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2020.12.28

PlayBack箱根駅伝2018/青学大が復路で逆転! 史上6校目の総合4連覇
PlayBack箱根駅伝2018/青学大が復路で逆転! 史上6校目の総合4連覇

 平成以降の箱根駅伝を振り返る「PlayBack箱根駅伝」。今回は青学大が充実の戦力で歴代6校目の総合4連覇を達成した第94回大会(2018年)を紹介する。大会の歴史を知ることで、正月の箱根路がより楽しみになるかも!?

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往路は東洋大が独走V
青学大は6区で首位、7区林が区間新!

 前回大会で総合3連覇を達成し、史上4校目の学生三大駅伝3冠を成し遂げるなど2016年度は青学大がその強さを見せつけた。しかし、17年度になると、10月の出雲は東海大が10年ぶりに制し、11月の全日本は神奈川大が20年ぶりの優勝。一方の王者・青学大は出雲2位、全日本3位と敗れた。正月の94回大会はこの「3強」が注目を集め、激戦が予想された。

 出場は例年通り関東学生連合を含む21チーム。10月の予選会では明大、日大といった伝統校に加え、前回2度目の箱根路に挑んだ創価大が敗退。代わって、中大、城西大、東京国際大がそれぞれ2年ぶりに本戦に復帰した。

 1区は、17km付近で六郷橋に差し掛かるあたりで先頭に立った東洋大のルーキー・西山和弥がそのまま快走し、トップで中継。87回大会(2011年)の大迫傑(早大/現・Nike)以来、7年ぶりに1年生が1区を制した。14秒差の2位は國學院大。以下、駒大、日体大と続き、青学大はトップの東洋大から25秒差の5位。さらに神奈川大は28秒差の6位、東海大は32秒差の7位と「3強」は7秒差の接戦で2区につないだ。

 花の2区では前回区間賞の神奈川大・鈴木健吾(4年)と、青学大の森田歩稀(3年)が先行するチームをかわし、2位争いを演じながら先頭の東洋大・相澤晃(2年)をうかがう。だが、相澤も安定したペースを刻み、最後までトップを守った。次いで、森田が終盤に鈴木を振り切り、相澤から22秒差で中継。13人抜きで4位まで一気に押し上げた山梨学大のドミニク・ニャイロ(3年)とともに1時間7分15秒で区間賞を分け合った。鈴木は森田から14秒遅れの3位で中継所に飛び込み、東海大は東洋大から2分09秒差の7位と遠のいた。

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東洋大が往路を席巻。2区の相澤晃(左)がエース区間の2区で首位を守ると、3区の山本修二は区間賞でリードを広げた

 3区も東洋大が首位をひた走った。山本修二(3年)は序盤こそ、青学大・田村和希(4年)の猛追で一時は12秒差まで迫られるが、終盤に田村がペースダウンすると、押し返していく。最終的には山本が区間賞を獲得。区間2位の田村に24秒勝ち、リードを46秒と広げた。後方では早大が6位から3位に躍進し、神奈川大は4位に後退。2区で13位から5位にジャンプアップした拓大は順位をキープした。

 前回大会から距離が変更された4区。東洋大の吉川洋次(1年)は前回の区間賞タイムを大幅に上回るペースで2位・青学大とのリードを拡大。区間2位の好走で、小田原中継所では2分03秒差まで広げた。区間賞を獲得したのは神奈川大・大塚倭(4年)。1時間2分21秒の区間新をマークして前を走る早大を抜き、2位の青学大とはこの区間だけで1分18秒縮めて36秒差に迫った。また区間8位までが前回の区間記録を上回った。

 東洋大は5区も1年生の田中龍誠を起用。2分以上もの「貯金」を生かし、マイペースで上っていく。2位の青学大・竹石尚人(2年)は着実にその差を詰めていくが、田中はトップを譲らず、4年ぶり6度目の往路優勝のフィニッシュテープを切った。タイムは5時間28分29秒。前回の青学大がマークした往路記録(5時間33分45秒)を5分以上も更新した。

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 青学大は36秒差で2位と復路での逆転に向けて射程圏にとらえた。3位は早大で、拓大が往路最高順位となる4位に食い込んだ。5位の法大は、小田原で14位発進だったものの、青木涼真(2年)が距離変更された前回の区間記録(1時間12分46秒)を1分02秒も上回る1時間11分44秒の区間新記録で9つ順位を上げた。優勝候補と目された東海大は東洋大から5分40秒差の9位、神奈川大は山での失速が響き、15位と大きく後退した。

 復路は青学大が描いた筋書き通りにレースが進んだ。3年連続6区となる小野田勇次(3年)が、首位の東洋大・今西駿介(2年)を15km付近で追いつくと、400mほど走ったところで引き離した。58分03秒と区間記録(58秒01秒)こそ、あと2秒届かなかったものの、「3度目の正直」で区間賞を獲得。2位の東洋大に52秒差をつけた。

 7区では「学生駅伝デビュー」となった青学大・林奎介(3年)が、驚異の走りで総合4連覇を手繰り寄せていく。ハイペースを保ったまま、1時間2分16秒で走破。88回大会(2012年)で設楽悠太(東洋大/現・Honda)が出した区間記録1時間2分32秒を更新した。さらに、8区の下田裕太(4年)もこの区間で3年連続の区間賞となる好走で、東洋大には6分15秒差と大きく広げた。

青学大は6区の小野田勇次(左)が区間賞の走りで首位に立つと、7区の林奎介は区間新で独走態勢を築いた

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 その後は青学大の「Vロード」。9区の近藤修一郎(4年)、10区の橋間貴弥(3年)もがっちり首位を守り、史上6校目の総合4連覇を達成した。タイムは10時間57分39秒で、距離変更(4区、5区)に伴い、大会記録となっていた前回の優勝記録11時間4分10秒を6分31秒更新。復路も4年連続で制した。

 2位は東洋大が入り、3位は早大。青学大の独走劇の中でも、東洋大は10区の小笹椋(3年)、早大は9区の清水歓太(3年)がそれぞれ区間賞で意地を見せた。4位の日体大は、6区終了時の11位から巻き返した。優勝候補の東海大は5位にとどまり、神奈川大は13位とまさかのシード落ちとなった。また、駒大が12位に終わり、9年ぶりにシード権を失った。金栗四三杯は7区区間新の青学大・林が受賞した。

<人物Close-up>
下田裕太(青学大4年)
 2年時から4年時まで8区を走り、この区間では史上初の3年連続区間賞を達成した。静岡・加藤学園高時代はインターハイ出場経験はなく、主な実績は高3の全国高校駅伝3区区間35位、全国都道府県対抗駅伝5区区間19位と、あまり目立つものではなかった。しかし、大学進学後に大きく成長を遂げ、2年以降はチームの主力となる。また、マラソンでも早くから適性を見せ、19歳で迎えた2016年2月の東京では、初マラソンながら2時間11分34秒をマークして日本人2番手の10位に入り、一気に注目を集めた。卒業後はGMOアスリーツに加入。今年3月の東京では2時間7分27秒(総合13位、日本人7番手)と4年ぶりに自己ベストを更新した。

<総合成績>
1位 青山学院大学 10.57.39(往路2位、復路1位)
2位 東洋大学   11.02.32(往路1位、復路2位)
3位 早稲田大学  11.09.09(往路3位、復路7位)
4位 日本体育大学 11.09.28(往路7位、復路3位)
5位 東海大学   11.10.09(往路9位、復路4位)
6位 法政大学   11.10.20(往路5位、復路5位)
7位 城西大学   11.12.12(往路6位、復路8位)
8位 拓殖大学   11.12.32(往路4位、復路11位)
9位 帝京大学   11.13.26(往路12位、復路6位)
10位 中央学院大学 11.14.25(往路11位、復路12位)
========シード権ライン=========
11位 順天堂大学  11.14.39(往路8位、復路13位)
12位 駒澤大学   11.15.13(往路13位、復路10位)
13位 神奈川大学  11.17.08(往路15位、復路9位)
14位 國學院大學  11.18.06(往路14位、復路14位)
15位 中央大学   11.19.26(往路10位、復路18位)
16位 大東文化大学 11.22.58(往路17位、復路16位)
17位 東京国際大学 11.22.59(往路19位、復路15位)
18位 山梨学院大学 11.23.24(往路16位、復路19位)
19位 国士舘大学  11.26.42(往路18位、復路17位)
20位 上武大学   11.32.42(往路20位、復路20位)
OP 関東学生連合  11.40.02

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<区間賞>
1区(21.3km)西山和弥(東洋大1) 1.02.16
2区(23.1km)森田歩希(青学大3) 1.07.15
       D.ニャイロ(山梨学大3)1.07.15
3区(21.4km)山本修二(東洋大3) 1.02.17
4区(20.9km)大塚 倭(神奈川大4)1.02.21=区間新
5区(20.8km)青木涼真(法 大2) 1.11.44=区間新
6区(20.8km)小野田勇次(青学大3) 58.03
7区(21.3km)林 奎介(青学大3) 1.02.16=区間新
8区(21.4km)下田裕太(青学大4) 1.04.46
9区(23.1km)清水歓太(早 大3) 1.10.39
10区(23.0km)小笹 椋(東洋大3) 1.11.09

 平成以降の箱根駅伝を振り返る「PlayBack箱根駅伝」。今回は青学大が充実の戦力で歴代6校目の総合4連覇を達成した第94回大会(2018年)を紹介する。大会の歴史を知ることで、正月の箱根路がより楽しみになるかも!?

往路は東洋大が独走V 青学大は6区で首位、7区林が区間新!

 前回大会で総合3連覇を達成し、史上4校目の学生三大駅伝3冠を成し遂げるなど2016年度は青学大がその強さを見せつけた。しかし、17年度になると、10月の出雲は東海大が10年ぶりに制し、11月の全日本は神奈川大が20年ぶりの優勝。一方の王者・青学大は出雲2位、全日本3位と敗れた。正月の94回大会はこの「3強」が注目を集め、激戦が予想された。  出場は例年通り関東学生連合を含む21チーム。10月の予選会では明大、日大といった伝統校に加え、前回2度目の箱根路に挑んだ創価大が敗退。代わって、中大、城西大、東京国際大がそれぞれ2年ぶりに本戦に復帰した。  1区は、17km付近で六郷橋に差し掛かるあたりで先頭に立った東洋大のルーキー・西山和弥がそのまま快走し、トップで中継。87回大会(2011年)の大迫傑(早大/現・Nike)以来、7年ぶりに1年生が1区を制した。14秒差の2位は國學院大。以下、駒大、日体大と続き、青学大はトップの東洋大から25秒差の5位。さらに神奈川大は28秒差の6位、東海大は32秒差の7位と「3強」は7秒差の接戦で2区につないだ。  花の2区では前回区間賞の神奈川大・鈴木健吾(4年)と、青学大の森田歩稀(3年)が先行するチームをかわし、2位争いを演じながら先頭の東洋大・相澤晃(2年)をうかがう。だが、相澤も安定したペースを刻み、最後までトップを守った。次いで、森田が終盤に鈴木を振り切り、相澤から22秒差で中継。13人抜きで4位まで一気に押し上げた山梨学大のドミニク・ニャイロ(3年)とともに1時間7分15秒で区間賞を分け合った。鈴木は森田から14秒遅れの3位で中継所に飛び込み、東海大は東洋大から2分09秒差の7位と遠のいた。 東洋大が往路を席巻。2区の相澤晃(左)がエース区間の2区で首位を守ると、3区の山本修二は区間賞でリードを広げた  3区も東洋大が首位をひた走った。山本修二(3年)は序盤こそ、青学大・田村和希(4年)の猛追で一時は12秒差まで迫られるが、終盤に田村がペースダウンすると、押し返していく。最終的には山本が区間賞を獲得。区間2位の田村に24秒勝ち、リードを46秒と広げた。後方では早大が6位から3位に躍進し、神奈川大は4位に後退。2区で13位から5位にジャンプアップした拓大は順位をキープした。  前回大会から距離が変更された4区。東洋大の吉川洋次(1年)は前回の区間賞タイムを大幅に上回るペースで2位・青学大とのリードを拡大。区間2位の好走で、小田原中継所では2分03秒差まで広げた。区間賞を獲得したのは神奈川大・大塚倭(4年)。1時間2分21秒の区間新をマークして前を走る早大を抜き、2位の青学大とはこの区間だけで1分18秒縮めて36秒差に迫った。また区間8位までが前回の区間記録を上回った。  東洋大は5区も1年生の田中龍誠を起用。2分以上もの「貯金」を生かし、マイペースで上っていく。2位の青学大・竹石尚人(2年)は着実にその差を詰めていくが、田中はトップを譲らず、4年ぶり6度目の往路優勝のフィニッシュテープを切った。タイムは5時間28分29秒。前回の青学大がマークした往路記録(5時間33分45秒)を5分以上も更新した。  青学大は36秒差で2位と復路での逆転に向けて射程圏にとらえた。3位は早大で、拓大が往路最高順位となる4位に食い込んだ。5位の法大は、小田原で14位発進だったものの、青木涼真(2年)が距離変更された前回の区間記録(1時間12分46秒)を1分02秒も上回る1時間11分44秒の区間新記録で9つ順位を上げた。優勝候補と目された東海大は東洋大から5分40秒差の9位、神奈川大は山での失速が響き、15位と大きく後退した。  復路は青学大が描いた筋書き通りにレースが進んだ。3年連続6区となる小野田勇次(3年)が、首位の東洋大・今西駿介(2年)を15km付近で追いつくと、400mほど走ったところで引き離した。58分03秒と区間記録(58秒01秒)こそ、あと2秒届かなかったものの、「3度目の正直」で区間賞を獲得。2位の東洋大に52秒差をつけた。  7区では「学生駅伝デビュー」となった青学大・林奎介(3年)が、驚異の走りで総合4連覇を手繰り寄せていく。ハイペースを保ったまま、1時間2分16秒で走破。88回大会(2012年)で設楽悠太(東洋大/現・Honda)が出した区間記録1時間2分32秒を更新した。さらに、8区の下田裕太(4年)もこの区間で3年連続の区間賞となる好走で、東洋大には6分15秒差と大きく広げた。 青学大は6区の小野田勇次(左)が区間賞の走りで首位に立つと、7区の林奎介は区間新で独走態勢を築いた  その後は青学大の「Vロード」。9区の近藤修一郎(4年)、10区の橋間貴弥(3年)もがっちり首位を守り、史上6校目の総合4連覇を達成した。タイムは10時間57分39秒で、距離変更(4区、5区)に伴い、大会記録となっていた前回の優勝記録11時間4分10秒を6分31秒更新。復路も4年連続で制した。  2位は東洋大が入り、3位は早大。青学大の独走劇の中でも、東洋大は10区の小笹椋(3年)、早大は9区の清水歓太(3年)がそれぞれ区間賞で意地を見せた。4位の日体大は、6区終了時の11位から巻き返した。優勝候補の東海大は5位にとどまり、神奈川大は13位とまさかのシード落ちとなった。また、駒大が12位に終わり、9年ぶりにシード権を失った。金栗四三杯は7区区間新の青学大・林が受賞した。 <人物Close-up> 下田裕太(青学大4年)  2年時から4年時まで8区を走り、この区間では史上初の3年連続区間賞を達成した。静岡・加藤学園高時代はインターハイ出場経験はなく、主な実績は高3の全国高校駅伝3区区間35位、全国都道府県対抗駅伝5区区間19位と、あまり目立つものではなかった。しかし、大学進学後に大きく成長を遂げ、2年以降はチームの主力となる。また、マラソンでも早くから適性を見せ、19歳で迎えた2016年2月の東京では、初マラソンながら2時間11分34秒をマークして日本人2番手の10位に入り、一気に注目を集めた。卒業後はGMOアスリーツに加入。今年3月の東京では2時間7分27秒(総合13位、日本人7番手)と4年ぶりに自己ベストを更新した。 <総合成績> 1位 青山学院大学 10.57.39(往路2位、復路1位) 2位 東洋大学   11.02.32(往路1位、復路2位) 3位 早稲田大学  11.09.09(往路3位、復路7位) 4位 日本体育大学 11.09.28(往路7位、復路3位) 5位 東海大学   11.10.09(往路9位、復路4位) 6位 法政大学   11.10.20(往路5位、復路5位) 7位 城西大学   11.12.12(往路6位、復路8位) 8位 拓殖大学   11.12.32(往路4位、復路11位) 9位 帝京大学   11.13.26(往路12位、復路6位) 10位 中央学院大学 11.14.25(往路11位、復路12位) ========シード権ライン========= 11位 順天堂大学  11.14.39(往路8位、復路13位) 12位 駒澤大学   11.15.13(往路13位、復路10位) 13位 神奈川大学  11.17.08(往路15位、復路9位) 14位 國學院大學  11.18.06(往路14位、復路14位) 15位 中央大学   11.19.26(往路10位、復路18位) 16位 大東文化大学 11.22.58(往路17位、復路16位) 17位 東京国際大学 11.22.59(往路19位、復路15位) 18位 山梨学院大学 11.23.24(往路16位、復路19位) 19位 国士舘大学  11.26.42(往路18位、復路17位) 20位 上武大学   11.32.42(往路20位、復路20位) OP 関東学生連合  11.40.02 <区間賞> 1区(21.3km)西山和弥(東洋大1) 1.02.16 2区(23.1km)森田歩希(青学大3) 1.07.15        D.ニャイロ(山梨学大3)1.07.15 3区(21.4km)山本修二(東洋大3) 1.02.17 4区(20.9km)大塚 倭(神奈川大4)1.02.21=区間新 5区(20.8km)青木涼真(法 大2) 1.11.44=区間新 6区(20.8km)小野田勇次(青学大3) 58.03 7区(21.3km)林 奎介(青学大3) 1.02.16=区間新 8区(21.4km)下田裕太(青学大4) 1.04.46 9区(23.1km)清水歓太(早 大3) 1.10.39 10区(23.0km)小笹 椋(東洋大3) 1.11.09

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