HOME 国内

2023.05.07

寺田明日香12秒86の自己新「まだいける」休養経て新境地で五輪へ/木南記念
寺田明日香12秒86の自己新「まだいける」休養経て新境地で五輪へ/木南記念

23年木南記念女子100mHに優勝した寺田明日香

女子100mH日本歴代10傑をチェック

12.73 1.1 福部 真子(日本建設工業)   2022. 9.25
12.86 -0.2 青木 益未(七十七銀行)    2022. 4.10
12.86 0.7 寺田明日香(ジャパンクリエイト)2023. 5. 7
12.91 0.7 田中 佑美(富士通)      2023. 5. 7
13.00 0.7 金沢イボンヌ(佐田建設)    2000. 7.16
13.00 1.5 鈴木 美帆(長谷川体育施設)  2021. 6. 6
13.02 1.4 池田久美子(スズキ)      2007. 4.29
13.02 -0.6 紫村 仁美(佐賀陸協)     2013. 6. 8
13.02 1.1 清山ちさと(いちご)      2022. 7. 9
13.03 -0.6 木村 文子(エディオン)    2013. 6. 8

◇第10回木南記念(5月6、7日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 日本グランプリシリーズG1の木南記念の2日目に女子100mハードルが行われ、東京五輪代表の寺田明日香(ジャパンクリエイト)が12秒86(+0.7)で優勝した。 2年前に日本人初の12秒8台をマークした木南記念で快走を見せた。織田記念で12秒台に突入して勢いに乗る田中佑美(富士通)を抑えV。自身が作った大会記録12秒87を0.01秒更新する自己新は、青木益未(七十七銀行)に並ぶ日本歴代2位タイとなる。 「まだ浮いている感じがありましたし、最後は疲れちゃった」とおどける寺田。だが、その強さはさすがの一言だ。昨年の夏以降は「東京五輪に出るためにやってきて気持ちも切れた」こともあり休養を決意。「また走りたいと思えるまで」と気持ちをリフレッシュした。 それが結果的に「良かったです」。トレーニングは順調に積み、「スプリントを重点的にやってきて、体幹周りを使って走れるようになった。力より効率」と、年齢を重ねるにつれて、研ぎ澄ませられている。悪コンディションでの好記録に「まだ余裕もあるので、もう少し出るかな」と、12秒7台に手応えをつかむ。 ブダペスト世界選手権は「参加標準記録(12秒78)を切らないと出ないつもり」と明言している寺田。最大目標は集大成と位置づける来年のパリ五輪を見据えており、「観客の入ったオリンピックで走りたい」。12秒台6、7台を「今年中に出したい」と視界にとらえた。

女子100mH日本歴代10傑をチェック

12.73 1.1 福部 真子(日本建設工業)   2022. 9.25 12.86 -0.2 青木 益未(七十七銀行)    2022. 4.10 12.86 0.7 寺田明日香(ジャパンクリエイト)2023. 5. 7 12.91 0.7 田中 佑美(富士通)      2023. 5. 7 13.00 0.7 金沢イボンヌ(佐田建設)    2000. 7.16 13.00 1.5 鈴木 美帆(長谷川体育施設)  2021. 6. 6 13.02 1.4 池田久美子(スズキ)      2007. 4.29 13.02 -0.6 紫村 仁美(佐賀陸協)     2013. 6. 8 13.02 1.1 清山ちさと(いちご)      2022. 7. 9 13.03 -0.6 木村 文子(エディオン)    2013. 6. 8

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.16

古賀ジェレミーが110mH13秒45の高校新記録! 「もう少し上げられる自信がついた」/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、男子110mハードル決勝で古賀ジ […]

NEWS 100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東

2025.06.16

100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東

女子100mH高校歴代10傑をチェック! 13.31 0.7 井上凪紗(滝川二3兵庫) 2025. 5.30 13.33 1.3 石原南菜(白鴎大足利2栃木) 2025. 6.16 13.34 -0.3 小林歩未(市船橋 […]

NEWS 110mH・古賀ジェレミーが特大高校新13秒45!!準決勝の記録をさらに0.13秒更新/IH南関東

2025.06.16

110mH・古賀ジェレミーが特大高校新13秒45!!準決勝の記録をさらに0.13秒更新/IH南関東

男子110mH高校歴代10傑+パフォーマンス10 13.45 0.1 古賀ジェレミー(東京3東京) 2025. 6.16 13.58 -0.1 古賀 2 2025. 6.16 13.59 -0.7 古賀 3 2024. […]

NEWS クレイ・アーロン竜波が800m1分46秒31! ポートランドのレースで6年ぶり自己ベスト更新

2025.06.16

クレイ・アーロン竜波が800m1分46秒31! ポートランドのレースで6年ぶり自己ベスト更新

【動画】クレイ・アーロン竜波が6年ぶりベスト! 800mのレースをチェック 7レーン外側の白いユニフォームがクレイ・アーロン竜波。5レーンがD.ブレイジャー

NEWS 女子400mHサザーランドが52秒46の全米学生新V 女子3000m障害レンゴールは今季世界最高の8分58秒15/全米学生選手権

2025.06.16

女子400mHサザーランドが52秒46の全米学生新V 女子3000m障害レンゴールは今季世界最高の8分58秒15/全米学生選手権

6月11日から14日、米国オレゴン州ユージンで全米学生選手権が開催され、女子400mハードルではS.サザーランド(ミシガン大/カナダ)が52秒46の全米学生新で優勝を飾った。 サザーランドは昨年のパリ五輪では7位に入って […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top