2025.05.09
2023年ブダペスト世界選手権35km競歩7位入賞の園田世玲奈(NTN)が、チームのSNSで現役引退を発表した。
園田は滋賀県出身の28歳。田上中から進学した草津東高で本格的に競歩を始めた。3年時のインターハイ5000m競歩では9位に入っている。
中京大に進学後は日本インカレ10000m競歩に出場し、2年連続で入賞。4年時には日本学生個人選手権で全国初タイトルを獲得した。50km競歩にも挑戦し、全日本競歩高畠大会では4時間29分48秒の日本最高記録(当時)で優勝を果たした。
19年にNTNに入社。22年のオレゴン世界選手権には新種目として採用された35km競歩の日本代表に選出された。本番ではゴール直前まで入賞争いを繰り広げ、9位。翌年のブダペスト世界選手権にも出場し、2時間46分32秒で7位入賞を成し遂げた。
24年は日本選手権20km競歩で4位に入っていたが、その後はレースを欠場。今年の元旦競歩では約1年ぶりにレース復帰し、3月の日本選手権35km競歩では20km過ぎに途中棄権していた。
5月11日の中部実業団対抗10000m競歩が現役ラストレースになるという。
園田世玲奈の現役引退を発表するNTN陸上競技部
【園田世怜奈選手引退のお知らせ】
— NTN陸上競技部 (@ntn_track_club) May 9, 2025
このたび、#園田世玲奈 選手が5月11日(日)に開催される中部実業団対抗陸上競技大会の女子10000m競歩に出場し、この大会が現役ラストレースとなります。
皆様の応援をよろしくお願いいたします。
会場: 岐阜メモリアルセンター
長良川競技場
競技開始: 9:00 pic.twitter.com/GSqf4fhAY6
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.28
-
2025.11.27
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.28
中国陸連にWA加盟連盟賞 世界室内、ダイヤモンドリーグなど開催 競技会、ロードレースには600万人が参加
世界陸連(WA)は11月28日、ワールド・アスレティックス・アワード2025の加盟連盟賞に中国陸連を選出したと発表した。 加盟連盟賞は、年間を通して顕著な功績を挙げ、陸上競技の発展や知名度向上に大きく貢献した加盟連盟を表 […]
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は、11月20日時点の出場予定校を発表した。 箱根駅伝で総合3連覇を狙う青学大や、前回大会で2連覇を飾った國學院大、全日本大学駅伝2位の中大、出雲駅伝で2位の早大など関 […]
2025.11.28
22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告
世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は11月27日、男子走幅跳でオレゴン世界選手権金メダルを獲得した王嘉男(中国)のドーピング疑惑について、違反はなかったことを確認し、処分 […]
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025