◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目
東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子800mは落合晃(駒大)が1分45秒93で2連覇を飾った。
1分44秒80の日本記録を持つ落合はスタートから積極的に出ると、オープンレーンとなったバックストレートで先頭に立ち、400mを52秒で通過。落合の後ろには米国で活躍しているクレイ・アーロン竜波(ペンシルベニア州立大)がつけたものの、500m地点からジリジリとその差を広げる。
落合のスピードは最後まで緩むことなく、一度も先頭を譲らぬ完勝。Vタイムは世界選手権の参加標準記録(1分44秒50)や日本記録に及ばなかったものの、タイム以上の強さを印象づけた。
落合は現時点のワールドランキングで世界選手権出場可能圏内につけており、また開催国枠エントリー設定記録(1分45秒88)を突破済み。今回の優勝で、初の世界選手権出場をほぼ確実にした。
1分46秒30の2位には四方悠瑚(SAURUS TC)が入り、岡村颯太(鹿屋体大)が1分46秒42で3位。クレイは1分46秒42の4位だった。
【動画】落合晃が日本選手権連覇!男子800mのラストをチェック!
日本陸上選手権 地上波(総合)で放送中!
— NHKスポーツ (@nhk_sports) July 5, 2025
男子800m決勝 #落合晃 選手
日本記録保持者が連覇!
👇レースをフルで スマホで見られますhttps://t.co/wIxIzYTbLi#日本陸上 pic.twitter.com/8ZsZJ6T9sK
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.05
2025.07.02
HOKAの新作レーシングシューズ「ROCKET X 3」が7月2日に新登場!
-
2025.07.05
-
2025.07.01
-
2025.07.04
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.05
新潟医療福祉大14年連続全国へ 5000mレースで清水杏夏筆頭に上位ほぼ独占/全日本大学女子駅伝北信越地区選考会
第43回全日本大学女子駅伝対校選手権北信越地区選考会が7月5日、長野県佐久市の佐久総合運動公園陸上競技場で行われ、新潟医療福祉大がトップとなり、14年連続14回目となる本大会の出場権を獲得した。 北信越地区からの全国大会 […]
2025.07.05
信州大が4大会ぶり16回目の伊勢路へ! 初の出場枠2・出雲駅伝は信州大と新潟大が出場権獲得/全日本大学駅伝北信越選考会
秩父宮賜杯第57回全日本大学駅伝の北信越地区選考会は7月5日、長野・佐久総合運動公園陸上競技場で行われ、信州大が4時間15分59秒69で4大会連続16回目の本大会出場を決めた。 選考会には6校が出場し、各校最大10人がエ […]
2025.07.05
やり投・ディーン元気13年ぶり自己新84m66!同期・新井涼平と交わした約束果たし「メモリアルな1投」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子やり投でディーン元気(ミズノ)が84m66で2位に入った。 広告の下にコンテンツが続きます 同 […]
2025.07.05
札幌学大が4年ぶり3回目、北大が4年ぶり2回目の出場権獲得!/出雲駅伝北海道予選会
7月5日、札幌円山競技場で第37回出雲大学選抜駅伝の北海道地区予選会が行われ、札幌学大と北大が本戦の出場権を獲得した。 出雲駅伝の出場枠は前年度の大会成績によって振り分けられ、24年出雲駅伝で北海道学連選抜が14位に入っ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会