ブダペスト世界選手権の開幕を明日(8月19日)に控えるなか、日本代表がメイン会場となるナショナルスタジアムで練習を行った。
明日の初日の午前セッションで行われる女子走幅跳に出場する秦澄美鈴(シバタ工業)は、メイン会場で身体の状態を確認。「明日か、と実感が湧いてきました」と言い、「サブトラックとピットも変わらないのでいい感じ。大きくて新しい競技場。楽しみです」と笑顔を見せる。
7月のアジア選手権で6m97の日本記録を樹立。「最初はごちゃごちゃしていた」という気持ちの面も「だいぶ整理がついて、それが負担にならないように分けて考えています」と話す。
前回はワールドランキングで初代表をつかむも予選敗退に終わり涙。「前回の前日の感じは覚えていない」と苦笑いするが、「今回は顔見知りもいて異国の感じがない」と、経験値も増えて冷静に迎えられている。
今大会の目標は「決勝に駒を進めて勝負する」こと。そのためにら「無駄にできない」と1本目からしっかり通過ラインとなる6m80に近いジャンプが必要。「自分の跳躍をしたい」。
初めて日本記録保持者として臨む自身2度目の世界選手権。大事にしている「その日のベスト」を世界にぶつける。
女子走幅跳の予選は日本時間の19時25分から、決勝は同20日の23時55分に行われる。
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