2026.02.08
◇第54回全日本実業団ハーフマラソン(2月8日/山口・維新百年記念公園陸上競技場発着)
全日本実業団ハーフマラソンが行われ、男子ハーフは平山大雅(コニカミノルタ)が1時間0分44秒の自己新で優勝した。気温が氷点下2度という厳しいコンディション。さらに途中は冷たい風や雪も舞うなか、スローペースでレースは進む。ボニフェイス・ムルア(NDソフト)、市山翼(サンベルクス)、平山の三つ巴になり、競技場に入ってからはムルアと市山の一騎打ちかと思われたものの「最後までつききるのが第一。ラスト勝負になれば勝てると思っていた」という平山が、残り100mを切って一気に外から抜き去った。
2週間前の大阪ハーフ優勝時に出した1時間0分50秒の自己ベストを6秒更新。今年は全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)でも1区5位と力走するなど好調が続いている。1秒差の2位にムルア、前回覇者の市山は1時間0分46秒で3位だった。
女子ハーフの部は樺沢和佳奈(三井住友海上)が1時間9分20秒で優勝した。序盤は初ハーフの不破聖衣来(同)が積極的な姿勢を見せてレースを引っ張った。中盤に激しい雪が降る時間帯があり、残り4kmあたりからはさらに強い風が吹いて吹雪に。サングラスや頭に雪が積もるほど厳しい状況となった。
山﨑りさ(積水化学)が一度は前に出たが、それに中地こころ(シスメックス)と樺沢が反応。ラスト勝負で突き放した樺沢が2年前に優勝した時の1時間10分13秒の自己記録を更新し、「前の優勝とは違った走りで、気持ちも新鮮」と語り、「良いペースで試合が流れて身体が動いた。タイムも良かったです」と笑顔を見せた。
樺沢は24年パリ五輪5000m代表。昨年は2月末に右大腿骨を疲労骨折するなど苦しんだ。3月の名古屋ウィメンズで初マラソンを予定してる。
中地が4秒差の2位に続き、山﨑が1時間9分30秒で3位。1時間9分39秒の4位だった不破は「リズムを崩したくなかったので前で走りました。悔しいですが初ハーフで良いイメージで走れました。今後のマラソン挑戦に向けて実力を知ることができた」と語った。
男子10kmは石田洸介(SUBARU)が29分21秒で優勝。女子10kmは山本有真(積水化学)が32分01秒の自己新で連覇を達成している。
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