12月18日、世界陸連(WA)は9月に開催された東京世界選手権が、WAの定める大会の持続可能性を評価する「Athletics for a Better World Standard」(ABW 基準)において、最高評価である「プラチナ認証」を獲得したと発表した。
WAは2024年から持続可能性な大会の開催を目指しており、競技会が環境に与える影響を軽減し、地域経済的な利益を最大化するための取り組みを、国際的な持続可能性専門家チームが総合的に評価している。
東京世界選手権においては、次世代型太陽電池「Airソーラー」やSAF(持続可能な航空燃料)の活用が進められ、会場で放送局が使用する電力供給に使用された仮設発電機の100%はバイオ燃料で賄われた。
また、WAのパートナー企業であるHondaが提供した公式車両やバイクはすべて電気自動車、ハイブリッド車、または燃料電池(グリーン水素燃料)で稼働していたことなどが評価された。
WAのセバスチャン・コー会長は「東京2025世界陸上は環境への影響を減らし、社会的価値の最大化を重視してきました。その成果として、陸上競技にとどまらず、あらゆるスポーツイベントが参考にできる持続可能性のモデルを確立するとともに、この大会は今後の国際スポーツイベントにおける新たな高い基準を示しました」とコメント。
東京世界陸上財団の尾縣貢会長も、「東京都、日本陸連、スポンサーをはじめ、大会に関わっていただいたすべての皆様と力を合わせ、持続可能な大会運営を実現してきた成果です。今大会において、スポーツと持続可能性の融合を強く発信できたことは、本大会の大きなレガシーとなります。この受賞を励みに、私たちはこのレガシーを未来へ継承してまいります」と話した。
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