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2025.10.27

城西大3度Vすべて知る赤羽有紀子コーチ「うれしいでは収まらない」世界5位の経験伝える/全日本大学女子駅伝
城西大3度Vすべて知る赤羽有紀子コーチ「うれしいでは収まらない」世界5位の経験伝える/全日本大学女子駅伝

城西大の赤羽有紀子コーチ(左)と赤羽周平監督(25年全日本大学女子駅伝)

◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km)

第43回全日本大学女子駅伝が行われ、城西大が2時間3分28秒ので25年ぶり3度目の優勝を飾った。

その25年前の2000年、さらには城西大にとって初優勝だった1998年に、優勝メンバーに名を連ねたのが赤羽有紀子コーチだ。98年は1年生のホープとして、00年は3年生エースとして頂点への原動力となり、自身は4年連続で区間賞に輝いている。

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同じ城西大出身だった夫の周平監督とともに、2018年2月に母校の指導者へ。大学を卒業後はホクレンに所属し、05年に結婚、06年に長女出産を経て、08年北京五輪5000m、10000mに出場、2011年テグ世界選手権マラソン5位入賞という輝かしいキャリアを刻んだ。そんな自身の経験を学生たちに伝えていった。

周平監督とともに、選手との対話を重ねてきた。特にアンカーで逆転劇を演じた主将・金子陽向、2区区間新で流れを作った兼子心晴ら4年生は「一生懸命、正直に取り組んでくれた」という。

「今年の4年生たちは思いの強い選手ばかり。今年が始まって優勝を目標にすると決めた時に、4年生たちの思いが後輩たちにもちゃんと伝わって、すごくまとまりのあるチームができた。『私たちは優勝するんだ』という思いがさらに強くなったことが、すごく良かったのではないかなと思います」

自身が学生だった時代と比べての変化も感じている。学生駅伝に参戦するチームが増え、レベルアップが着実に進む。夫婦で母校の指導に携わった時は、「5年で3位、もしくは優勝を目指せるチームを作ろうと始めたんです」。目標達成はさらに3年の月日を要したことに、「私たちの時代よりも、本当に厳しいものだったと正直思います」。

8年の道のりに「本当にいろんあことがありました」と思いを馳せる。そして、「自分が走っての優勝と指導者になっての優勝はやっぱり全然違って。なんと言っていいかわかりません。正直、うれしいでは収まらない、そんな思いです」と感無量の様子で振り返った。

◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝が行われ、城西大が2時間3分28秒ので25年ぶり3度目の優勝を飾った。 その25年前の2000年、さらには城西大にとって初優勝だった1998年に、優勝メンバーに名を連ねたのが赤羽有紀子コーチだ。98年は1年生のホープとして、00年は3年生エースとして頂点への原動力となり、自身は4年連続で区間賞に輝いている。 同じ城西大出身だった夫の周平監督とともに、2018年2月に母校の指導者へ。大学を卒業後はホクレンに所属し、05年に結婚、06年に長女出産を経て、08年北京五輪5000m、10000mに出場、2011年テグ世界選手権マラソン5位入賞という輝かしいキャリアを刻んだ。そんな自身の経験を学生たちに伝えていった。 周平監督とともに、選手との対話を重ねてきた。特にアンカーで逆転劇を演じた主将・金子陽向、2区区間新で流れを作った兼子心晴ら4年生は「一生懸命、正直に取り組んでくれた」という。 「今年の4年生たちは思いの強い選手ばかり。今年が始まって優勝を目標にすると決めた時に、4年生たちの思いが後輩たちにもちゃんと伝わって、すごくまとまりのあるチームができた。『私たちは優勝するんだ』という思いがさらに強くなったことが、すごく良かったのではないかなと思います」 自身が学生だった時代と比べての変化も感じている。学生駅伝に参戦するチームが増え、レベルアップが着実に進む。夫婦で母校の指導に携わった時は、「5年で3位、もしくは優勝を目指せるチームを作ろうと始めたんです」。目標達成はさらに3年の月日を要したことに、「私たちの時代よりも、本当に厳しいものだったと正直思います」。 8年の道のりに「本当にいろんあことがありました」と思いを馳せる。そして、「自分が走っての優勝と指導者になっての優勝はやっぱり全然違って。なんと言っていいかわかりません。正直、うれしいでは収まらない、そんな思いです」と感無量の様子で振り返った。

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