2025.09.08
8月22日に合宿先の北海道で急逝した長距離指導者・川越学氏(63歳)の『お別れ会』が、10月5日(日)午前11時~12時に「梅窓院 観音堂」(東京都港区南青山2-26-38)で行われることがわかった。長女で女優の川越美結さんが喪主を務める。
問い合せ、供花注文先は東都典範(TEL 0120-24-1148)。遠方の方、仕事などで都合のつかない方向けのオンライン葬儀にも対応している。
川越氏は鹿児島・南大隅町出身。鹿児島南高時代に国体少年B3000mに優勝。早大時代はカリスマ指導者・中村清監督のもと4年時(1985年)の日本インカレで5000m、10000mの2冠に輝いたのをはじめ、4年連続出場した箱根駅伝では8区3位、8区区間賞、9区2位、2区3位と活躍。2年時の箱根駅伝60回大会(1984年)では早大の30年ぶり優勝に貢献し、翌年の61回大会も連覇の原動力となった。
資生堂に入社後も海外マラソン優勝などの実績を残したが、数年で指導者へ転身し、以後、数多くの女子長距離選手を育成。06年の全日本実業団女子駅伝で監督としてチームを初優勝に導いた。
07年にはクラブチーム「セカンドウィンドAC」を立ち上げ、11年にはエディオンで監督に就任。17年に資生堂で監督に復帰し、21年からエディオンで一般種目の監督を務め、24年より東海大静岡キャンパスで指導に当たっていた。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.11
タイの19歳ブーンソンが100m9秒94!!!日本記録上回るアジア歴代3位、U20世界選手権2大会ファイナル
東南アジア大会がタイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で行われ、男子100mでタイのプリポル・ブーンソンが9秒94(+0.7)をマークした。 予選で出されたこの記録はアジア歴代で日本記録(9秒95:山縣亮太)を上回る3位。 […]
2025.12.11
青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」
第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]
2025.12.11
箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」
第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]
2025.12.10
【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ
第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025