東京世界選手権出場のための記録の有効期間最終日となる8月24日、奈良市サーキットの男子100mに桐生祥秀(日本生命)が出場。追い風参考ながら10秒03(+2.8)の好記録をマークして会場にいた中高生たちの歓声を浴びた。
日本選手権を制したあと、富士北麓ワールドトライアルで2度目の9秒台となる9秒99をマークし、東京世界選手権の代表を確実にしている桐生。「北麓から2週間練習して、タイムよりは刺激を入れるために出ました」。
この日は「スタートの踏んでいくところや、顔を上げるところを確認」したレースながら、桐生らしい加速で抜け出すと、スタンドがどよめく。「この走りでこのタイムなら100点」と笑顔を見せた。
奈良でのレースは高3のインターハイ近畿大会以来で「サブグラウンドの位置を微妙に覚えているくらいです」と苦笑いし、「子どもたち多い中で10秒0台を出せて、今後はもっと速いスピードで、生で見てもらいたい」。
個人では19年ドーハ以来の世界選手権代表。「タイム(標準記録)を切ったことでまた注目されるようになった。ワクワクしています」と語り、「ここから3週間はキレを出していきたい。決勝のためには9秒9台前半から9秒8台が必要。気負わずに楽しみたい」と見据えていた。
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