HOME 国内

2024.05.15

日本陸連 パリ五輪代表選考要項を訂正 参加資格得られる参加標準記録に誤り
日本陸連 パリ五輪代表選考要項を訂正 参加資格得られる参加標準記録に誤り

24年木南記念1500mの様子

日本陸連は5月15日、今夏のパリ五輪の代表選考要項の一部を訂正したと発表した。

昨年9月20日に発表されたパリ五輪の「トラック&フィールド種目日本代表選考要項」の中にある各種目の出場資格獲得の条件となる「参加標準記録」を訂正したとみられる。訂正前の発表済み要項では、男子1500mの参加標準記録が3分35秒00とあったが世界陸連(WA)が発表している正しい記録は3分33秒50だった。

広告の下にコンテンツが続きます

参加標準記録の有効期間は2023年7月1日から24年6月30日(10000m、マラソン、混成競技、競歩を除く)。なお、5月15日時点で訂正前の記録を含めて届いている日本人選手はいない。期間中の最高記録は5月12日に行われた木南記念での飯澤千翔(住友電工)の3分35秒77だった。

パリ五輪の参加資格は参加標準記録を突破するか、WAのワールドランキング(Road to Paris)でターゲットナンバー内(出場枠)に入る必要がある。パリ五輪の陸上競技は8月1日から10日に開かれる。

日本陸連は5月15日、今夏のパリ五輪の代表選考要項の一部を訂正したと発表した。 昨年9月20日に発表されたパリ五輪の「トラック&フィールド種目日本代表選考要項」の中にある各種目の出場資格獲得の条件となる「参加標準記録」を訂正したとみられる。訂正前の発表済み要項では、男子1500mの参加標準記録が3分35秒00とあったが世界陸連(WA)が発表している正しい記録は3分33秒50だった。 参加標準記録の有効期間は2023年7月1日から24年6月30日(10000m、マラソン、混成競技、競歩を除く)。なお、5月15日時点で訂正前の記録を含めて届いている日本人選手はいない。期間中の最高記録は5月12日に行われた木南記念での飯澤千翔(住友電工)の3分35秒77だった。 パリ五輪の参加資格は参加標準記録を突破するか、WAのワールドランキング(Road to Paris)でターゲットナンバー内(出場枠)に入る必要がある。パリ五輪の陸上競技は8月1日から10日に開かれる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.24

箱根駅伝Stories/4年生4人が強力な駒大は前回復路新記録に光明 「優勝に貢献することを第一に」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 駒大は3年前の学生駅伝3冠達成を区切りに大八 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/4年生3本柱が牽引する日体大 創部100周年の年に「シード権前後で粘りに粘ってほしい」

2025.12.24

箱根駅伝Stories/4年生3本柱が牽引する日体大 創部100周年の年に「シード権前後で粘りに粘ってほしい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競い合い力を伸ばす 今季の日体大は平島龍斗、田島駿介、山崎丞の4年生 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/学生トップクラスに成長した國學院大・野中恒亨 山以外の区間で「自分の強さを出すだけ」

2025.12.24

箱根駅伝Stories/学生トップクラスに成長した國學院大・野中恒亨 山以外の区間で「自分の強さを出すだけ」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 出雲の快走が飛躍のきっかけ 國學院大OBで、現在も同大を練習の拠点と […]

NEWS セイコーが小学生に「時」と「走り」の特別授業、「時育®セイコーわくわくスポーツ教室」を開催!

2025.12.24

セイコーが小学生に「時」と「走り」の特別授業、「時育®セイコーわくわくスポーツ教室」を開催!

セイコーグループは12月下旬、Team Seikoアスリートでセイコースマイルアンバサダーの福島千里さん(女子100m日本記録保持者)を講師に迎えた「時育®セイコーわくわくスポーツ教室」を東京都目黒区の油面小学校で実施し […]

NEWS 神奈川大が26年度新入部員を発表!学法石川・佐藤柊斗、倉敷・北村海智、西脇工・新妻昂己ら高校駅伝上位校の主力ずらり

2025.12.24

神奈川大が26年度新入部員を発表!学法石川・佐藤柊斗、倉敷・北村海智、西脇工・新妻昂己ら高校駅伝上位校の主力ずらり

神奈川大学陸上競技部駅伝チームは12月24日、2026年度入部予定者を15名を発表した。 12月21日に行われた全国高校駅伝上位校の主力クラスの名が並び、優勝の学法石川(福島)からは4区区間3位と好走した佐藤柊斗が決まっ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top