HOME 駅伝、箱根駅伝

2023.10.14

明大は2位通過 直前のアクシデントも実力示す 8月就任の山本豪駅伝監督「ホッとした」/箱根駅伝予選会
明大は2位通過 直前のアクシデントも実力示す 8月就任の山本豪駅伝監督「ホッとした」/箱根駅伝予選会

明大の森下翔太(左)と杉彩文海

◇第100回箱根駅伝予選会(10月14日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km)

明大は2位で6年連続65回目の本戦出場を決めた。

エース格の児玉真輝(4年)がチームトップの個人25位(1時間2分30秒)でフィニッシュしたのを皮切りに、吉川響(2年)が34位、ルーキー・綾一輝が35位でここまでが1時間2分台。5人が1時間3分台でまとめた。

8月1日には、当時の駅伝監督の退任と、コーチだった山本豪氏の昇格を発表。新体制となったが、9月に入り、部員が新型コロナウイルスに感染し、児玉が故障するなど、チーム状況は決して良くなった。

それだけに、山本駅伝監督は「不安がありましたが、通過することができてホッとしています」と安堵した様子を見せた。

今予選会に向けて、山本駅伝監督から選手に対し、レースペースをフリーにして序盤から上位で走るか、設定タイムを63分台、64分台の3つを提案。すると、5人がフリーで、残りの7人は1時間3分台を狙うと伝えてきたという。「仕上がりとしては良かったですね」と振り返る。

広告の下にコンテンツが続きます

17.4km付近までは総合でトップを走っていたが、その後で大東大に逆転された。「最後の走りが大東大との差のつながったと思います。本戦ではその差を詰めていきたい」と山本駅伝監督は話す。

もちろん、4年ぶりのシード入りは言うまでもない。児玉や前回7区区間賞の杉彩文海(2年)ら実績ある上級生に、全国高校駅伝やトラックで活躍してきた綾ら強力ルーキーが加わり、さらなる躍進を期す。

◇第100回箱根駅伝予選会(10月14日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km) 明大は2位で6年連続65回目の本戦出場を決めた。 エース格の児玉真輝(4年)がチームトップの個人25位(1時間2分30秒)でフィニッシュしたのを皮切りに、吉川響(2年)が34位、ルーキー・綾一輝が35位でここまでが1時間2分台。5人が1時間3分台でまとめた。 8月1日には、当時の駅伝監督の退任と、コーチだった山本豪氏の昇格を発表。新体制となったが、9月に入り、部員が新型コロナウイルスに感染し、児玉が故障するなど、チーム状況は決して良くなった。 それだけに、山本駅伝監督は「不安がありましたが、通過することができてホッとしています」と安堵した様子を見せた。 今予選会に向けて、山本駅伝監督から選手に対し、レースペースをフリーにして序盤から上位で走るか、設定タイムを63分台、64分台の3つを提案。すると、5人がフリーで、残りの7人は1時間3分台を狙うと伝えてきたという。「仕上がりとしては良かったですね」と振り返る。 17.4km付近までは総合でトップを走っていたが、その後で大東大に逆転された。「最後の走りが大東大との差のつながったと思います。本戦ではその差を詰めていきたい」と山本駅伝監督は話す。 もちろん、4年ぶりのシード入りは言うまでもない。児玉や前回7区区間賞の杉彩文海(2年)ら実績ある上級生に、全国高校駅伝やトラックで活躍してきた綾ら強力ルーキーが加わり、さらなる躍進を期す。
       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.29

アシックスがJOC、JPCとTEAM JAPANパートナーシップ契約を締結!26年ミラノ・コルティナ、28年ロス両五輪・パラなどサポート

株式会社アシックスは5月29日、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)および公益財団法人日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPC)と、スポーツ用品カテゴリーにおける「TEAM JAPAN」パートナーシッ […]

NEWS 【高平慎士の視点】勝ちに徹し、強さ示した栁田大輝 価値ある100mアジア連覇を日本選手権初Vへ/アジア選手権

2025.05.29

【高平慎士の視点】勝ちに徹し、強さ示した栁田大輝 価値ある100mアジア連覇を日本選手権初Vへ/アジア選手権

5月28日に韓国・クミで行われたアジア選手権の男子100m決勝。栁田大輝(東洋大)が10秒20(+0.6)でプリポル・ブーンソン(タイ)を1000分の2秒差で抑え、2連覇を飾った。。2008年北京五輪男子4×100mリレ […]

NEWS 弘前実4×100mR40秒台連発、4×400mR大会新 村川きらり2冠 中長距離は青森山田勢が強さ発揮/IH青森県大会

2025.05.29

弘前実4×100mR40秒台連発、4×400mR大会新 村川きらり2冠 中長距離は青森山田勢が強さ発揮/IH青森県大会

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。 青森県大会は5月23日から26日までの4日間、カクヒログループアスレチックスタジアム(新青森県総合運 […]

NEWS U18大会800m覇者・菊池晴太が1分50秒54大会新 八種競技・相馬大翔は5792点の県高校新 工藤玲七が女子短距離2冠/IH岩手県大会

2025.05.29

U18大会800m覇者・菊池晴太が1分50秒54大会新 八種競技・相馬大翔は5792点の県高校新 工藤玲七が女子短距離2冠/IH岩手県大会

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。 岩手県大会は5月23日から26日までの4日間、北上総合運動公園競技場(ウェスタンデジタルスタジアムき […]

NEWS 10000m矢田みくにが粘りの銅!31分12秒21の自己新「大きな試合で記録を残せた」/アジア選手権

2025.05.29

10000m矢田みくにが粘りの銅!31分12秒21の自己新「大きな試合で記録を残せた」/アジア選手権

◇アジア選手権(5月27日~31日/韓国・クミ)3日目 2年に一度開かれるアジア選手権が行われ、女子10000mでは矢田みくに(エディオン)が31分12秒21で銅メダルを獲得した。優勝はD.ジェプケメイ(カザフスタン)で […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年6月号 (5月14日発売)

2025年6月号 (5月14日発売)

Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定

Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析