HOME 海外

2024.06.25

男子400mはホールが44秒17で快勝!ノーマン2位 女子800mムーは転倒で五輪連覇潰える/全米五輪選考会
男子400mはホールが44秒17で快勝!ノーマン2位 女子800mムーは転倒で五輪連覇潰える/全米五輪選考会

23年世界選手権400mで銅メダルを獲得したホール

◇全米五輪選考会(6/21~30、米国オレゴン州ユージン・ヘイワードフィールド)4日目

全米五輪選考会の4日目が行われ、男子400mではブダペスト世界選手権銅メダルのQ.ホールが自己新の44秒17で優勝を飾った。

44秒37のベストを持つホールは、序盤は6番手と後方に控えたが、200mを過ぎてから徐々にポジションをアップ。先行する22年世界選手権金メダリストのM.ノーマンをラスト50m付近でかわすと、そのままライバルたちを突き放してフィニッシュした。ノーマンは最後の100mで失速し、44秒41の2位。44秒42の自己タイで3位となったC.ベイリーが五輪代表に滑り込んでいる。

接戦となった女子5000mは3月の世界室内選手権3000mで優勝しているE.サンピエールが大会新の14分40秒34でトップ。E.クラニーが0.02秒差の14分40秒36で2位。男子1500mも大会記録が誕生し、東京五輪6位の実力者・C.フッカーが3分30秒59で快勝。男子走幅跳はJ.デイビスが8m20(+1.9)、女子走高跳はC.ハフナゲルが1m91、同七種競技はA.ホールが6614点で制している。

一方、女子800mで波乱の展開となり、東京五輪、オレゴン世界選手権金メダリストのA.ムーが200m付近で転倒。2分19秒69の9位に終わり、五輪連覇の望みが断たれた。レースは1分57秒36の自己新でフィニッシュしたA.エイキンスが制している。

このほか、男子110mハードルは予選が行われ、G.ホロウェイが今季世界最高の12秒92(+0.8)をマークした。

広告の下にコンテンツが続きます

全米五輪選考会は25日、26日には競技が行われず、27日から再開する。

◇全米五輪選考会(6/21~30、米国オレゴン州ユージン・ヘイワードフィールド)4日目 全米五輪選考会の4日目が行われ、男子400mではブダペスト世界選手権銅メダルのQ.ホールが自己新の44秒17で優勝を飾った。 44秒37のベストを持つホールは、序盤は6番手と後方に控えたが、200mを過ぎてから徐々にポジションをアップ。先行する22年世界選手権金メダリストのM.ノーマンをラスト50m付近でかわすと、そのままライバルたちを突き放してフィニッシュした。ノーマンは最後の100mで失速し、44秒41の2位。44秒42の自己タイで3位となったC.ベイリーが五輪代表に滑り込んでいる。 接戦となった女子5000mは3月の世界室内選手権3000mで優勝しているE.サンピエールが大会新の14分40秒34でトップ。E.クラニーが0.02秒差の14分40秒36で2位。男子1500mも大会記録が誕生し、東京五輪6位の実力者・C.フッカーが3分30秒59で快勝。男子走幅跳はJ.デイビスが8m20(+1.9)、女子走高跳はC.ハフナゲルが1m91、同七種競技はA.ホールが6614点で制している。 一方、女子800mで波乱の展開となり、東京五輪、オレゴン世界選手権金メダリストのA.ムーが200m付近で転倒。2分19秒69の9位に終わり、五輪連覇の望みが断たれた。レースは1分57秒36の自己新でフィニッシュしたA.エイキンスが制している。 このほか、男子110mハードルは予選が行われ、G.ホロウェイが今季世界最高の12秒92(+0.8)をマークした。 全米五輪選考会は25日、26日には競技が行われず、27日から再開する。

【動画】女子800mでアクシデント!! ムーが五輪代表逃す

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.18

ウクライナの妖精マフチフ 1m96で世界記録保持者の貫禄V 2m00はパス「身体の準備ができていなかった」/セイコーGGP

◇セイコーゴールデングランプリ2025(5月18日/東京・国立競技場) 世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリが5月18日に行われ、女子走高跳は世界記録保持者のヤロスラワ・マフチフ( […]

NEWS 400m・佐藤風雅が今季ベスト45秒23で2位「加速を生かせたら0.5秒縮められる」/セイコーGGP

2025.05.18

400m・佐藤風雅が今季ベスト45秒23で2位「加速を生かせたら0.5秒縮められる」/セイコーGGP

◇セイコーゴールデングランプリ(5月18日/東京・国立競技場) 世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリが行われ、男子400mはパリ五輪4×400mリレー6位入賞メンバーの佐藤風雅(ミ […]

NEWS 男子35km競歩でスタノが世界新! 2時間20分43秒と従来記録を57秒更新/欧州競歩チーム選手権

2025.05.18

男子35km競歩でスタノが世界新! 2時間20分43秒と従来記録を57秒更新/欧州競歩チーム選手権

5月18日、チェコ・ポジェブラディで世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールドの欧州競歩チーム選手権が行われ、男子35kmでM.スタノ(イタリア)が2時間20分43秒の世界新記録を打ち立てて優勝した。従来の世界記録はE.ダンフ […]

NEWS 200m・飯塚翔太が3位 向かい風で20秒67 「良い方向にいっている」/セイコーGGP

2025.05.18

200m・飯塚翔太が3位 向かい風で20秒67 「良い方向にいっている」/セイコーGGP

◇セイコーゴールデングランプリ2025(5月18日/東京・国立競技場) 世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリが行われ、男子200mはロバート・グレゴリー(米国)が20秒24(-2. […]

NEWS 400mH豊田兼は2位 前半攻めの姿勢も参加標準記録届かず「後半もたついた」/セイコーGGP

2025.05.18

400mH豊田兼は2位 前半攻めの姿勢も参加標準記録届かず「後半もたついた」/セイコーGGP

◇セイコーゴールデングランプリ2025(5月18日/東京・国立競技場) 世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリが5月18日に行われ、男子400mハードルはトレバー・バシット(米国)が […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年6月号 (5月14日発売)

2025年6月号 (5月14日発売)

Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定

Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析

page top