2022.09.26
世界陸連(WA)は9月23日、2001年から2013年にかけて開催された大会において、年齢詐称があった11名の成績を無効とすることを発表した。そのうち、9名は実際の年齢が高く(オーバーエイジ)、2名は実際の年齢が低かった(アンダーエイジ)。
対象となった選手と主な成績は次の通り。カッコ内の国籍の次にあるのが無効理由。性別はいずれも男子。
・史冬鵬(中国/オーバーエイジ)→02年世界ジュニア選手権110mハードル銀メダル
・A.N.キブラブ(エリトリア/オーバーエイジ)→13年世界ユース選手権3000m5位
・A.ケベデ(エチオピア/オーバーエイジ)→07年世界クロカン選手権6km16位
・M.セボカ(エチオピア/アンダーエイジ)→05年世界選手権マラソン48位
・L.ダーメ(モロッコ/オーバーエイジ)→02年世界ジュニアクロカン選手権29位、03年世界ジュニアクロカン選手権18位
・A.S.アル・アムリ(サウジアラビア/オーバーエイジ)→06年世界ジュニア選手権3000m10位
・S.M.アルダウッディ(サウジアラビア/オーバーエイジ)→01年世界ユース選手権円盤投5位、02年世界ジュニア選手権円盤投予選、04年世界ジュニア選手権円盤投9位
・S.A.アル・ハブシ(サウジアラビア/オーバーエイジ)→01年世界ユース選手権砲丸投12位
・I.アル・サバニ(サウジアラビア/オーバーエイジ)→05年世界ユース選手権800m7位、メドレーリレー銅メダル、08年世界ジュニア選手権400m8位、4×400mリレー6位
・A.N.H.アル・シャルファ(サウジアラビア/オーバーエイジ)→03年世界ユース選手権走幅跳銅メダル、06年世界ジュニア選手権走幅跳予選
・T.ベルコルキ(モロッコ/アンダーエイジ)→07年世界ユース選手権1500m6位、08年世界ジュニア選手権1500m6位
これにより、02年の世界ジュニア選手権男子110mハードル、03年の世界ユース選手権男子走幅跳、05年世界ユース選手権メドレーリレーは繰り上げによるメダルの授与が行われる。そのほかの大会、種目についても順位が繰り上がる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.06
10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット
2025.11.06
RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加
-
2025.11.05
-
2025.11.05
-
2025.11.05
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
-
2025.11.02
-
2025.11.03
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.06
クイーンズ駅伝エントリー発表! 日本郵政グループ・廣中璃梨佳、積水化学・新谷仁美、しまむら・安藤友香らが登録 第一生命グループは鈴木優花が外れる
11月6日、日本実業団連合は第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)のエントリー選手を発表した。 前回4年ぶり4回目の優勝を飾ったJP日本郵政グループはVメンバーの鈴木亜由子、廣中璃梨佳、菅田雅香ら全員が登録。 […]
2025.11.06
10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット
関東学生陸上競技連盟は、主催の10000m記録挑戦競技会について、今年は11月15日の日体大長距離競技会(横浜市・日体大健志台)、11月22日のMARCH対抗戦(東京・町田市)、11月22日の東海大長距離競技会(秦野市) […]
2025.11.06
RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加
11月6日、日本陸連は11月29日に開催される「RIKUJO フェスティバル in 国立競技場」に参加するゲストアスリートを発表した。 同イベントは連盟創立100周年を記念して開かれるもの。参加者とトップアスリートが一緒 […]
2025.11.05
全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕
全国高校駅伝の出場権を懸けた都道府県高校駅伝が11月4日の埼玉をもってすべて終了し、都道府県代表がすべて出そろった。 昨年の全国大会は男子が佐久長聖、女子は長野東といずれも長野勢が優勝を遂げた。全国2連覇中の佐久長聖は県 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望