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サニブラウン100m3大会連続ファイナルへ ケガの影響なし「状態上がってきた」宮崎合宿締めくくり、いよいよ本番へ/東京世界陸上
サニブラウン100m3大会連続ファイナルへ ケガの影響なし「状態上がってきた」宮崎合宿締めくくり、いよいよ本番へ/東京世界陸上

東京世界陸上に向けてトレーニングに励むサニブラウン

男子短距離で東京世界選手権代表のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が宮崎県内でトレーニングし、練習後に報道陣の取材に応じた。

9月に入って約1週間、6月にも行っていた宮崎で世界選手権に向けた最終調整。暑いなか、最終日には地元の人たちも見学に訪れ、子どもたちと交流する場面もあった。この日は最終日ということもあり軽めに動いて汗を流した。

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「1週間ほどでしたが、満足のいく練習ができました」と納得の表情を浮かべるサニブラウン。7月上旬の日本選手権は予選敗退で、直前に右股関節上部を骨挫傷した影響が大きかった。その後、“待ち”の状態だったが、昨年のパリ五輪で出した9秒96を上回る選手がおらず6大会連続の世界選手権代表が決まった。

「日本選手権後2週間くらいはリハビリで、そこから本格的な練習も再開しました」。海外に渡ってチームと合流。「宮崎まで1ヵ月ほど、練習強度も高めていました。その精度と強度を落とさずにやるという位置づけ」で宮崎キャンプを過ごした。

現状、「痛みはまったくない」と言い、「ケガをしてバランスが良くなかったですし、高いレベルに戻さないといけない。戻すだけでは戦えないので、世界陸上で走れる身体を作れるように練習してきました」と、充実のトレーニングになっている。

合宿の締めくくりとして「土日で何本か、速いスピードの長い距離をできた」とし、スタート局面も「感触が良い練習が何度かできている」。課題としていた中盤の加速局面は「練習は手応えがありますが、それを試合で出せるかどうか。出せるように仕上げていきたい」と語る。

22年オレゴン大会で日本人初のファイナル。2年前のブダペストでも決勝に進んだ。昨年のパリ五輪は自己ベストの9秒96を出したものの、過去最高レベルだった準決勝で涙をのんでいる。

「決勝に行ける実力はあったし、もっと上で走るというプランだったので悔しい。振り返るとミスもあった。でも、結果としては悪くない」

3大会連続決勝、そしてメダルへ「状態が上がってきて、もとの自分に戻ってきました。調子はものすごく良いし、思っている動きができている。準備ができました」。

試合から遠ざかっていることに「不安がないと言えば嘘になる」が、「大舞台には強い。その自分を信じている」と自信がみなぎる。

この日は晴天のなか、地元の子どもたちと交流し、訪れた全員のサインや写真撮影にも応じた。「せっかくの自国開催。アメリカ代表も今回の合宿をオープンに公開して子どもたちと交流している。競技だけじゃなく、こうした活動をしていければもっと良くなると思います」と話し、「東京世界選手権を生かして陸上競技を知ってもらいたい。どう生かすが大事」と強い思いを持つ。

初日から予選、2日目に準決勝・決勝が待つ。その先には4×100mリレーもある。

「リレー(の走順)はわかりませんが、これまでもコーチ陣と話し合ってきている。どこでもしっかり走ります。まずは100mで結果を出す。いつも通りの走りができればタイム、結果はついてきます」

ケガを乗り越えて向かうことになる自身6度目の世界選手権。ファイナル、そして念願のメダルへ。その熱い思いと走りで国立競技場を熱狂させる。

東京世界選手権は9月13日から21日まで国立競技場で行われる。

男子短距離で東京世界選手権代表のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が宮崎県内でトレーニングし、練習後に報道陣の取材に応じた。 9月に入って約1週間、6月にも行っていた宮崎で世界選手権に向けた最終調整。暑いなか、最終日には地元の人たちも見学に訪れ、子どもたちと交流する場面もあった。この日は最終日ということもあり軽めに動いて汗を流した。 「1週間ほどでしたが、満足のいく練習ができました」と納得の表情を浮かべるサニブラウン。7月上旬の日本選手権は予選敗退で、直前に右股関節上部を骨挫傷した影響が大きかった。その後、“待ち”の状態だったが、昨年のパリ五輪で出した9秒96を上回る選手がおらず6大会連続の世界選手権代表が決まった。 「日本選手権後2週間くらいはリハビリで、そこから本格的な練習も再開しました」。海外に渡ってチームと合流。「宮崎まで1ヵ月ほど、練習強度も高めていました。その精度と強度を落とさずにやるという位置づけ」で宮崎キャンプを過ごした。 現状、「痛みはまったくない」と言い、「ケガをしてバランスが良くなかったですし、高いレベルに戻さないといけない。戻すだけでは戦えないので、世界陸上で走れる身体を作れるように練習してきました」と、充実のトレーニングになっている。 合宿の締めくくりとして「土日で何本か、速いスピードの長い距離をできた」とし、スタート局面も「感触が良い練習が何度かできている」。課題としていた中盤の加速局面は「練習は手応えがありますが、それを試合で出せるかどうか。出せるように仕上げていきたい」と語る。 22年オレゴン大会で日本人初のファイナル。2年前のブダペストでも決勝に進んだ。昨年のパリ五輪は自己ベストの9秒96を出したものの、過去最高レベルだった準決勝で涙をのんでいる。 「決勝に行ける実力はあったし、もっと上で走るというプランだったので悔しい。振り返るとミスもあった。でも、結果としては悪くない」 3大会連続決勝、そしてメダルへ「状態が上がってきて、もとの自分に戻ってきました。調子はものすごく良いし、思っている動きができている。準備ができました」。 試合から遠ざかっていることに「不安がないと言えば嘘になる」が、「大舞台には強い。その自分を信じている」と自信がみなぎる。 この日は晴天のなか、地元の子どもたちと交流し、訪れた全員のサインや写真撮影にも応じた。「せっかくの自国開催。アメリカ代表も今回の合宿をオープンに公開して子どもたちと交流している。競技だけじゃなく、こうした活動をしていければもっと良くなると思います」と話し、「東京世界選手権を生かして陸上競技を知ってもらいたい。どう生かすが大事」と強い思いを持つ。 初日から予選、2日目に準決勝・決勝が待つ。その先には4×100mリレーもある。 「リレー(の走順)はわかりませんが、これまでもコーチ陣と話し合ってきている。どこでもしっかり走ります。まずは100mで結果を出す。いつも通りの走りができればタイム、結果はついてきます」 ケガを乗り越えて向かうことになる自身6度目の世界選手権。ファイナル、そして念願のメダルへ。その熱い思いと走りで国立競技場を熱狂させる。 東京世界選手権は9月13日から21日まで国立競技場で行われる。

【動画】ファンと笑顔で交流するサニブラウンをチェック!

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