HOME 学生長距離

2020.02.13

【Web隔週連載コラム】NGT48西村菜那子の陸上日記#15
【Web隔週連載コラム】NGT48西村菜那子の陸上日記#15

連載15区
「〝西村的〟長野出身の注目ランナー!」

 先日、私の故郷・長野県へ行ってきました。生まれ育った長野市はやはり落ち着きますね。観光地でもある善光寺へ行き、遅ればせながら初詣をしてきました。

 お参りをして、おみくじも引きました!結果は……なんと大吉!! 実は一昨年も昨年も大吉だったのです。引きの強さは今年も健在です(笑)。

 ということで(?)、隔週になって最初のコラムは、「西村菜那子的注目〝今後さらなる活躍が期待される長野県出身ランナー〟」を紹介したいと思います。

 これを読んで、みなさんもぜひ、信州ランナーの応援してくださるとうれしいです!

名城大のムードメーカー和田選手

 まずは女子選手から紹介していきます。1人目は、名城大学の和田有菜選手(2年/長野東高校出身)です。18年に入学すると、1年生から大学駅伝に出場し、区間賞を獲得。名城大学の中心選手の一人に成長しています。昨年末の全日本大学女子選抜駅伝競走(通称:富士山女子駅伝)ではアンカーを務め、優勝のフィニッシュテープを切った姿は記憶に新しいですよね。
和田選手は走りでもキャラクターでもチームの中心選手!

 そんな和田選手の2019年は、春先にケガで走り込めない日々が続いていたといいます。ですが、そのケガを乗り越えた自信が強さに変わり、心の面でも走りの面でも大きく成長できたようです。ケガを乗り越えられたのは「走りたい、強くなりたい、駅伝がしたいという強い想いが勝ったから」とおっしゃっていました。

 また、〝学生のオリンピック〟とも言われるユニバーシアードに出場し、東日本女子駅伝で同じ区間を走った新谷仁美選手(積水化学)の走りに非常に強い刺激を受けたとのこと。2019年シーズンは和田選手にとって大変密度の濃い年になったことでしょう。きっと今年も更なる成長を見せてくれることだと思います。

 プチ情報として、和田選手はとにかく明るい性格だそうです。チームメイトに「名城で一番のムードメーカーは?」と聞くと、和田選手の名前が多く上がっていました。声が大きく笑い声が独特で常に寮内に響いているみたいです^_^

 持ち前の明るい性格でどんな状況でも果敢に走り進んでいく姿に、私も元気をもらっています。これからも応援させていていきます!

 続いて紹介するのは、日本体育大学の村上愛華選手(3年/長野東高校出身)です。和田選手と同じ中学校、高校に通っていた1つ上の先輩ですね。村上選手の最大の強みは粘りの根性とスピード。その力をしっかり発揮し、富士山女子駅伝では4区区間6位と好成績を収めました。
粘りとスピードが持ち味の村上選手も注目の1人!

 村上選手は最も意識している選手として、学生時代ともに過ごしてきた和田選手の名前を挙げていました。同郷として切磋琢磨している姿は本当に素敵ですよね。大学ラストイヤーとなる村上選手の走りに注目していきたいです。

 ここでまたまた西村プチ情報を。村上選手のリフレッシュ方法は音楽を聴いて散歩することみたいです。私としてはぜひNGT48の曲も聴いてくださったらうれしいなぁなんて思っています(笑)。

東海大の中心選手になりそうな松崎選手

 続いては男子選手を紹介します。

 1人目は東海大学の松崎咲人選手(1年/佐久長聖高校)です。今年の箱根駅伝ではチーム内でただ1人出走した1年生。7区にエントリーされた松崎選手は区間3位の好タイムを記録し、順位を1つ押し上げ2位に浮上しました。初めての箱根駅伝ながら堂々たる走りがとても印象に残っています。
1年生ながら箱根駅伝で活躍した松崎選手!

 そんな松崎選手は高校時代から全国区で活躍していました。走りに磨きがかかった3年生の時にはチームの主将にも抜擢。例年、エースかつ主将というのは佐久長聖にいなかったにもかかわらず、高見澤勝監督の判断で、エースの松崎選手が主将に選ばれたそうです。

 連覇の重圧を背負うチームの牽引役は妥協しない姿勢で練習や私生活に取り組める松崎選手が適任だったとのこと。競技面ではもちろん、私生活でも模範のような選手だったのでしょう。

 東海大学は、昨シーズン主将を務めた館澤亨次選手や長野県出身の關颯人選手といった4年生の〝黄金世代〟が、この春に卒業されます。偉大な先輩たちがチームから巣立っていきますが、松崎選手はきっと未来の東海大学を引っ張っていく1人になるのではないでしょうか。松崎選手の活躍にこれからも目が離せません。

 男子2人目は桃澤大祐選手(サン工業)です。ここまで学生ランナーを紹介してきましたが、桃澤選手は社会人ランナーになります。
桃澤選手はたくさんのレースに出場して活躍されています!

 長野県の上伊那農業高校出身の桃澤選手。高校卒業後は山梨学院大学に入学し、箱根駅伝には3年連続6区を務めるなど主力として活躍しました。卒業後は多くのランナーが実業団へ進むなか、地元長野県のサン工業に就職しました。実業団ランナーではなく市民ランナーとしての道を選択します。

 昨年10月には5000m13分44秒と自己最高記録を更新。今年1月に行われた「ヒューストンハーフマラソン」では61分50秒とこちらも自己ベストを塗り替えました。実業団選手ではなく、市民ランナーとして記録を更新し続けるその姿から〝日本最速市民ランナー〟とも言われています。

 私から見た桃澤選手のイメージは〝とにかくタフ!!〟毎週のように記録会に出場していらっしゃり、あらゆる大会や記録会を観に行くと必ずと言っていいほど桃澤選手がエントリーされています。SNS上では「桃澤選手、複数人存在する説」なんてコメントを見かけたことも(笑)。

 桃澤選手は現在も長野県在住で、移動だけでも大変なのですが、毎週記録会へ参加するタフさに頭が下がります。実際にお話ししたこともあるのですが、物腰が柔らかく、とても優しい方でした。

 ちなみに……以前私が出演した舞台に桃澤さんは2度も足を運んでくださりました。本当にありがとうございます!(今後、舞台に出演する機会がありましたら、またぜひともご来場ください!)

 陸上のためにすべてを捧げ、今もなお高見を目指し続ける素敵なランナーが長野県にいらっしゃり、とても誇りに思っています。この1年、また桃澤選手の走りをたくさん観に行きたいです。

 今回は長野県出身ランナーの4名を紹介しました。長野県は他にもスター選手を輩出しています。この1年、多くの信州ランナーが活躍されるとうれしいです。

 同郷の選手はやっぱり応援したくなりますよね。ぜひみなさんも地元の〝ご当地ランナー〟をチェックしてみてください!

※Twitterのハッシュタグ「」で感想や質問、コラムの内容など随時募集中!

前回の記事はこちら

©️AKS
NGT48 西村菜那子(にしむら・ななこ)
1997年8月11日生/O型/長野県出身
特技:クラシックバレエ、歴代の箱根駅伝の優勝校を暗記
趣味:陸上観戦、サッカー観戦
2015年にNGT48第1期生オーディションに合格。両親の影響で幼い頃から駅伝を好きになる。アイドルとしての活動を続ける中で、自身のSNSを通して陸上競技に関する情報を発信。駅伝関連のメディア出演も多数。

西村菜那子モバイルサイト
●Information
リリースや出演など最新情報はNGT48公式HPまで

AKB48の57thシングル「タイトル未定」劇場盤(2020年3月18日発売)発売記念大握手会の詳細が決定! 詳しくはこちらまで!

 

連載15区 「〝西村的〟長野出身の注目ランナー!」

 先日、私の故郷・長野県へ行ってきました。生まれ育った長野市はやはり落ち着きますね。観光地でもある善光寺へ行き、遅ればせながら初詣をしてきました。  お参りをして、おみくじも引きました!結果は……なんと大吉!! 実は一昨年も昨年も大吉だったのです。引きの強さは今年も健在です(笑)。  ということで(?)、隔週になって最初のコラムは、「西村菜那子的注目〝今後さらなる活躍が期待される長野県出身ランナー〟」を紹介したいと思います。  これを読んで、みなさんもぜひ、信州ランナーの応援してくださるとうれしいです!

名城大のムードメーカー和田選手

 まずは女子選手から紹介していきます。1人目は、名城大学の和田有菜選手(2年/長野東高校出身)です。18年に入学すると、1年生から大学駅伝に出場し、区間賞を獲得。名城大学の中心選手の一人に成長しています。昨年末の全日本大学女子選抜駅伝競走(通称:富士山女子駅伝)ではアンカーを務め、優勝のフィニッシュテープを切った姿は記憶に新しいですよね。 和田選手は走りでもキャラクターでもチームの中心選手!  そんな和田選手の2019年は、春先にケガで走り込めない日々が続いていたといいます。ですが、そのケガを乗り越えた自信が強さに変わり、心の面でも走りの面でも大きく成長できたようです。ケガを乗り越えられたのは「走りたい、強くなりたい、駅伝がしたいという強い想いが勝ったから」とおっしゃっていました。  また、〝学生のオリンピック〟とも言われるユニバーシアードに出場し、東日本女子駅伝で同じ区間を走った新谷仁美選手(積水化学)の走りに非常に強い刺激を受けたとのこと。2019年シーズンは和田選手にとって大変密度の濃い年になったことでしょう。きっと今年も更なる成長を見せてくれることだと思います。  プチ情報として、和田選手はとにかく明るい性格だそうです。チームメイトに「名城で一番のムードメーカーは?」と聞くと、和田選手の名前が多く上がっていました。声が大きく笑い声が独特で常に寮内に響いているみたいです^_^  持ち前の明るい性格でどんな状況でも果敢に走り進んでいく姿に、私も元気をもらっています。これからも応援させていていきます!  続いて紹介するのは、日本体育大学の村上愛華選手(3年/長野東高校出身)です。和田選手と同じ中学校、高校に通っていた1つ上の先輩ですね。村上選手の最大の強みは粘りの根性とスピード。その力をしっかり発揮し、富士山女子駅伝では4区区間6位と好成績を収めました。 粘りとスピードが持ち味の村上選手も注目の1人!  村上選手は最も意識している選手として、学生時代ともに過ごしてきた和田選手の名前を挙げていました。同郷として切磋琢磨している姿は本当に素敵ですよね。大学ラストイヤーとなる村上選手の走りに注目していきたいです。  ここでまたまた西村プチ情報を。村上選手のリフレッシュ方法は音楽を聴いて散歩することみたいです。私としてはぜひNGT48の曲も聴いてくださったらうれしいなぁなんて思っています(笑)。

東海大の中心選手になりそうな松崎選手

 続いては男子選手を紹介します。  1人目は東海大学の松崎咲人選手(1年/佐久長聖高校)です。今年の箱根駅伝ではチーム内でただ1人出走した1年生。7区にエントリーされた松崎選手は区間3位の好タイムを記録し、順位を1つ押し上げ2位に浮上しました。初めての箱根駅伝ながら堂々たる走りがとても印象に残っています。 1年生ながら箱根駅伝で活躍した松崎選手!  そんな松崎選手は高校時代から全国区で活躍していました。走りに磨きがかかった3年生の時にはチームの主将にも抜擢。例年、エースかつ主将というのは佐久長聖にいなかったにもかかわらず、高見澤勝監督の判断で、エースの松崎選手が主将に選ばれたそうです。  連覇の重圧を背負うチームの牽引役は妥協しない姿勢で練習や私生活に取り組める松崎選手が適任だったとのこと。競技面ではもちろん、私生活でも模範のような選手だったのでしょう。  東海大学は、昨シーズン主将を務めた館澤亨次選手や長野県出身の關颯人選手といった4年生の〝黄金世代〟が、この春に卒業されます。偉大な先輩たちがチームから巣立っていきますが、松崎選手はきっと未来の東海大学を引っ張っていく1人になるのではないでしょうか。松崎選手の活躍にこれからも目が離せません。  男子2人目は桃澤大祐選手(サン工業)です。ここまで学生ランナーを紹介してきましたが、桃澤選手は社会人ランナーになります。 桃澤選手はたくさんのレースに出場して活躍されています!  長野県の上伊那農業高校出身の桃澤選手。高校卒業後は山梨学院大学に入学し、箱根駅伝には3年連続6区を務めるなど主力として活躍しました。卒業後は多くのランナーが実業団へ進むなか、地元長野県のサン工業に就職しました。実業団ランナーではなく市民ランナーとしての道を選択します。  昨年10月には5000m13分44秒と自己最高記録を更新。今年1月に行われた「ヒューストンハーフマラソン」では61分50秒とこちらも自己ベストを塗り替えました。実業団選手ではなく、市民ランナーとして記録を更新し続けるその姿から〝日本最速市民ランナー〟とも言われています。  私から見た桃澤選手のイメージは〝とにかくタフ!!〟毎週のように記録会に出場していらっしゃり、あらゆる大会や記録会を観に行くと必ずと言っていいほど桃澤選手がエントリーされています。SNS上では「桃澤選手、複数人存在する説」なんてコメントを見かけたことも(笑)。  桃澤選手は現在も長野県在住で、移動だけでも大変なのですが、毎週記録会へ参加するタフさに頭が下がります。実際にお話ししたこともあるのですが、物腰が柔らかく、とても優しい方でした。  ちなみに……以前私が出演した舞台に桃澤さんは2度も足を運んでくださりました。本当にありがとうございます!(今後、舞台に出演する機会がありましたら、またぜひともご来場ください!)  陸上のためにすべてを捧げ、今もなお高見を目指し続ける素敵なランナーが長野県にいらっしゃり、とても誇りに思っています。この1年、また桃澤選手の走りをたくさん観に行きたいです。  今回は長野県出身ランナーの4名を紹介しました。長野県は他にもスター選手を輩出しています。この1年、多くの信州ランナーが活躍されるとうれしいです。  同郷の選手はやっぱり応援したくなりますよね。ぜひみなさんも地元の〝ご当地ランナー〟をチェックしてみてください! ※Twitterのハッシュタグ「」で感想や質問、コラムの内容など随時募集中! 前回の記事はこちら
©️AKS NGT48 西村菜那子(にしむら・ななこ) 1997年8月11日生/O型/長野県出身 特技:クラシックバレエ、歴代の箱根駅伝の優勝校を暗記 趣味:陸上観戦、サッカー観戦 2015年にNGT48第1期生オーディションに合格。両親の影響で幼い頃から駅伝を好きになる。アイドルとしての活動を続ける中で、自身のSNSを通して陸上競技に関する情報を発信。駅伝関連のメディア出演も多数。 西村菜那子モバイルサイト ●Information リリースや出演など最新情報はNGT48公式HPまで AKB48の57thシングル「タイトル未定」劇場盤(2020年3月18日発売)発売記念大握手会の詳細が決定! 詳しくはこちらまで!
 

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.05.28

サニブラウンが抱く日本陸上界への想い「小中高生にいろんな機会、チャンスを作りたい」主催大会DAWN GAMESを発足

2022年オレゴン、2023年ブダペストと、世界選手権100mで2大会連続ファイナルに進んでいるサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)。15歳で世界デビューしてから、海外留学やプロ宣言など、数々の挑戦を続けてきた男が、 […]

NEWS ルーキー・森千莉が女子800m大会新V 女子4×100mRは中京大が大学新記録で栄冠/東海IC

2024.05.28

ルーキー・森千莉が女子800m大会新V 女子4×100mRは中京大が大学新記録で栄冠/東海IC

◇第90回東海インカレ(5月24~26日/岐阜・長良川競技場) 東海インカレが5月24日から26日までの3日間行われ、女子800mで1年生の森千莉(至学館大)が2分07秒73の大会新記録で優勝した。これまでの大会記録は竹 […]

NEWS 走幅跳・植村哲平が7m71で大会新V 井戸優希は男子400m、800m、4×400mR3冠 女子総合は北大が初優勝/北海道IC

2024.05.28

走幅跳・植村哲平が7m71で大会新V 井戸優希は男子400m、800m、4×400mR3冠 女子総合は北大が初優勝/北海道IC

◇第76回北海道インカレ(5月24~26日/札幌円山競技場) 北海道インカレが5月24日から26日までの3日間行われ、男子走幅跳では植村哲平(東海大北海道)が7m71(+1.9)の大会新ならびに自己新記録で優勝を飾った。 […]

NEWS 五輪内定の泉谷駿介はじめ、多田修平、黒川和樹が欠場発表/関西実業団

2024.05.28

五輪内定の泉谷駿介はじめ、多田修平、黒川和樹が欠場発表/関西実業団

関西実業団連盟は5月27日、第68回関西実業団選手権(5月31日~6月2日、ヤンマースタジアム長居)の欠場者リストを発表した。 男子110mハードルでパリ五輪代表に内定している泉谷駿介(住友電工)は100m、400mハー […]

NEWS 100mH別所みゆが13秒83 女子100m、200mは開星・永岡璃紗、畑心海がワンツー 男子400m筧光希也が大会新V/IH島根県大会

2024.05.28

100mH別所みゆが13秒83 女子100m、200mは開星・永岡璃紗、畑心海がワンツー 男子400m筧光希也が大会新V/IH島根県大会

福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 島根県大会は5月24日~26日の3日間、浜山公園陸上競技場で行われ、各種目で好勝負が演じられた […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年6月号 (5月14日発売)

2024年6月号 (5月14日発売)

別冊付録学生駅伝ガイド

page top