◇アジア選手権(5月27日~31日/韓国・クミ)最終日
2年に一度開かれるアジア選手権の最終日5日目が行われ、女子5000mで山本有真(積水化学)が15分16秒86で3位でフィニッシュ。連覇こそ逃したものの、2大会連続のメダル獲得を果たした。信櫻空(横浜市陸協)は15分54秒15で7位だった。
スタートから、前日の3000m障害覇者のN.ジェルト(カザフスタン)が飛び出し、1000mを2分56秒で通過する。2位集団は山本、信櫻の日本勢が引っ張って追走した。
そのままジェルトが独走し、14分58秒71で2冠を達成。山本は前回大会で優勝争いを繰り広げたP.チャウダリー(インド)に競り負けたものの、銅メダルをつかんだ。
23年ブダペスト世界選手権、昨年のパリ五輪と2年連続で世界の舞台に立ってきた山本。今季はさらに力をつけ、4月の金栗記念5000mで約2年半ぶりの自己新となる15分12秒97をマーク。5月のセイコーゴールデングランプリ3000mでは8分50秒64で日本人トップの3位に入っている。
3年連続の世界大会出場に向けて、アジアで結果をつかんだ。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.02
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
-
2025.05.31
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.15
2025全日本大学駅伝出場チーム
-
2025.05.16
-
2025.05.11
-
2025.05.15
-
2025.05.15
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.03
“道なき道”を進む田中希実「陸上を続けるかどうか」抱える葛藤と「世界水準で走れる選手」になるために必要なこととは
女子1500m、5000m日本記録保持者で、すでに9月の東京世界選手権の参加標準記録を2種目で切っている田中希実(New Balance)が海外転戦を重ねている。 世界トップ選手と同じように、ハイレベルなレースをこなして […]
2025.06.03
日本郵政グループ女子陸上部の創部10周年記念書籍『つなぐプライド』完成!! “奇跡のチーム”の歴史、人材の活かし方などが一冊に
「誰1人欠けてもこのチームはできなかったと思う」(髙橋昌彦監督) 日本郵政グループ女子陸上部の創部10周年記念となった書籍『つなぐプライド』がこのほど発行された。 2014年に発足した同部は、創部3年目に早くも全日本実業 […]
2025.06.03
2年生・元山尚紀100m大会新 長戸楽心200m大幅自己新の20秒97 3種目Vは笹原愛理、黒原さつき、筧湖乃栞/IH福井県大会
広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。 福井県大会は5月31日から6月2日の3日間、福井県営陸上競技場で行われた。 男子は短距離2種目で大会 […]
2025.06.03
井上直哉が棒高跳5m21の県新記録で3連覇 藤井満月&百々杏爽葉の徳島市立コンビ4冠 砲丸投は林暖來春/IH徳島県大会
広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。 徳島県大会は5月31日から6月2日の3日間、鳴門市の鳴門総合運動公園陸上競技場(鳴門・大塚スポーツパ […]
2025.06.03
生田帆南が4508点の七種競技含む3種目V 1年生の三好惺子は100mH&走幅跳V 走幅跳・山本祐成が7m22/IH山口県大会
広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。 山口県大会は5月31日から6月2日の3日間、山口市の維新みらいふスタジアムで行われた。 女子は七種競 […]
Latest Issue
最新号

2025年6月号 (5月14日発売)
Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定
Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析