
写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
7月4日、WA(世界陸連)コンチネンタルツアー・チャレンジの大会がラ・ショー・ド・フォン (スイス)で行われ、男子100m(+1.6)はY.アベイクーン(スリランカ)がアジア歴代4位の9秒96で制した。
アベイクーンは1994年生まれの27歳。18歳の時に南アジア・ジュニア選手権の代表になるなど、国内では早くから注目されていた選手。15年からはイタリアを拠点として活動を続け、昨年の東京五輪にも出場している。
昨シーズンまでのベストは10秒15だったが、今季は5月の競技会で10秒06(-0.2)と自己新をマーク。6月にはスリランカ人として初めてダイヤモンドリーグ(DL)に出場し、オスロ大会では10秒16(+0.5)で5位となり、6位のサニブラウン・A・ハキーム(タンブルウィードTC)に先着するなど、結果を残している。DLストックホルム大会では10秒21(-0.5)で4位となり、世界ランキング上位者として今月のオレゴン世界選手権の出場権を獲得した。
男子200mではR.メナ(キューバ)が19秒63(+1.2)のナショナルレコードで優勝。メナは2013年のU18世界選手権100m、200mの2種目で銅メダルを獲得している25歳。100mでも9秒99の自己新をマークしている。
このほか、3日にアトランタ(米国)で開催された競技会の男子400mでは16年リオ五輪金メダリストでこの種目の世界記録保持者(43秒03、16年)のW.ファン・ニーケアク(南アフリカ)が44秒58で優勝。今季は5月末に200mに出場したが途中棄権、この種目に出場するのは今季初めてだった。
■男子100mアジア10傑[2022.7.3時点]
9.83 0.9 蘇 炳 添(中国) 2021. 8. 1
9.91 1.8 F.オグノデ(カタール) 2015. 6. 4
9.95 2.0 山縣亮太(日本) 2021. 6. 6
9.96 1.6 Y.アベイクーン(スリランカ) 2018. 6.19
9.97 0.9 謝震業(中国) 2018. 6.19
9.97 1.7 B.アル・ハルティ(オマーン) 2018. 7. 9
9.97 0.8 サニブラウン・A・ハキーム(日本) 2019. 6. 7
9.98 1.8 桐生祥秀(日本) 2017. 9. 9
9.98 0.5 小池祐貴(日本) 2019. 7.20
9.99 0.9 S.フランシス(カタール) 2007. 7.26
写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
7月4日、WA(世界陸連)コンチネンタルツアー・チャレンジの大会がラ・ショー・ド・フォン (スイス)で行われ、男子100m(+1.6)はY.アベイクーン(スリランカ)がアジア歴代4位の9秒96で制した。
アベイクーンは1994年生まれの27歳。18歳の時に南アジア・ジュニア選手権の代表になるなど、国内では早くから注目されていた選手。15年からはイタリアを拠点として活動を続け、昨年の東京五輪にも出場している。
昨シーズンまでのベストは10秒15だったが、今季は5月の競技会で10秒06(-0.2)と自己新をマーク。6月にはスリランカ人として初めてダイヤモンドリーグ(DL)に出場し、オスロ大会では10秒16(+0.5)で5位となり、6位のサニブラウン・A・ハキーム(タンブルウィードTC)に先着するなど、結果を残している。DLストックホルム大会では10秒21(-0.5)で4位となり、世界ランキング上位者として今月のオレゴン世界選手権の出場権を獲得した。
男子200mではR.メナ(キューバ)が19秒63(+1.2)のナショナルレコードで優勝。メナは2013年のU18世界選手権100m、200mの2種目で銅メダルを獲得している25歳。100mでも9秒99の自己新をマークしている。
このほか、3日にアトランタ(米国)で開催された競技会の男子400mでは16年リオ五輪金メダリストでこの種目の世界記録保持者(43秒03、16年)のW.ファン・ニーケアク(南アフリカ)が44秒58で優勝。今季は5月末に200mに出場したが途中棄権、この種目に出場するのは今季初めてだった。
■男子100mアジア10傑[2022.7.3時点]
9.83 0.9 蘇 炳 添(中国) 2021. 8. 1
9.91 1.8 F.オグノデ(カタール) 2015. 6. 4
9.95 2.0 山縣亮太(日本) 2021. 6. 6
9.96 1.6 Y.アベイクーン(スリランカ) 2018. 6.19
9.97 0.9 謝震業(中国) 2018. 6.19
9.97 1.7 B.アル・ハルティ(オマーン) 2018. 7. 9
9.97 0.8 サニブラウン・A・ハキーム(日本) 2019. 6. 7
9.98 1.8 桐生祥秀(日本) 2017. 9. 9
9.98 0.5 小池祐貴(日本) 2019. 7.20
9.99 0.9 S.フランシス(カタール) 2007. 7.26 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.06
マラソン・川内優輝が第二子誕生を報告!「ソワソワしていました」15回目防府読売前日に吉報
-
2025.12.06
-
2025.12.05
-
2025.12.05
-
2025.12.04
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.06
マラソン・川内優輝が第二子誕生を報告!「ソワソワしていました」15回目防府読売前日に吉報
男子マラソンプロランナーの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が12月6日に自身のSNSを更新し、第二子の誕生を報告した。 川内は17時前に投稿し「先ほど次男の夢翔が生まれました」と名前も明かした。元実業団ランナーでもあ […]
2025.12.06
高3・吉田彩心が1万m32分38秒74の高校歴代2位 11月下旬の5000mに続き、2週連続の快走/エディオンDC
◇エディオンディスタンスチャレンジin大阪2025(12月6日/ヤンマースタジアム長居) 長距離特化の記録会エディオンディスタンスチャレンジが行われ、女子10000m(C組)はカリバ・カロライン(日本郵政グループ)が30 […]
2025.12.06
田中希実3年8ヵ月ぶり10000m激走!日本歴代7位の30分54秒40に「驚いています」/エディオンDC
◇エディオンディスタンスチャレンジin大阪2025(12月6日/ヤンマースタジアム長居) 長距離特化の記録会エディオンディスタンスチャレンジが行われ、女子10000m(C組)はカリバ・カロライン(日本郵政グループ)が30 […]
2025.12.06
第一工科大が最終区での逆転で3年ぶり栄冠! 初V目指した鹿児島大は13秒差で涙/島原学生駅伝
12月6日、第43回九州学生駅伝が長崎県島原市の市営競技場をスタートし、島原文化会館にフィニッシュする7区間57.75kmのコースで行われ、第一工科大が3時間3分10秒で3年ぶり21回目の優勝を飾った。 第一工科大は1区 […]
2025.12.06
全日本入賞の福岡大が全区間トップで圧勝 九大5年連続2位 佐賀大は過去最高3位/九州学生女子駅伝
12月6日、第25回九州学生女子駅伝(5区間22.8km)が長崎県島原市で行われ、福岡大が1時間17分31秒で14回目の優勝を果たした。 10月の全日本大学女子駅伝で8位に入賞している福岡大は1区から他校を圧倒。前回に続 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025