2025.11.29
◇日本陸連アスレティックス・アワード2025(11月29日/国立競技場)
日本陸連は11月29日、日本陸連アスレティックス・アワード2025の表彰式を国立競技場で開き、最優秀選手に当たる「アスリート・オブ・ザ・イヤー」に、女子20km競歩の藤井菜々子(エディオン)が選ばれた。競歩からは6人目で女子競歩は初。女子では6人目となる。
藤井は今年2月の日本選手権20km競歩で、日本女子初の1時間27分切りとなる1時間26分33秒の日本新で3連覇。東京世界選手権では1時間26分18秒と再び日本記録を更新し、五輪・世界選手権を通じて女子競歩初メダルとなる3位に入った。
藤井がその背中を追いかけ続け、引退を発表したばかりの岡田久美子(富士通)がプレゼンターとして登壇し、トロフィーとともに「女子競歩界初のメダル獲得でうれしく、感謝の気持ちでいっぱいです。これからの活躍も期待しています」とエールが贈られた。
MVPに輝いた藤井。「(日本陸連)100周年の節目の年にこのような賞をいただき光栄に思います」と挨拶。そして、「日本競歩は谷井(孝行)さんが北京世界選手権で初めてメダルを獲得されて今年で10年。先輩方が常にメダルを取り続け、牽引されてきました。そうした歴史の中で新しい一歩を刻むことができてうれしく感じています」と語る。
藤井は高校生の時に日本陸連ダイヤモンドアスリートに選出。「ジュニア期から競技者として、国際人として、さまざまなプログラムを通じて成長できたのが支えになっている」と感謝。そして、「これからの陸上界がもっと多くの人たちにとって身近で、夢を与え続けられる存在になるように、私も少しでも力になれるように励んでいきたいです」と締めくくった。
女子競歩界、そして日本陸上界に新しい歴史を刻んだ藤井。これからも夢に向かって歩き続けていく。
日本陸連アスレティックス・アワード2025受賞者一覧と、過去のMVP受賞者をチェック
●アスリート・オブ・ザ・イヤー2025 藤井菜々子(エディオン) ●優秀選手賞 勝木隼人(自衛隊体育学校) 村竹ラシッド(JAL) 山西利和(愛知製鋼) ●新人賞 ・日本陸連選出 古賀ジェレミー(東京高3)/坂ちはる(大体大) ・東京運動記者クラブ選出 清水空跳(星稜高2石川)/小林香菜(大塚製薬)◇日本陸連アスリート・オブ・ザ・イヤー 歴代受賞者 2007年 土佐礼子 2008年 オリンピック男子4×100mリレーメンバー (塚原直貴、末續慎吾、高平慎士、朝原宣治) 2009年 村上幸史 2010年 福島千里 2011年 室伏広治 2012年 室伏広治 2013年 福士加代子 2014年 右代啓祐 2015年 谷井孝行 2016年 オリンピック男子4×100mリレーメンバー (山縣亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥) 2017年 荒井広宙 2018年 大迫 傑 2019年 鈴木雄介 2021年 新谷仁美 2021年 池田向希 2022年 山西利和 2023年 北口榛花 2024年 北口榛花 2025年 藤井菜々子RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.10.23
2026.10.23
2026.10.23
2026.10.17
【大会結果】第103回箱根駅伝予選会/チーム総合(2026年10月17日)
2026.10.17
【大会結果】第103回箱根駅伝予選会/個人成績(2026年10月17日)
2026.10.17
2026.10.17
【大会結果】第103回箱根駅伝予選会/チーム総合(2026年10月17日)
2026.10.08
2026.10.05
2026.10.17
Latest articles 最新の記事
2026.10.23
連戦なんの!後藤大樹が300mHで今季“6つ目”のタイトル「いつもより突っ込んでみた」/U18大会
◇第20回U18・第57回U16陸上競技大会(2026年10月23日~25日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)1日目 U18大会の1日目、男子300mハードルが行われ、400mハードル高校記録保持者の後藤大樹(洛南 […]
2026.10.23
全日本大学駅伝中継スペシャルサポーターに&TEAMのKが就任! 「気持ちのリレーが一人で走るレースと違う魅力」
テレビ朝日は10月23日、11月1日に生中継する第58回全日本大学駅伝の中継スペシャルサポーターに9人組グローバルグループ「&TEAM」のKが就任すると発表した。 Kは長距離選手として高校では強豪校の一員として活躍。昨年 […]
2026.10.23
平田キトゥン奈桜実が150mで驚愕の17秒57!!中学1年生が「今季世界24位」の激走「めっちゃうれしい」/U18・16大会
◇第20回U18・第57回U16陸上競技大会(2026年10月23日~25日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場) 1日目 U18・U16大会の1日目にU16女子150m決勝が行われ、中1の平田キトゥン奈桜実(大手前丸 […]
2026.10.23
2030年欧州選手権をフィンランド・ヘルシンキで開催!12年以来4度目 29年欧州室内はポーランド・トルン
欧州陸連は10月22日、2030年に実施する欧州選手権の開催地をフィンランド・ヘルシンキに決定したことを発表した。 ヘルシンキはこれまで1971年、94年、2012年に欧州選手権を実施。五輪は1952年に1度、世界選手権 […]
2026.10.23
世界陸連「モーメント・オブ・ザ・イヤー」ノミネート発表 マラソン世界新など対象
世界陸連(WA)は10月19日、ワールド・アスレティックス・アワードの「モーメント・オブ・ザ・イヤー」賞のノミネート18件を発表した。 この賞は今年が初実施。シーズン中、最も人々の記憶に残った瞬間を称える賞として新設され […]
Latest Issue
最新号

2026年11月号 (10月14日発売)
アジア大会総特集
駅伝プレビュー

