アシックス主催の公認ロードレース大会「Tokyo:Speed:Race」が東京・新宿区の明治神宮外苑で行われ、東京世界選手権マラソン代表の近藤亮太(三菱重工)がエリート男子5kmに出場。14分24秒で28位だった。
9月に控える本番に向けて、メイン会場となる国立競技場周辺で行われたこのレースに「しっかりとスピードを出して、速い動きを作っていく」ことを目的に参戦。中盤から「上半身に力みが出て思うように走れなかった」としつつも、「前に進む推進力を確かめながら、今後もやっていきたい」と課題を明確にできたレースとなった。
順大卒業後、社会人3年目にして初めてマラソンに挑戦した今年2月の大阪で2時間5分39秒の初マラソン日本最高をマークして2位を占め、初めて「日本代表」の肩書をつけることになった。一気に変わった立場や、周囲からの注目度の高まりを感じつつ、「自分のやるべきことを最大限やっていきたい」と冷静に受け止めている。
今後は6月1日の日体大長距離競技会5000mや、6月29日の函館マラソンのハーフに出場予定で、そこから本番に向けて本格的な準備に入っていくという。
初めて挑む世界の舞台。「まずは8位入賞をしっかりと目指していきます」と力強く語り、「伸び伸びと走って、多くの皆さんにワクワクと感動するような走りを届けたい」と続けた。
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