HOME 国内、高校

2023.11.12

増子陽太が5000mで高1歴代2位の13分54秒16! 吉田圭太が13分27秒66の自己新
増子陽太が5000mで高1歴代2位の13分54秒16! 吉田圭太が13分27秒66の自己新

23年鹿児島国体少年B3000mで優勝した増子陽太

第309回日体大長距離競技会兼第5回NITTAIDAI Challenge Gamesの2日目が11月12日に行われ、男子5000m24組に出場した増子陽太(学法石川高1福島)が13分54秒16の5着でフィニッシュ。高1歴代2位の好タイムをマークした。

増子は昨年3000mで8分11秒12の中学記録を樹立し、全中でも大会新で優勝した経歴を持つスーパールーキー。高校入学後も順調にタイムを縮め、今夏には1年生にして5000mでインターハイにも出場した。

秋にはさらにパワーアップし、10月の鹿児島国体少年B3000mを高1歴代2位となる8分05秒32で優勝。その1週間後に行われた福島県高校駅伝では名門チームの1区を任され、30分22秒の区間2位で走破している。

今大会のレースでは実業団に所属するケニア選手らが作るペースに乗り、14分を切るペースで推移。吉岡大翔(佐久長聖高/現・順大)が20年にマークした高1最高記録13分50秒27に次ぐタイムをたたき出した。

同組では日本人トップの3着に入った川原琉人(五島南高3長崎)が13分52秒29の長崎県高校新記録を樹立。9着の立迫大徳(鹿児島城西高3)が13分57秒98、12着の岡田開成(洛南高3京都)が13分59秒73と4人の高校生が13分台に突入している。

また、実業団、学生のトップが集まったNGC5000mはコセン・ダニエル(富士通)が13分26秒83でトップ。吉田圭太(住友電工)が13分27秒66の自己新で日本人最高の3着を占めた。

広告の下にコンテンツが続きます
第309回日体大長距離競技会兼第5回NITTAIDAI Challenge Gamesの2日目が11月12日に行われ、男子5000m24組に出場した増子陽太(学法石川高1福島)が13分54秒16の5着でフィニッシュ。高1歴代2位の好タイムをマークした。 増子は昨年3000mで8分11秒12の中学記録を樹立し、全中でも大会新で優勝した経歴を持つスーパールーキー。高校入学後も順調にタイムを縮め、今夏には1年生にして5000mでインターハイにも出場した。 秋にはさらにパワーアップし、10月の鹿児島国体少年B3000mを高1歴代2位となる8分05秒32で優勝。その1週間後に行われた福島県高校駅伝では名門チームの1区を任され、30分22秒の区間2位で走破している。 今大会のレースでは実業団に所属するケニア選手らが作るペースに乗り、14分を切るペースで推移。吉岡大翔(佐久長聖高/現・順大)が20年にマークした高1最高記録13分50秒27に次ぐタイムをたたき出した。 同組では日本人トップの3着に入った川原琉人(五島南高3長崎)が13分52秒29の長崎県高校新記録を樹立。9着の立迫大徳(鹿児島城西高3)が13分57秒98、12着の岡田開成(洛南高3京都)が13分59秒73と4人の高校生が13分台に突入している。 また、実業団、学生のトップが集まったNGC5000mはコセン・ダニエル(富士通)が13分26秒83でトップ。吉田圭太(住友電工)が13分27秒66の自己新で日本人最高の3着を占めた。

男子5000m高1歴代10傑

13.50.27 吉岡大翔(佐久長聖・長野) 2020.11.15 13.54.16 増子陽太(学法石川・福島) 2023.11.12 13.58.93 遠藤日向(学法石川・福島) 2014.12. 7 13.59.55 山口智規(学法石川・福島) 2019.11.17 14.00.55 羽生拓矢(八千代松陰・千葉)2013.11.17 14.04.41 新妻遼己(西脇工・兵庫)  2023. 9.24 14.04.92 田澤廉(青森山田・青森)  2016.12. 4 14.06.75 長屋匡起(佐久長聖・長野) 2020.11.15 14.06.99 佐藤悠基(佐久長聖・長野) 2002.12. 1 14.07.14 田中純(城西・東京)    2021. 3.27

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.31

9月の東京世界陸上から全女子選手対象に遺伝子検査 世界陸連「女子スポーツの健全性の保護と促進」

世界陸連(WA)は7月30日、女子選手の公平性を確保するため、世界選手権などに出場する全女子選手に対し、1回限りの遺伝子検査を実施すると発表した。 9月1日から発効され、9月13日開幕の東京世界選手権(東京・国立競技場) […]

NEWS 東京世界陸上ランキングが更新 100m桐生祥秀、400mH豊田兼がターゲットナンバー圏内に浮上!

2025.07.31

東京世界陸上ランキングが更新 100m桐生祥秀、400mH豊田兼がターゲットナンバー圏内に浮上!

7月31日、世界陸連(WA)は東京世界選手権の出場資格を示すランキング「Road to Tokyo25」を更新し、男子100mで桐生祥秀(日本生命)が出場資格を得られるターゲットナンバー(TN)圏内に浮上した。 このワー […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第59回「酷暑の好記録と指導者たちの育成力」

2025.07.31

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第59回「酷暑の好記録と指導者たちの育成力」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第59回「酷暑の好記録と指導者たちの育成力」 猛暑! この言葉で誰もが合点するほどの暑さである […]

NEWS ベルリンマラソン 女子にパリ五輪6位の鈴木優花、日本記録保持者の前田穂南がエントリー!

2025.07.31

ベルリンマラソン 女子にパリ五輪6位の鈴木優花、日本記録保持者の前田穂南がエントリー!

9月21日に開催されるベルリンマラソンの主催者は7月30日、女子の招待選手を発表し、日本からはパリ五輪6位の鈴木優花(第一生命グループ)と、2時間18分59秒の日本記録を持つ前田穂南(天満屋)がエントリーした。 鈴木はパ […]

NEWS 100mH田中佑美「やり切った走りができるように準備していく」世界陸上に向けて公開練習

2025.07.31

100mH田中佑美「やり切った走りができるように準備していく」世界陸上に向けて公開練習

7月31日、女子100mハードルの田中佑美(富士通)が茨城県の筑波大で公開練習を行った。 ドリルやスキップ走などで身体をほぐし、バーベルを使った補強運動をこなした田中。軽めのメニューとしながらも、一つひとつの動きを確かめ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top