HOME 国内、大学

2023.04.09

箱根5区区間賞の城西大・山本唯翔が5000mで日本人トップ 1500mVの1年生・宮本凪が大会MVP/関東私学七大学
箱根5区区間賞の城西大・山本唯翔が5000mで日本人トップ 1500mVの1年生・宮本凪が大会MVP/関東私学七大学

23年箱根駅伝5区で区間賞を獲得している山本唯翔(城西大)

9日、埼玉県三郷市のセナリオハウスフィールド三郷で第19回関東私学七大学対校選手権が行われ、男子5000mでは今年の箱根駅伝の5区区間賞の山本唯翔(城西大)が日本人トップの3位に入った。

山本はカマウ・パトリック(上武大)、ゴットフリー・ムサンガ(駿河台大)とケニア人留学生がレースを引っ張るなか、ほとんど差のない3番手で追走。3000mを8分20秒で通過すると、3600mからは先頭に立つ積極性も見せる。残り300mでパトリックのスパートに引き離され、さらにゴール手前でムサンガにかわされたものの、14分03秒20でのフィニッシュとなった。

広告の下にコンテンツが続きます

2月に丸亀国際ハーフマラソンで1時間1分34秒と好走した山本は、3月のTOKOROZAWAゲームズでは3000mで8分04秒15をマーク。スピード面、スタミナ面ともに成長を遂げており、最上級生となった今年はエースとしてチームを牽引していく。

また、男子1500mでは城西大の1年生・宮本凪(山口・宇部鴻城高卒)が自己新記録の3分50秒03で優勝し、大会MVPに選出。総合争いでも城西大が8回目の優勝を飾った。

同大会は埼玉県と群馬県を拠点にする東洋大、大東大、城西大、東京国際大、平成国際大、上武大によって中長距離種目の対校戦という形式で2005年より「関東私学六大学対校選手権」として開催。今年から駿河台大が新たに加わり大会名称も変更して開催された。

9日、埼玉県三郷市のセナリオハウスフィールド三郷で第19回関東私学七大学対校選手権が行われ、男子5000mでは今年の箱根駅伝の5区区間賞の山本唯翔(城西大)が日本人トップの3位に入った。 山本はカマウ・パトリック(上武大)、ゴットフリー・ムサンガ(駿河台大)とケニア人留学生がレースを引っ張るなか、ほとんど差のない3番手で追走。3000mを8分20秒で通過すると、3600mからは先頭に立つ積極性も見せる。残り300mでパトリックのスパートに引き離され、さらにゴール手前でムサンガにかわされたものの、14分03秒20でのフィニッシュとなった。 2月に丸亀国際ハーフマラソンで1時間1分34秒と好走した山本は、3月のTOKOROZAWAゲームズでは3000mで8分04秒15をマーク。スピード面、スタミナ面ともに成長を遂げており、最上級生となった今年はエースとしてチームを牽引していく。 また、男子1500mでは城西大の1年生・宮本凪(山口・宇部鴻城高卒)が自己新記録の3分50秒03で優勝し、大会MVPに選出。総合争いでも城西大が8回目の優勝を飾った。 同大会は埼玉県と群馬県を拠点にする東洋大、大東大、城西大、東京国際大、平成国際大、上武大によって中長距離種目の対校戦という形式で2005年より「関東私学六大学対校選手権」として開催。今年から駿河台大が新たに加わり大会名称も変更して開催された。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.30

【高校生FOCUS】男子棒高跳・井上直哉(阿南光高)「全国3冠取りたい」と意気込むボウルターは柔道黒帯

FOCUS! 高校生INTERVIEW 井上直哉 Inoue Naoya 阿南光高3徳島 注目の高校アスリートに焦点を当てる高校生FOCUS。今回はインターハイ徳島県大会男子棒高跳で5m21の県高校新記録をマークし、続く […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】急成長を続ける大東大・大濱逞真 「自信を持ってエースと言えるように」

2025.06.30

【学生長距離Close-upインタビュー】急成長を続ける大東大・大濱逞真 「自信を持ってエースと言えるように」

学生長距離Close-upインタビュー 大濱逞真 Ohama Takuma 大東大2年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。49回目は、大東大の大 […]

NEWS 日本陸連・有森裕子新会長が小池百合子都知事訪問 東京世界陸上の成功誓う「素晴らしさと感動ふんだんに味わえるように」

2025.06.30

日本陸連・有森裕子新会長が小池百合子都知事訪問 東京世界陸上の成功誓う「素晴らしさと感動ふんだんに味わえるように」

日本陸連の新会長に就任した有森裕子会長と、同前会長で東京2025世界陸上財団の尾縣貢会長が6月30日に東京都庁を訪問し、小池百合子都知事と面会した。 冒頭で小池都知事は、有森氏が女性初の会長に就任したことに際し祝福し、「 […]

NEWS 64年東京五輪5000m銅のデリンジャー氏が死去 91歳 米国代表やオレゴン大コーチも務める

2025.06.30

64年東京五輪5000m銅のデリンジャー氏が死去 91歳 米国代表やオレゴン大コーチも務める

6月27日、米国の元長距離選手で、後にコーチとしても活躍したビル・デリンジャー氏が逝去した。91歳だった。 デリンジャー氏は5000mで3大会連続してオリンピックに出場(1956年メルボルン、1960年ローマ、1964年 […]

NEWS 100mトンプソンが世界歴代6位の9秒75!! シェリー・アンも最後の国内選手権で3位/ジャマイカ選手権

2025.06.30

100mトンプソンが世界歴代6位の9秒75!! シェリー・アンも最後の国内選手権で3位/ジャマイカ選手権

東京世界選手権の代表選考会となるジャマイカ選手権が6月26日から29日にキングストンで開催された。 男子100mはK.トンプソンが世界歴代6位、今季世界最高の9秒75(+0.8)で優勝した。トンプソンは現在23歳。これま […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top