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2025.06.08

400mH・瀧野未来が57秒22で立命大勢連覇!アジア選手権代表の実力発揮「今季一番良い感覚の一本でした」/日本IC
400mH・瀧野未来が57秒22で立命大勢連覇!アジア選手権代表の実力発揮「今季一番良い感覚の一本でした」/日本IC

日本インカレ女子400mHで優勝した瀧野未來

◇天皇賜盃第94回日本学生対校選手権(6月5日~8日/岡山・JFE晴れの国スタジアム)4日目

学生日本一を決める日本インカレの最終日4日目が行われ、女子400mハードルは瀧野未来(立命大)が57秒22で初優勝を飾った。

アジア選手権代表としての意地を見せた。序盤から積極的に攻めた。「もちろん優勝をと思っていたけど、この大会は他の種目も記録が出ている。最低でも56秒台を狙いたい」と瀧野。外側8レーンに入ったことで、「自分から仕掛けよう」、バックストレートを伸びやかなストライドと、キレのあるハードリングで進む。

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5台目以降で内側の関東インカレ覇者・新戸怜音(尚美学園大)らが並びかけたが、前は譲らない。最終ハードルを越えて突き放し、フィニッシュラインを駆け抜けた。

昨年は2年ぶり優勝を飾った先輩の山本亜美(現・富士通)に次いで2位。立命大勢として連覇をつないだ。タイムは昨年出した自己ベスト(56秒81)には届かず「56秒台をどうしても出したかったので悔しさは残る」と言いつつ、「今季で一番いい感覚の一本。ここ最近では第3コーナーがしっかり走ることができました。タイトルをしっかりと取ることができて、うれしいです」と笑顔がのぞく。

京都橘高時代にはこの種目でインターハイ2連覇。3年時は4×100mリレー、4×400mリレーを含む3冠で、MVPに輝いた。その後、ケガなどで苦しむ時期もあったが、今季は4月の日本学生個人選手権を制し、ワールドユニバーシティゲームズ代表推薦を獲得。10日前には、予選敗退ながらアジア選手権でシニア初の日本代表も経験した。

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7月の日本選手権やユニバに向け、「大きい試合でも勝ちにこだわって戦えるようにしたい」と瀧野。総合優勝を懸けて最終種目の4×400mリレーにも出場する予定で、「みんなで優勝したいと思っているので、最後ぶったおれてもいいぐらいの気持ちで走りたい」と力強く語った。

◇天皇賜盃第94回日本学生対校選手権(6月5日~8日/岡山・JFE晴れの国スタジアム)4日目 学生日本一を決める日本インカレの最終日4日目が行われ、女子400mハードルは瀧野未来(立命大)が57秒22で初優勝を飾った。 アジア選手権代表としての意地を見せた。序盤から積極的に攻めた。「もちろん優勝をと思っていたけど、この大会は他の種目も記録が出ている。最低でも56秒台を狙いたい」と瀧野。外側8レーンに入ったことで、「自分から仕掛けよう」、バックストレートを伸びやかなストライドと、キレのあるハードリングで進む。 5台目以降で内側の関東インカレ覇者・新戸怜音(尚美学園大)らが並びかけたが、前は譲らない。最終ハードルを越えて突き放し、フィニッシュラインを駆け抜けた。 昨年は2年ぶり優勝を飾った先輩の山本亜美(現・富士通)に次いで2位。立命大勢として連覇をつないだ。タイムは昨年出した自己ベスト(56秒81)には届かず「56秒台をどうしても出したかったので悔しさは残る」と言いつつ、「今季で一番いい感覚の一本。ここ最近では第3コーナーがしっかり走ることができました。タイトルをしっかりと取ることができて、うれしいです」と笑顔がのぞく。 京都橘高時代にはこの種目でインターハイ2連覇。3年時は4×100mリレー、4×400mリレーを含む3冠で、MVPに輝いた。その後、ケガなどで苦しむ時期もあったが、今季は4月の日本学生個人選手権を制し、ワールドユニバーシティゲームズ代表推薦を獲得。10日前には、予選敗退ながらアジア選手権でシニア初の日本代表も経験した。 7月の日本選手権やユニバに向け、「大きい試合でも勝ちにこだわって戦えるようにしたい」と瀧野。総合優勝を懸けて最終種目の4×400mリレーにも出場する予定で、「みんなで優勝したいと思っているので、最後ぶったおれてもいいぐらいの気持ちで走りたい」と力強く語った。

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