」残り3週間で体調管理徹底で臨む構え

2024.12.12

青学大がキャンパスで箱根駅伝壮行会 太田蒼生「俺が箱根を勝たせてやる」残り3週間で体調管理徹底で臨む構え

第101回箱根駅伝に出場する前回王者の青学大が、東京の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 関係者だけでなく、学生やファンなどが見守るなか、一部授業のある選手以外が一人ひとりあいさつ。主 […]

NEWS 世界陸連が6つの世界記録を承認 川野将虎が男子35km初代世界記録保持者に

2024.12.12

世界陸連が6つの世界記録を承認 川野将虎が男子35km初代世界記録保持者に

12月11日、世界陸連は5月から10月にかけて誕生した世界記録を正式に承認したことを発表した。 10月27日の日本選手権35km競歩(山形・高畠)で、川野将虎(旭化成)が樹立した2時間21分47秒も世界記録として認定。同 […]

NEWS 月刊陸上競技2025年1月号

2024.12.12

月刊陸上競技2025年1月号

Contents W別冊付録 箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望 大会報道 福岡国際マラソン 吉田祐也 日本歴代3位の激走 涙の復活劇 全日本実業団対抗女子駅伝 JP日本郵政グループ 4年ぶりV 地域実業団駅伝 中学 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top