HOME PR、アイテム

2021.11.15

「残存効果」でフォームを改善 理想の走り方をマスターするトレーニング/PR
「残存効果」でフォームを改善 理想の走り方をマスターするトレーニング/PR


 速い選手とそうでない選手は何が違うのだろうか。筋力、体格、ピッチの速さ、ストライドの長さなど考えられる要因はいくつもあるが、大きな違いを挙げるとすれば「フォーム」ではないだろうか。
 もちろん、誰しもが同じフォームで走れるわけではないが、今より効率の良い動きができればさらにタイムを縮められる可能性は高いだろう。そこで、ランニングフォームの研究を長年続けている田邉潤先生(早大本庄高・埼玉)に、自ら開発・監修したニシ・スポーツの『ランニングマスターⅡ』を使ってフォームを改良するトレーニングを紹介していただいた。

田邊 潤
埼玉・早稲田大学本庄高等学院教諭
1957年12月14日生まれ
神奈川・鎌倉高校→早稲田大学→筑波大学大学院
現役時代は走高跳が専門で、自己ベストは2m11。早大時代に1978 年日本インカレ7位、79年関東インカレ3位などの成績を残す。現在は陸上競技部顧問として多くの選手を北関東大会、全国大会に導いている。

速い選手の共通点とは

 速い選手の走る姿は美しい。ランニングフォームには「個性が出る」とよく言われるが、それでもトップアスリートのフォームが洗練されているのは誰が見ても明らかだろう。

 つまり、速い選手のフォームには共通する“何か”がある。そこで役に立つのがニシ・スポーツが販売している『ランニングマスターⅡ』。速い選手のフォームを疑似体験し、そこに近づくためのアイテムだ。

広告の下にコンテンツが続きます

 考案者である田邉潤先生(早大本庄高・埼玉)は「残存効果」というキーワードとともにランニングマスターⅡの使い方を教えてくれた。

「ランニングマスターⅡは筋力を高めるというよりも、速く走る技術を短期間で向上させるものです。踵と腰をゴムで結び、良い動きを体感することで、装着後はスピードが出る走りが身につくようになっています」

 速い選手のフォームは、地面を蹴った後に脚が流れることなく素早く膝がたたまれるという特徴がある(写真1、2参照)。これが脚の「引き付け」で、ランニングマスターⅡではゴムチューブが縮むことで通常よりも楽に引き付け動作ができる。

広告の下にコンテンツが続きます

脚の引き付け動作が改善


 また、次の1歩を踏み込む際にはゴムが伸びるため、脚を地面に力強く下ろす感覚を意識しやすい。腿上げ(ももあげ)などでそういった感覚を身につけてからランニングマスターⅡを外して走ると、装着時の感覚が「残存効果」として残り、より理想的な動きがしやすくなるのだ。

「初心者だけでなく、上級者でもランニングフォームを考える上で役に立つと思います。もちろん、陸上競技以外のスポーツをしている人にも効果的です」(田邊先生)

繰り返すことで定着する

 ランニングマスターⅡでは効率の良い脚の動かし方を覚えることで、ピッチとストライド両方の改善が期待できる。具体的には引き付け動作の改善でピッチが速くなり、接地が力強くなることでストライドが伸びるという仕組みだ。また、肩ベルトがあることで理想的なフォームを意識しやすいというメリットもある。

「通常であればミニハードルなどで時間をかけて習得する動きを、その場ですぐに体感できるのがランニングマスターⅡの良い点です。特に、外した直後は感覚の違いがわかりやすいと思います。踵がしっかり上下方向に動くようになって、直線的な引き付けができるようになります。接地時間も短くなります」

 では、ランニングマスターⅡは普段の練習にはどのように取り入れていくべきだろうか。

「練習の最初に、動きづくりとして導入するのが良いと思います。あまり日数を空けるのではなく、毎日繰り返すことで理想的なフォームが身についていきます」

 陸上競技の原点であるランニング技術を磨くには、良い動きの感覚を身体に覚え込ませることが肝心。ランニングマスターⅡの「残存効果」を活用し、速い選手の動きを自分のものにしていこう。

ランニングマスターⅡを使ったトレーニング

①腿上げ

『ランニングマスターⅡ』を装着しての腿上げ。1歩で30cmを目安に少しずつ進む。足が地面に接地したらすぐに離すイメージで、踵を上下に動かすようにする

②その場での腿上げ

『ランニングマスターⅡ』に牽引ベルトをつけてその場で腿上げをする。やや前傾し、踵を上下にまっすぐ動かすことを意識。補助者は座って引っ張る

③スタート~中間疾走(腿上げ)

②と同様にベルトで引っ張ってもらいながらその場で腿上げをする。最初は前傾し、そこから身体を起こしていくことで短距離走のスタートから中間疾走までの動きをシミュレーションできる

④動きながらの腿上げ

牽引ベルトをつけて1歩30cmを目安に腿上げをしながらゆっくり進む(補助者は半歩ずつ)

『ランニングマスターⅡ』を使ったトレーニング前後のスプリントフォーム。脚が上下にロスなく動くようになり、ピッチとストライドが改善している

装着して腿上げをすることで
スピードを生み出す疾走フォームを習得
「ランニングマスターⅡ」


本体価格:¥7,700(税込)
品番:NT7712B
適応身長:145cm~185cm
商品構成:チェストベルト(ウエストサイズ50~95cm)、
チューブ×2本、アンクルストラップ×2個、牽引ベルト
サイズ:(チューブ)L55cm(牽引ベルト)L2.6m
重量:約660g
材質:(ベルト)ナイロン(チューブ)TPR
台湾製

※この記事は『月刊陸上競技』2021年12月号に掲載しています

<関連リンク>
ランニングマスターⅡ(公式オンラインショップ)
ニシスポーツ(公式サイト)

 速い選手とそうでない選手は何が違うのだろうか。筋力、体格、ピッチの速さ、ストライドの長さなど考えられる要因はいくつもあるが、大きな違いを挙げるとすれば「フォーム」ではないだろうか。  もちろん、誰しもが同じフォームで走れるわけではないが、今より効率の良い動きができればさらにタイムを縮められる可能性は高いだろう。そこで、ランニングフォームの研究を長年続けている田邉潤先生(早大本庄高・埼玉)に、自ら開発・監修したニシ・スポーツの『ランニングマスターⅡ』を使ってフォームを改良するトレーニングを紹介していただいた。 田邊 潤 埼玉・早稲田大学本庄高等学院教諭 1957年12月14日生まれ 神奈川・鎌倉高校→早稲田大学→筑波大学大学院 現役時代は走高跳が専門で、自己ベストは2m11。早大時代に1978 年日本インカレ7位、79年関東インカレ3位などの成績を残す。現在は陸上競技部顧問として多くの選手を北関東大会、全国大会に導いている。

速い選手の共通点とは

 速い選手の走る姿は美しい。ランニングフォームには「個性が出る」とよく言われるが、それでもトップアスリートのフォームが洗練されているのは誰が見ても明らかだろう。  つまり、速い選手のフォームには共通する“何か”がある。そこで役に立つのがニシ・スポーツが販売している『ランニングマスターⅡ』。速い選手のフォームを疑似体験し、そこに近づくためのアイテムだ。  考案者である田邉潤先生(早大本庄高・埼玉)は「残存効果」というキーワードとともにランニングマスターⅡの使い方を教えてくれた。 「ランニングマスターⅡは筋力を高めるというよりも、速く走る技術を短期間で向上させるものです。踵と腰をゴムで結び、良い動きを体感することで、装着後はスピードが出る走りが身につくようになっています」  速い選手のフォームは、地面を蹴った後に脚が流れることなく素早く膝がたたまれるという特徴がある(写真1、2参照)。これが脚の「引き付け」で、ランニングマスターⅡではゴムチューブが縮むことで通常よりも楽に引き付け動作ができる。

脚の引き付け動作が改善

 また、次の1歩を踏み込む際にはゴムが伸びるため、脚を地面に力強く下ろす感覚を意識しやすい。腿上げ(ももあげ)などでそういった感覚を身につけてからランニングマスターⅡを外して走ると、装着時の感覚が「残存効果」として残り、より理想的な動きがしやすくなるのだ。 「初心者だけでなく、上級者でもランニングフォームを考える上で役に立つと思います。もちろん、陸上競技以外のスポーツをしている人にも効果的です」(田邊先生)

繰り返すことで定着する

 ランニングマスターⅡでは効率の良い脚の動かし方を覚えることで、ピッチとストライド両方の改善が期待できる。具体的には引き付け動作の改善でピッチが速くなり、接地が力強くなることでストライドが伸びるという仕組みだ。また、肩ベルトがあることで理想的なフォームを意識しやすいというメリットもある。 「通常であればミニハードルなどで時間をかけて習得する動きを、その場ですぐに体感できるのがランニングマスターⅡの良い点です。特に、外した直後は感覚の違いがわかりやすいと思います。踵がしっかり上下方向に動くようになって、直線的な引き付けができるようになります。接地時間も短くなります」  では、ランニングマスターⅡは普段の練習にはどのように取り入れていくべきだろうか。 「練習の最初に、動きづくりとして導入するのが良いと思います。あまり日数を空けるのではなく、毎日繰り返すことで理想的なフォームが身についていきます」  陸上競技の原点であるランニング技術を磨くには、良い動きの感覚を身体に覚え込ませることが肝心。ランニングマスターⅡの「残存効果」を活用し、速い選手の動きを自分のものにしていこう。

ランニングマスターⅡを使ったトレーニング

①腿上げ 『ランニングマスターⅡ』を装着しての腿上げ。1歩で30cmを目安に少しずつ進む。足が地面に接地したらすぐに離すイメージで、踵を上下に動かすようにする ②その場での腿上げ 『ランニングマスターⅡ』に牽引ベルトをつけてその場で腿上げをする。やや前傾し、踵を上下にまっすぐ動かすことを意識。補助者は座って引っ張る ③スタート~中間疾走(腿上げ) ②と同様にベルトで引っ張ってもらいながらその場で腿上げをする。最初は前傾し、そこから身体を起こしていくことで短距離走のスタートから中間疾走までの動きをシミュレーションできる ④動きながらの腿上げ 牽引ベルトをつけて1歩30cmを目安に腿上げをしながらゆっくり進む(補助者は半歩ずつ) 『ランニングマスターⅡ』を使ったトレーニング前後のスプリントフォーム。脚が上下にロスなく動くようになり、ピッチとストライドが改善している

装着して腿上げをすることで スピードを生み出す疾走フォームを習得 「ランニングマスターⅡ」

本体価格:¥7,700(税込) 品番:NT7712B 適応身長:145cm~185cm 商品構成:チェストベルト(ウエストサイズ50~95cm)、 チューブ×2本、アンクルストラップ×2個、牽引ベルト サイズ:(チューブ)L55cm(牽引ベルト)L2.6m 重量:約660g 材質:(ベルト)ナイロン(チューブ)TPR 台湾製 ※この記事は『月刊陸上競技』2021年12月号に掲載しています <関連リンク> ランニングマスターⅡ(公式オンラインショップ) ニシスポーツ(公式サイト)

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.28

走幅跳・橋岡優輝 小学生対象「ジャンプ」クリニック開催!「身体動かす楽しさ感じて」元日本記録保持者の両親と一緒に指導

アスリートのマネジメント事業を手掛ける株式会社UDN SPORTSは、契約選手で男子走幅跳日本代表の橋岡優輝(富士通)による「HASHIOKA JUMP ACADEMY」を11月16日に開催すると発表した。 橋岡は8m3 […]

NEWS 各地で都道府県高校駅伝続々開催 週末の3連休は30都府県 11月4日に都道府県代表決定

2025.10.27

各地で都道府県高校駅伝続々開催 週末の3連休は30都府県 11月4日に都道府県代表決定

年末の全国高校駅伝の出場権を懸けた高校駅伝都道府県大会が各地で行われている。 今週は、明日10月28日の長崎をはじめ、平日にも順次実施され、週末の3連休(11月1日~3日)には一気に30都府県で開催。11月4日の埼玉をも […]

NEWS 男子は鳥栖工が16連覇 節目の50回目の都大路へ! 女子は佐賀清和が2年ぶりV/佐賀県高校駅伝

2025.10.27

男子は鳥栖工が16連覇 節目の50回目の都大路へ! 女子は佐賀清和が2年ぶりV/佐賀県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた佐賀県高校駅伝が10月26日、佐賀市立スポーツパーク川副多目的広場北道路を発着点とするコースで行われ、男子(7区間42.195km)は鳥栖工が2時間6分6秒で16年連続50回目の優勝を果たした […]

NEWS 関東学生連合チーム 個人枠選手が発表! 東大・秋吉拓真が2年連続選出 東大院・本多健亮もメンバー入り/箱根駅伝

2025.10.27

関東学生連合チーム 個人枠選手が発表! 東大・秋吉拓真が2年連続選出 東大院・本多健亮もメンバー入り/箱根駅伝

10月27日、関東学生陸上競技連盟は、第102回箱根駅伝にオープン参加で出場する関東学生連合チームの出場選手の一部を発表した。 関東学生連合チームは前回まで予選会の落選校の所属選手のうち、各校1名で、予選会個人順位の上位 […]

NEWS 世界陸上マラソン金のシンブ、ジェプチルチルらがノミネート 世界陸連年間最優秀選手スタジアム外部門の候補発表!

2025.10.27

世界陸上マラソン金のシンブ、ジェプチルチルらがノミネート 世界陸連年間最優秀選手スタジアム外部門の候補発表!

10月27日、世界陸連(WA)はワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」のスタジアム外種目候補選手を発表した。 男子では9月の東京世界選手権マラソン金メダルのA.シンブ(タンザ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top