HOME 国内

2024.08.18

200m・水久保漱至が20秒14!!日本歴代5位タイで東京世界陸上標準突破/富士北麓ワールドトライアル
200m・水久保漱至が20秒14!!日本歴代5位タイで東京世界陸上標準突破/富士北麓ワールドトライアル

水久保漱至(宮崎県スポ協)

◇第6回富士北麓ワールドトライアル(8月18日/山梨・富士北麓公園「富士山の銘水スタジアム」)

日本グランプリシリーズG2の男子200m決勝が行われ、水久保漱至(宮崎県スポ協)が20秒14(+0.1)をマークして優勝。日本歴代5位タイの好記録で、来年の東京世界選手権の参加標準記録(20秒16)を突破した。

予選で20秒54(+1.4)と軽快な動きを見せていた水久保。決勝では7レーンでグイグイ飛ばすとラストまで勢いが衰えずに力強くフィニッシュした。

広告の下にコンテンツが続きます

水久保は宮崎工高(宮崎)から城西大へ。高校時代には100m10秒49、200m21秒22。インターハイでは200m5位入賞し、4×100mリレーで2位だった。

城西大では千葉佳裕監督、本塩遼コーチのもとで成長。20年の日本インカレで100m、200mの2冠を達成している。100mでは昨年10秒14、200mでは昨年出した20秒43がベストだったが、今回一気に0.29秒も更新した。

昨年は日本選手権で100m4位、200m3位に食い込み、ブダペスト世界選手権の4×100mリレー代表に選出されたが、出走はなかった。今年の日本選手権も200m3位。この種目での東京世界選手権の参加標準記録突破者は1人目となる。

◇第6回富士北麓ワールドトライアル(8月18日/山梨・富士北麓公園「富士山の銘水スタジアム」) 日本グランプリシリーズG2の男子200m決勝が行われ、水久保漱至(宮崎県スポ協)が20秒14(+0.1)をマークして優勝。日本歴代5位タイの好記録で、来年の東京世界選手権の参加標準記録(20秒16)を突破した。 予選で20秒54(+1.4)と軽快な動きを見せていた水久保。決勝では7レーンでグイグイ飛ばすとラストまで勢いが衰えずに力強くフィニッシュした。 水久保は宮崎工高(宮崎)から城西大へ。高校時代には100m10秒49、200m21秒22。インターハイでは200m5位入賞し、4×100mリレーで2位だった。 城西大では千葉佳裕監督、本塩遼コーチのもとで成長。20年の日本インカレで100m、200mの2冠を達成している。100mでは昨年10秒14、200mでは昨年出した20秒43がベストだったが、今回一気に0.29秒も更新した。 昨年は日本選手権で100m4位、200m3位に食い込み、ブダペスト世界選手権の4×100mリレー代表に選出されたが、出走はなかった。今年の日本選手権も200m3位。この種目での東京世界選手権の参加標準記録突破者は1人目となる。

【動画】富士北麓ワールドトライアルのライブ配信&200m日本歴代をチェック!

https://www.youtube.com/watch?v=XLnuK3tc8Uw 男子200m日本歴代5傑 20.03(+0.6) 末續慎吾(ミズノ) 2003年 20.08(+0.8) サニブラウン・アブデル・ハキーム(フロリダ大) 2019年 20.11(+1.8) 飯塚翔太(ミズノ) 2016年 20.13(+0.6) 藤光謙司(ゼンリン) 2015年 20.14(+1.0) 高瀬慧(富士通) 2015年 20.14(+0.1) 水久保漱至(宮崎県スポ協) 2024年

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.16

日本パラスポーツ賞大賞に男子円盤投・湯上剛輝!東京デフリンピックで金メダル、東京世界陸上も出場

第9回日本パラスポーツ賞の受賞者が12月15日に発表され、男子円盤投の湯上剛輝(トヨタ自動車)が大賞に選出された。 同賞は国内外の障がい者スポーツで優れた成績を残した選手、団体を表彰するもの。聴覚障がい者の大賞受賞は初だ […]

NEWS 関西スポーツ賞に20㎞競歩世界新・山西利和、800m東京世界陸上出場・久保凛が選出!

2025.12.15

関西スポーツ賞に20㎞競歩世界新・山西利和、800m東京世界陸上出場・久保凛が選出!

第69回関西スポーツ賞の個人部門に、男子20km競歩で世界新記録を樹立した山西利和(愛知製鋼)、東京世界選手権女子800m出場の久保凛(東大阪大敬愛高3)が選出された。 同賞はその年の優秀な成績、関西スポーツ界への貢献度 […]

NEWS なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは
PR

2025.12.15

なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは

スイスのスポーツブランド「On(オン)」。同社は、陸上の男子3000m障害の日本記録保持者で、9月に東京で開催された世界選手権で最後まで優勝争いを演じて8位入賞を果たした三浦龍司(SUBARU)や、学生時代から駅伝やトラ […]

NEWS 2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

2025.12.15

2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

日本学生陸上競技連合は12月15日、2026年度の主催競技会日程を発表し、第95回日本インカレは9月5日~7日に神奈川県横浜市の日産スタジアムでの開催が決まった。 ただし、暑熱対策として、同大会実施種目のうち男女競歩は1 […]

NEWS アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

2025.12.15

アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

アンダーアーマーの日本総代理店である株式会社ドームは12月15日、最新ランニングシリーズ「UA ベロシティ」を12月20日より発売することを発表した。 新モデルは、ランナー一人ひとりの目的やレベルに応じて最適な1足を選べ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top