HOME 国内

2023.03.05

大迫傑 自己3番目の2時間6分13秒!及第点も「積み上げて改善したい」/東京マラソン
大迫傑 自己3番目の2時間6分13秒!及第点も「積み上げて改善したい」/東京マラソン

2023東京マラソンで9位の大迫傑

◇東京マラソン2023(3月5日/東京都庁~東京駅)

ワールドマラソンメジャーズの一つで、JMCシリーズG1の東京マラソン2023が行われ、東京五輪6位の大迫傑(Nike)は2時間6分13秒で日本人3番手に入り、パリ五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得した。

「前半速かったので動かずに落ち着いて」レースを進めた大迫。先頭集団の中団に位置すると、残り5kmで海外勢がペースアップするなか、山下一貴(三菱重工)と大迫が日本人トップ争いに。38kmを過ぎて初めて大迫が日本人トップに躍り出る。

広告の下にコンテンツが続きます

その後は、「差し込みもあって、最後は動かしきれなかった」と言う大迫。後ろからきた其田健也(JR東日本)にもかわされて9位でフィニッシュ。それでも、「今回はチャレンジングな準備期間。タイムも良かったし、思った以上にケニアでいい練習が積めた。落としどころとしては良かった」と納得の表情だった。

東京五輪以来の国内マラソン。「沿道でみなさんが応援してくれてうれしいですね」と語り、上位2人に「強いですね。若手もいるので僕も頑張ります」とどこかうれしそうでもあった。

MGCの出場権を獲得したが、「出るかどうかも含めてコーチと考えていきたい」と話すが、「積み上げて改善していきたい」としっかりと『世界』を見据えていた。

◇東京マラソン2023(3月5日/東京都庁~東京駅) ワールドマラソンメジャーズの一つで、JMCシリーズG1の東京マラソン2023が行われ、東京五輪6位の大迫傑(Nike)は2時間6分13秒で日本人3番手に入り、パリ五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得した。 「前半速かったので動かずに落ち着いて」レースを進めた大迫。先頭集団の中団に位置すると、残り5kmで海外勢がペースアップするなか、山下一貴(三菱重工)と大迫が日本人トップ争いに。38kmを過ぎて初めて大迫が日本人トップに躍り出る。 その後は、「差し込みもあって、最後は動かしきれなかった」と言う大迫。後ろからきた其田健也(JR東日本)にもかわされて9位でフィニッシュ。それでも、「今回はチャレンジングな準備期間。タイムも良かったし、思った以上にケニアでいい練習が積めた。落としどころとしては良かった」と納得の表情だった。 東京五輪以来の国内マラソン。「沿道でみなさんが応援してくれてうれしいですね」と語り、上位2人に「強いですね。若手もいるので僕も頑張ります」とどこかうれしそうでもあった。 MGCの出場権を獲得したが、「出るかどうかも含めてコーチと考えていきたい」と話すが、「積み上げて改善していきたい」としっかりと『世界』を見据えていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.07

順大が大学生の部制覇! 一般の部はコモディイイダの9連覇止めた警視庁がV/奥多摩渓谷駅伝

第87回奥多摩渓谷駅伝は12月7日、東京・青梅市、奥多摩町内の特設コースで行われ、大学生の部は順大が2時間14分29秒で優勝した。 順大は山下健秀(4年)、半澤康(4年)、堀口颯亮(4年)、辰巳舜(4年)、金原祥汰(4年 […]

NEWS Japan Athlete Games in Osakiが2月に開催 トラック種目は国内唯一の室内競技会

2025.12.07

Japan Athlete Games in Osakiが2月に開催 トラック種目は国内唯一の室内競技会

大崎町陸上競技の聖地創り実行委員会は、2026 Japan Athlete Games in Osakiを来年2月14日、15日の2日間の日程で開催すると発表した。 「Japan Athlete Games in Osa […]

NEWS 西山雄介が日本勢最上位でロス五輪MGC切符「非常に悔しい」終盤まで優勝争い展開、2年連続2位/福岡国際マラソン

2025.12.07

西山雄介が日本勢最上位でロス五輪MGC切符「非常に悔しい」終盤まで優勝争い展開、2年連続2位/福岡国際マラソン

◇福岡国際マラソン2025(12月7日/福岡市・平和台陸上競技場発着) MGCシリーズ2025-26男子G1の福岡国際マラソン2025が行われ、バイエリン・イエグゾー(エチオピア)が2時間7分51秒(速報値)で優勝した。 […]

NEWS 立命大が大会新で優勝 前回の雪辱果たす4年ぶりV/京都学生駅伝

2025.12.07

立命大が大会新で優勝 前回の雪辱果たす4年ぶりV/京都学生駅伝

第92回京都学生駅伝が12月7日、京都市の北大路橋西側河川敷をスタート、京産大総合グラウンドにフィニッシュする6区間43.8kmのコースで行われ、立命大Aが2時間11分45秒の大会新記録で4年ぶりの優勝を飾った。 立命大 […]

NEWS 大学対校男女混合駅伝の出場が決定! 前回より1チーム増の22チームに出場権 新潟医療福祉大が初出場

2025.12.07

大学対校男女混合駅伝の出場が決定! 前回より1チーム増の22チームに出場権 新潟医療福祉大が初出場

12月3日、関西学連は、2025年2月15日に開催される第6回全国大学対校男女混合駅伝の出場22チームを発表した。 同大会は第4回大会までは招待制で行われていたが、前回大会からシード制と世界陸連スコアリングテーブルを用い […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top