HOME 海外

2023.09.02

ボリビアのガリバイが標高2200mのメキシコシティマラソンを2時間8分22秒で制す
ボリビアのガリバイが標高2200mのメキシコシティマラソンを2時間8分22秒で制す

22年オレゴン世界選手権のマラソンに出場したガリバイ

8月27日、メキシコで世界陸連(WA)ゴールドラベル・ロードレースの第40回メキシコシティマラソンが行われ、22年オレゴン世界選手権代表のH.ガリバイ(ボリビア)が従来の大会記録を3分以上更新する2時間8分22秒で優勝した。

ガリバイは1988年生まれの35歳。南米選手権では19年5000mで10位、21年10000m位の実績を持つ。

マラソンは21年から走りはじめ、昨年2月のセビリアで2時間9分08秒をマークし、オレゴン世界選手権では2時間12分44秒で36位。さらに今年のセビリアでは2時間7分44秒の自己新で走っていた。

メキシコシティマラソンは標高2200mで行われる過酷なマラソンとしても知られている。レースでは2時間5分台のベストを持つN.キルワ、世界ハーフ入賞経験のあるE.キプトゥーら有力なケニア選手も出場していたが、序盤から積極的な試合運びを見せたガリバイが2位に3分近い大差をつける快勝となった。

これまでタクシードライバーとして生計を立てていたというガリバイだが、パリ五輪出場に向けてマラソンに専念しているという。

8月27日、メキシコで世界陸連(WA)ゴールドラベル・ロードレースの第40回メキシコシティマラソンが行われ、22年オレゴン世界選手権代表のH.ガリバイ(ボリビア)が従来の大会記録を3分以上更新する2時間8分22秒で優勝した。 ガリバイは1988年生まれの35歳。南米選手権では19年5000mで10位、21年10000m位の実績を持つ。 マラソンは21年から走りはじめ、昨年2月のセビリアで2時間9分08秒をマークし、オレゴン世界選手権では2時間12分44秒で36位。さらに今年のセビリアでは2時間7分44秒の自己新で走っていた。 メキシコシティマラソンは標高2200mで行われる過酷なマラソンとしても知られている。レースでは2時間5分台のベストを持つN.キルワ、世界ハーフ入賞経験のあるE.キプトゥーら有力なケニア選手も出場していたが、序盤から積極的な試合運びを見せたガリバイが2位に3分近い大差をつける快勝となった。 これまでタクシードライバーとして生計を立てていたというガリバイだが、パリ五輪出場に向けてマラソンに専念しているという。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.02

アシックスのトップアスリート向けランニングシューズ「METASPEED」シリーズの最新作を発表!

アシックスは5月2日、トップアスリート向けのランニングシューズ「METASPEED(メタスピード)」シリーズの最新作「METASPEED SKY TOKYO(メタスピードスカイトウキョウ)」、「METASPEED EDG […]

NEWS 編集部コラム「職業病?親バカ?」

2025.05.02

編集部コラム「職業病?親バカ?」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 【男子砲丸投】大垣尊良(WR・高2)17m51=高2歴代3位

2025.05.02

【男子砲丸投】大垣尊良(WR・高2)17m51=高2歴代3位

4月26日の室蘭地方記録会(北海道・日鋼室蘭スポーツパーク/入江運動公園陸上競技場)男子砲丸投(6kg)で、高校2年生の大垣尊良(WR/ワールド・ローテーション)が高2歴代3位の17m51をマークした。この記録は高校歴代 […]

NEWS パリ五輪代表・太田智樹が開発携わった“新シューズ”で「ベスト尽くしたい」5/3アシックス主催5kmレースへ意気込み

2025.05.02

パリ五輪代表・太田智樹が開発携わった“新シューズ”で「ベスト尽くしたい」5/3アシックス主催5kmレースへ意気込み

パリ五輪10000m代表の太田智樹(トヨタ自動車)は5月2日、サポートを受けるアシックスの新作シューズ発表会に出席し、翌日に出場予定の同社主催ロードレースイベント「Tokyo:Speed:Race」5kmに向けて「自分の […]

NEWS やり投女王・北口榛花が25年初戦へ!デュプランティス、マフチフらとDL前日会見初登壇「トレーニングの成果がわかれば」

2025.05.02

やり投女王・北口榛花が25年初戦へ!デュプランティス、マフチフらとDL前日会見初登壇「トレーニングの成果がわかれば」

世界陸連ダイヤモンドリーグ(DL)第2戦の中国・柯橋大会を前日に控えた5月2日に有力選手の会見が行われ、今大会が25年シーズン初戦となる女子やり投の北口榛花(JAL)が登壇して意気込みを語った。 男子棒高跳のアルマンド・ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top