写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
今週末も各地でコンチネンタルツアーをはじめ競技会が多く開催され、好記録が誕生した。
5月21日、米国・アリゾナ州ツートンで開催された世界陸連コンチネンタルツアー・シルバーの競技会の女子ハンマー投で、J.カッサナヴォイド(米国)が世界歴代6位の78m00で優勝した。
カッサナヴォイドは現在27歳で、昨年までの自己ベストは75m50(21年)。 昨年は米国でのオリンピックトライアルで4位に終わり東京五輪には出場できず、それまでも主要国際大会への出場経験はない。米国の女子ハンマー投は昨年世界歴代2位の80m31を放ったD.プライスや今年4月に79m02の今季世界最高をマークしているB.アンデルセンがおり活況を呈している。男子ハンマー投は東京五輪7位のR.ウィンクラー(米国)が78m51で勝利。女子砲丸投は19年ドーハ世界選手権銀メダルのD.トーマス・ドッド(ジャマイカ)が19m53で勝った。
同じく21日、ジャマイカ・キングストンで行われた競技会の男子100mで21歳のO.セヴィル(ジャマイカ)が9秒86(+0.2)で優勝した。この競技会には東京五輪100m、200mで金メダルのE.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ)が同2種目に出場し、100mは10秒94(-1.8)、200mは22秒55(-0.7)でそれぞれ優勝した。トンプソン・ヘラーは同日行われていたダイヤモンドリーグ・バーミンガム大会への出場を辞退していたが、急遽この大会に参加した。
22日、英国・マンチェスターで開催されたロードレースの女子10kmでは2位のE.マッコルガン(英国)が30分19秒の欧州記録を樹立した。2003年にP.ラドクリフが作った記録を2秒更新。同大会はH.オビリ(ケニア)が30分15秒の自己新で優勝した。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.15
-
2025.06.15
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.16
800m昨年全国8位の菊池晴太が1分50秒03の大会新V「収穫と悔しさがある」400mH長谷川桜介が51秒19、三段跳の菅野穂乃は大会新/IH東北
◇インターハイ東北地区大会(6月13~16日/青森・カクヒログループアスレチックスタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた東北地区大会の3日目が行われ、男子800mは菊池晴太(盛岡第四3岩手)が1分50秒03の大会新で […]
2025.06.16
走幅跳IH2位の成澤柚日が自己新6m11で3連覇!柴田弥聖が2年連続ロングスプリント2冠/IH北関東
◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/栃木県宇都宮市・県総合運動公園カンセキスタジアム) 広島インターハイを懸けた北関東地区大会の2日目が行われ、女子走幅跳で成澤柚日(共愛学園3群馬)が自己新の6m11(+1. […]
2025.06.16
円盤投・松元美春が最終投てきで大逆転連覇&3年連続IHへ!走幅跳・木浦が自己新連発7m20、大混戦800mは田中が2年生V/IH南九州
◇インターハイ南九州地区大会(6月13~16日/熊本市・えがお健康スタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた南九州地区大会の3日目が行われ、女子円盤投は松元美春(出水3鹿児島)が39m42で2連覇を達成した。 広告の下 […]
2025.06.16
中村学園女3種目V 小松美咲800m2分05秒63の大会新で2連覇&2冠 走幅跳とハンマー投も制す 大塚涼也がやり投65m51/IH北九州
◇インターハイ北九州地区大会(6月13日~16日/佐賀・SAGAスタジアム) 広島インターハイをかけた北九州地区大会の3日目が行われ、中村学園女(福岡)が女子3種目で制した。 広告の下にコンテンツが続きます なかでも80 […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会