HOME 国内

2023.02.15

服部弾馬 世界クロカンきっかけに「強さがあった自分に戻りたい」もう一度、日本一へ原点回帰
服部弾馬 世界クロカンきっかけに「強さがあった自分に戻りたい」もう一度、日本一へ原点回帰

世界クロカンに向けて出国した服部弾馬

2月18日に豪州・バサーストで開催される世界クロスカントリー選手権の出場に向けて、日本代表選手団が出国。選手たちが会見に応じた。

2018年に日本選手権5000mを制している服部弾馬(NTT西日本)。これまではクロカンコースで練習することは少なかったというが、クロカンは「体幹、脚回りが必要になる」と言い、「今回に向けて(クロカンを)やってみました。疲労が出ましたが、調子は上がっています」と手応えをつかんでいる。

ジュニア世代から数々の国際舞台を経験し、アジア選手権にも出場しているが、久しぶりの日本代表に「自分の力を最初からぶつけて、強い選手と走りたい」と決意を語る。そして、「自分の原点、昔の自分に戻るきっかけを見つけられたら」とも。

広告の下にコンテンツが続きます

その原点とは、「日本一になった時のように、ガツガツしていたというか、強さがあった自分」だという。

昨年、トーエネックからNTT西日本へ移籍。それを機に「練習メニューも変えて長い距離もやってきた」。その上で、今年の結果次第では「マラソンも考えている」という。だが、その前に果たしたいのが、日本選手権を勝つこと。「日本選手権でもう一度、一番になりたい」。まずは5000mで結果を出すために、世界クロカンを大きな一歩にするつもりだ。

2月18日に豪州・バサーストで開催される世界クロスカントリー選手権の出場に向けて、日本代表選手団が出国。選手たちが会見に応じた。 2018年に日本選手権5000mを制している服部弾馬(NTT西日本)。これまではクロカンコースで練習することは少なかったというが、クロカンは「体幹、脚回りが必要になる」と言い、「今回に向けて(クロカンを)やってみました。疲労が出ましたが、調子は上がっています」と手応えをつかんでいる。 ジュニア世代から数々の国際舞台を経験し、アジア選手権にも出場しているが、久しぶりの日本代表に「自分の力を最初からぶつけて、強い選手と走りたい」と決意を語る。そして、「自分の原点、昔の自分に戻るきっかけを見つけられたら」とも。 その原点とは、「日本一になった時のように、ガツガツしていたというか、強さがあった自分」だという。 昨年、トーエネックからNTT西日本へ移籍。それを機に「練習メニューも変えて長い距離もやってきた」。その上で、今年の結果次第では「マラソンも考えている」という。だが、その前に果たしたいのが、日本選手権を勝つこと。「日本選手権でもう一度、一番になりたい」。まずは5000mで結果を出すために、世界クロカンを大きな一歩にするつもりだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.05

ナイキから高いサポート性に優れたランニングシューズ「ナイキ ストラクチャー プラス」が登場!

ナイキは、快適さと楽しさを併せ持ったスタビリティシューズであるナイキ ストラクチャー プラスを発売することを発表した。 ナイキではロードランニングシューズをシンプルな3つのカテゴリー(ペガサス、ボメロ、ストラクチャー)に […]

NEWS パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」

2025.12.04

パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」

24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]

NEWS 飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

2025.12.04

飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]

NEWS 世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

2025.12.04

世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

日本陸連は12月4日、米国・タラハシーで開催される世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日)のU20日本代表を発表した。 11月30日の京都陸協記録会内で行われた選考会の上位選手を中心に選考され、男子は今季のイン […]

NEWS 世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

2025.12.04

世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top