HOME 海外

2023.05.28

砲丸投ライアン・クルーザーが23m56!!自身の世界記録を19cm更新
砲丸投ライアン・クルーザーが23m56!!自身の世界記録を19cm更新

男子砲丸投第一人者のクルーザー(米国)。写真は2022年オレゴン世界陸上

WA(世界陸連)コンチネンタルツアー・ゴールドのUSATFロサンゼルスグランプリが米国で5月27日に開催され、男子砲丸投でライアン・クルーザー(米国)が23m56の世界新記録を樹立した。一昨年に自身が作った23m37の世界記録を19cm更新。「すごく興奮している。洗練された一投という感じではなく、1トンのパワーが自分にあってそれを受けたかのように感じた」とコメントしている。

クルーザーは1回目から23m23、2回目に23m31と圧倒的なパフォーマンスを見せると、4回目に23m56をプット。砲丸投の砂場に設けられていた壁に当たりそうになるほどのビッグショットだった。

広告の下にコンテンツが続きます

16年リオ、21年東京と五輪で連覇しているクルーザー。叔父、いとこがやり投の五輪代表、父も円盤投の全国レベルという投てき一家に生まれ、ジュニア時代から世界大会で活躍してきた。地元で行われた昨年のオレゴン世界選手権では初優勝を飾っている。

今年2月にアイダホ州ポカテロで開催されたシンプロット・ゲームズで23m38を投げたが、サークルの設計に不備があったとして世界記録が取り消されていた。

WA(世界陸連)コンチネンタルツアー・ゴールドのUSATFロサンゼルスグランプリが米国で5月27日に開催され、男子砲丸投でライアン・クルーザー(米国)が23m56の世界新記録を樹立した。一昨年に自身が作った23m37の世界記録を19cm更新。「すごく興奮している。洗練された一投という感じではなく、1トンのパワーが自分にあってそれを受けたかのように感じた」とコメントしている。 クルーザーは1回目から23m23、2回目に23m31と圧倒的なパフォーマンスを見せると、4回目に23m56をプット。砲丸投の砂場に設けられていた壁に当たりそうになるほどのビッグショットだった。 16年リオ、21年東京と五輪で連覇しているクルーザー。叔父、いとこがやり投の五輪代表、父も円盤投の全国レベルという投てき一家に生まれ、ジュニア時代から世界大会で活躍してきた。地元で行われた昨年のオレゴン世界選手権では初優勝を飾っている。 今年2月にアイダホ州ポカテロで開催されたシンプロット・ゲームズで23m38を投げたが、サークルの設計に不備があったとして世界記録が取り消されていた。

【動画】壁に当たりそう!クルーザーの世界新ビッグショット

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.15

編集部コラム「私のインターハイ地区大会」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 広告の下にコンテンツが続きます 攻め(?)のアンダーハンドリレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃 […]

NEWS NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会

2025.06.15

NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の2日目が6月15日に行われ、最終種目のNCG男子5000mはB.キプトゥー(麗澤大)が13分46秒77で1着を占め […]

NEWS 小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

2025.06.15

小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]

NEWS 久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

2025.06.15

久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

◇インターハイ近畿地区大会(6月12~15日/京都市・たけびしスタジアム京都)4日目 広島インターハイを懸けた近畿地区大会の4日目が行われ、女子800mは久保凛(東大阪大敬愛3大阪)が昨年自らがマークした大会記録を0.7 […]

NEWS 青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

2025.06.15

青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NDG)の1日目が6月14日に行われ、雨のなか、各組で好レースが繰り広げられた。 男子10000mでは2組で1着(28分53 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top