東京五輪代表の桐生祥秀(日本生命)が4月28日、自身のSNS上で29日に出場予定だった織田記念男子100mを欠場することを発表した。4日前に出場した出雲陸上で足に軽いケガを負ったためだという。
桐生は「出雲大会レース中に足に違和感を感じてゴールしました」と明かし、「昨日(27日)に検査をしたところ軽いケガでした」と欠場の経緯をコメント。「次戦に向けてしっかりと体を準備していきたいと思います。織田記念を楽しみにしていただいたファンのみなさん、しっかり治してまたみんなの前で走ります」とした。
今季は4月9日の豪州・ブリスベンでシーズンインし、100mを2本走って10秒55(-1.4)、10秒41(-1.5)。国内初戦だった出雲陸上は予選で10秒12(+2.1)をマークすると、決勝も10秒18(+1.5)で快勝。東京五輪で4×100mリレーのみの出場にとどまるなど、ケガに苦しんだ昨年の雪辱に向けて、まずまずのスタートを切っていた。

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