アシックス主催の公認ロードレース大会「Tokyo:Speed:Race」が東京・新宿区の明治神宮外苑で行われ、東京世界選手権女子マラソン代表の小林香菜(大塚製薬)がエリート女子10kmに出場。32分49秒で15位だった。優勝はチェプトイェク・ジョイ(ウガンダ)で30分10秒、日本人トップは川村楓(岩谷産業)で32分43秒だった。
「海外のトップの方々と走る機会はめったにないので、経験の1つにしたい」と参戦。午前中からファミリーラン、市民ランナーのレースが行われるなど、「もともと楽しく走っていた身なので、その気持ちを取り戻したいな」という思いもあったという。実際、高校時代や、早大のサークル時代の仲間と交流し、「リフレッシュできました」と笑顔がのぞく。
社会人ルーキーとして挑んだ1月の大阪国際で2時間21分19秒の日本人トップ(2位)を占め、一躍日本代表の座をつかんだ小林。今後は6月末の函館マラソンのハーフをステップに、本番に向けて本格的な準備に入っていく。
最大の目標は「(2028年の)ロサンゼルス五輪やその先」に置き、「そこで勝負できるように、ステップアップになるようなレース」をすることが東京世界選手権で目指すところ。だが、ホスト国の代表として「残りの期間でより強くなって、世界としっかり戦えている姿を見せられたら、みんなも喜んでくれるかな」と経験で終わらせるつもりはない。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.04.29
-
2025.05.03
-
2025.04.28
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.05.04
女子4×100mR・甲南大が44秒51の学生タイ!立命大は学生歴代5位44秒75、予選からハイレベル/関西インカレ
◇第102回関西インカレ(T&Fの部/5月4日~7日、大阪・ヤンマースタジアム長居、ヤンマーフィールド長居)1日目 関西インカレ(T&Fの部)1日目が行われ、女子4×100mリレー予選で甲南大が44秒51の学生タイ記録を […]
2025.05.04
44歳・末續慎吾が100m10秒86! 24年シーズンベストを上回り年齢別日本最高記録更新
5月4日、第1回SANOスプリントが栃木県佐野市の清酒開華スタジアムで行われ、男子100mに200m日本記録保持者で北京五輪4×100mリレー銀メダリストの末續慎吾(EAGLERUN)が出場し、10秒86(+1.1)をマ […]
2025.05.04
110mHティンチが世界歴代4位タイ12秒87!デュプランティス、ワルホルム、マフチフが貫録2連勝/DL柯橋
5月3日、中国・上海/柯橋でダイヤモンドリーグ(DL)第2戦が開催され、男子110mハードルではC.ティンチ(米国)が世界歴代4位タイ、今季世界最高の12秒87(+0.6)で優勝した。 24最のティンチは4月26日のDL […]
2025.05.04
青学大OBのプロランナー・太田蒼生が会社設立! 「みなさまの日常にプラスエーとなる価値を」
青学大出身で現在はプロランナーとして活動する太田蒼生(GMOインターネットグループ)は5月3日、自身のSNSで会社を設立したと発表した。 会社名は「株式会社Plus a」。事業の内容は明らかにされていないが、太田はSNS […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)