HOME 駅伝

2022.09.30

名門カネボウがチーム名「花王」に変更 ニューイヤー駅伝4回優勝
名門カネボウがチーム名「花王」に変更 ニューイヤー駅伝4回優勝

花王株式会社は9月30日、カネボウ陸上競技部の運営母体を花王に移管し、「花王陸上競技部」として10月1日より新たなスタートを切ると発表した。

1950年に山口県防府市を拠点に「鐘紡陸上競技部」として創設。以来、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)では4回(74、76、77年、96年)の優勝を誇る。2000年度からは「カネボウ」となり、今年のニューイヤー駅伝まで通算59回出場している。

広告の下にコンテンツが続きます

個人でも1960年ローマ五輪マラソン代表の貞永信義や、伊藤國光、現監督でシドニー五輪10000m7位・マラソン・5000m・10000mの元日本記録保持者の高岡寿成、現コーチの入船敏ら名ランナーを輩出してきた。カネボウが2006年に花王の子会社となり拠点を東京都世田谷区に移転。現在はマラソンでパリ五輪MGC出場権を持つ青木優や、矢野圭吾、平和真、前田恋弥、池田耀平らが所属している。

運営母体を花王に移管するにともない同社は「競技での成果を追求していくことはもとより、花王のESG経営のもと、陸上競技を通じた社会貢献活動や、社内外の健康開発に寄与する活動をさらに拡大するなど、事業活動への貢献も見据えた、新たな付加価値を創出する次世代型の実業団チームとして大きな進化を遂げてまいります」とし、ニューイヤー駅伝優勝や世界大会に選手を送り込むことを目指して「RUN with HOPE」のスローガンのもとで「チーム一丸となってさらなる高みに挑戦してまいります」とコメントを発表している。スタッフ4名、選手15名で変更はない。

花王株式会社は9月30日、カネボウ陸上競技部の運営母体を花王に移管し、「花王陸上競技部」として10月1日より新たなスタートを切ると発表した。 1950年に山口県防府市を拠点に「鐘紡陸上競技部」として創設。以来、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)では4回(74、76、77年、96年)の優勝を誇る。2000年度からは「カネボウ」となり、今年のニューイヤー駅伝まで通算59回出場している。 個人でも1960年ローマ五輪マラソン代表の貞永信義や、伊藤國光、現監督でシドニー五輪10000m7位・マラソン・5000m・10000mの元日本記録保持者の高岡寿成、現コーチの入船敏ら名ランナーを輩出してきた。カネボウが2006年に花王の子会社となり拠点を東京都世田谷区に移転。現在はマラソンでパリ五輪MGC出場権を持つ青木優や、矢野圭吾、平和真、前田恋弥、池田耀平らが所属している。 運営母体を花王に移管するにともない同社は「競技での成果を追求していくことはもとより、花王のESG経営のもと、陸上競技を通じた社会貢献活動や、社内外の健康開発に寄与する活動をさらに拡大するなど、事業活動への貢献も見据えた、新たな付加価値を創出する次世代型の実業団チームとして大きな進化を遂げてまいります」とし、ニューイヤー駅伝優勝や世界大会に選手を送り込むことを目指して「RUN with HOPE」のスローガンのもとで「チーム一丸となってさらなる高みに挑戦してまいります」とコメントを発表している。スタッフ4名、選手15名で変更はない。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.04

織田裕二、今田美桜、Kがキター!!日本代表を聖地で激励「実力はあるから楽しんで」/東京世界陸上

東京世界選手権の開幕を控える9月4日、都内で壮行会が開かれ、その後に選手は国立競技場へ移動。練習公開と取材対応があった。 国立競技場へ移動した選手たちをサプライズが待っていた。大会のスペシャルアンバサダーを務める俳優の織 […]

NEWS 17歳・久保凛が800mで初の大舞台へ 「国立で楽しんで走れたらいい」/東京世界陸上

2025.09.04

17歳・久保凛が800mで初の大舞台へ 「国立で楽しんで走れたらいい」/東京世界陸上

東京世界選手権の開幕を控える9月4日、都内で壮行会が開かれ、その後に選手は国立競技場へ移動。練習公開と取材対応があった。 女子800mに出場する久保凛(東大阪大敬愛高3)は「今回初めての世界陸上が東京で開催されるというこ […]

NEWS 男子マイルリレー悲願のメダルへ! 中島佑気ジョセフ「僕がリーダーとして」佐藤風雅「個々のレベルは過去最高」/東京世界陸上

2025.09.04

男子マイルリレー悲願のメダルへ! 中島佑気ジョセフ「僕がリーダーとして」佐藤風雅「個々のレベルは過去最高」/東京世界陸上

東京世界選手権の開幕を控える9月4日、都内で壮行会が開かれ、その後に選手は国立競技場へ移動。練習公開と取材対応があった。 初のメダル獲得を目指し、男子4×400mリレーチームが最後の調整を進める。 中心となるのは個人の4 […]

NEWS 男子4継 悲願のメダルへ 桐生祥秀、鵜澤飛羽が軸「過去最高のメンバー」/東京世界陸上

2025.09.04

男子4継 悲願のメダルへ 桐生祥秀、鵜澤飛羽が軸「過去最高のメンバー」/東京世界陸上

東京世界選手権の開幕を控える9月4日、都内で壮行会が開かれ、その後に選手は国立競技場へ移動。練習公開と取材対応があった。 「過去最高のメンバー」 リレーの主将に任命された桐生祥秀(日本生命)の言葉に熱がこもる。最終日に決 […]

NEWS いざ、出陣!日本代表壮行会 村竹ラシッド「一緒に盛り上げていきましょう!」/東京世界陸上

2025.09.04

いざ、出陣!日本代表壮行会 村竹ラシッド「一緒に盛り上げていきましょう!」/東京世界陸上

9月13日に開幕する東京世界選手権を控える9月4日、日本代表壮行会が東京・明治記念館で行われた。 総勢80名になった東京世界選手権の日本代表。この日は一部選手を除くものの、代表選手44名が一堂に会し、「サンライズレッド」 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top