2024.06.24
◇第108回日本選手権・混成競技(6月22、23日/岐阜メモリアルセンター長良川競技場)
パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権・混成競技が行われ、男子十種競技は丸山優真(住友電工)が7870点の自己新で連覇を達成した。
昨年のブダペスト世界選手権代表の丸山。パリ五輪を目指して出場した4月の試合で、左膝の外側側副靱帯損傷、半月板損傷、亀裂骨折、骨挫傷とケガを負った。
「この状態で自己ベストが出たのはベースが上がっている」を手応えをつかんだが、「パリ五輪を目指していたので悔しい」と唇を噛んだ。
8月にポーランド、秋にフランスで試合に出場予定で「来年の東京世界選手権に出たい」と強い気持ちをのぞかせた。
女子七種競技は熱田心(岡山陸協)が日本歴代5位の5750点で初優勝。2015年以降はヘンプヒル恵(アトレ)と山﨑有紀(スズキ)のみ優勝していたが、牙城を崩した。
初日も初めてトップで折り返し、そのまま逃げ切った熱田。走高跳、砲丸投、800mで自己新を出して、ヘンプヒル、山﨑を抑えた。
2人が本調子でなく、「もっと記録を出される。5700点台の優勝は低い」と冷静に受け止めつつも、「上を崩したいと思って臨みました。初の日本一でうれしい」と笑顔。「5800、5900点を出して、いつか6000点を出したい」と次の目標を語った。
RECOMMENDED おすすめの記事
                Ranking 
                人気記事ランキング
            
        2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
- 
                            
2025.11.02
 - 
                            
2025.11.02
 
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
- 
                            
2025.11.02
 - 
                            
2025.10.18
 
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
- 
                            
2022.05.18
 - 
                            
2023.04.01
 - 
                            
2022.12.20
 - 
                            
2023.06.17
 - 
                            
2022.12.27
 - 
                            
2021.12.28
 
Latest articles 最新の記事
2025.11.04
ロジスティード初制覇!前回優勝GMOが2位、初陣M&Aが初ニューイヤー、コニカミノルタら全日本復活3チーム/東日本実業団駅伝
◇第66回東日本実業団対抗駅伝(11月3日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園競技場及び公園内特設周回コース:7区間74.6km) 第66回東日本実業団対抗駅伝が行われ、東日本枠「12」と第70回記念枠「1」(13位以下で最上位 […]
2025.11.04
“走る伝説”キプチョゲが第一線退く マラソン2時間切り、五輪2連覇 マラソン界の常識を変えた鉄人
11月2日、米国でニューヨークシティマラソンに出場したエリウド・キプチョゲ(ケニア)が、フィニッシュ後、今後はエリートレースには参加せず、新たなプロジェクト「エリウド・キプチョゲ・ワールドツアー」を始めることを発表した。 […]
2025.11.04
豊川が男女優勝 男子は2時間6分23秒で2年ぶりV 女子は序盤で主導権を握って逃げ切り4連覇/愛知県高校駅伝
全国高校駅伝の出場権を懸けた愛知県高校駅伝は11月3日、一宮市大野極楽寺公園発着木曽川沿川サイクリングコースで行われ、男女ともに豊川が制した。男子(7区間42.195km)は2時間6分23秒で2年ぶり10回目のV。女子( […]
                Latest Issue 
                最新号
            
        
            2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望