HOME ニュース、国内

2022.03.22

1500m五輪入賞・田中希実が今春、豊田自動織機に入社「自分の殻を破っていきたい」
1500m五輪入賞・田中希実が今春、豊田自動織機に入社「自分の殻を破っていきたい」

豊田自動織機は3月22日、女子1500mの日本記録保持者で東京五輪8位入賞の田中希実(豊田自動織機TC)が、同志社大を卒業後の今春より入社すると発表した。

兵庫・西脇工高卒業後は同志社大に進学した田中。大学の陸上部には所属せずにクラブチームとして活動し、豊田自動織機TCとして大学2年時よりサポートを受けていた。同社を通じ「このような『縁』を大事に、4月から豊田自動織機女子陸上競技部の一員として、人としても成長していけるよう、自分の殻を破っていきたいと思います」とコメントしている。

広告の下にコンテンツが続きます

兵庫県小野市出身の田中は、18年U20世界選手権3000m優勝、19年ドーハ世界選手権5000m代表、21年の東京五輪には1500mと5000mで出場して1500m8位入賞している。自己記録は800m2分02秒36(日本歴代5位)、1500m3分59秒19(日本記録)、5000m14分59秒93(日本歴代5位)。すでに1500mと5000mでオレゴン世界選手権の参加標準記録を突破しているため、日本選手権で3位以内に入れば代表に内定する。

■田中希実のコメント全文
大学2年の頃から豊田自動織機TC という形でサポートをしていただき、個人を尊重していただいたおかげで、世界の舞台で結果を残していけるようになりました。
このような「縁」を大事に、4月から豊田自動織機女子陸上競技部の一員として、人としても成長していけるよう、自分の殻を破っていきたいと思います。

豊田自動織機は3月22日、女子1500mの日本記録保持者で東京五輪8位入賞の田中希実(豊田自動織機TC)が、同志社大を卒業後の今春より入社すると発表した。 兵庫・西脇工高卒業後は同志社大に進学した田中。大学の陸上部には所属せずにクラブチームとして活動し、豊田自動織機TCとして大学2年時よりサポートを受けていた。同社を通じ「このような『縁』を大事に、4月から豊田自動織機女子陸上競技部の一員として、人としても成長していけるよう、自分の殻を破っていきたいと思います」とコメントしている。 兵庫県小野市出身の田中は、18年U20世界選手権3000m優勝、19年ドーハ世界選手権5000m代表、21年の東京五輪には1500mと5000mで出場して1500m8位入賞している。自己記録は800m2分02秒36(日本歴代5位)、1500m3分59秒19(日本記録)、5000m14分59秒93(日本歴代5位)。すでに1500mと5000mでオレゴン世界選手権の参加標準記録を突破しているため、日本選手権で3位以内に入れば代表に内定する。 ■田中希実のコメント全文 大学2年の頃から豊田自動織機TC という形でサポートをしていただき、個人を尊重していただいたおかげで、世界の舞台で結果を残していけるようになりました。 このような「縁」を大事に、4月から豊田自動織機女子陸上競技部の一員として、人としても成長していけるよう、自分の殻を破っていきたいと思います。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.06

クイーンズ駅伝エントリー発表! 日本郵政グループ・廣中璃梨佳、積水化学・新谷仁美、しまむら・安藤友香らが登録 第一生命グループは鈴木優花が外れる

11月6日、日本実業団連合は第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)のエントリー選手を発表した。 前回4年ぶり4回目の優勝を飾ったJP日本郵政グループはVメンバーの鈴木亜由子、廣中璃梨佳、菅田雅香ら全員が登録。 […]

NEWS 10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット

2025.11.06

10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット

関東学生陸上競技連盟は、主催の10000m記録挑戦競技会について、今年は11月15日の日体大長距離競技会(横浜市・日体大健志台)、11月22日のMARCH対抗戦(東京・町田市)、11月22日の東海大長距離競技会(秦野市) […]

NEWS RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加

2025.11.06

RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加

11月6日、日本陸連は11月29日に開催される「RIKUJO フェスティバル in 国立競技場」に参加するゲストアスリートを発表した。 同イベントは連盟創立100周年を記念して開かれるもの。参加者とトップアスリートが一緒 […]

NEWS 北海道・北照高が来春から陸上部で駅伝チームを強化 43年ぶりに再始動 工藤裕行氏が総監督就任

2025.11.06

北海道・北照高が来春から陸上部で駅伝チームを強化 43年ぶりに再始動 工藤裕行氏が総監督就任

11月5日、北照高は2026年春から陸上部において駅伝チームの強化を本格的にスタートすることを発表した。 北照高は北海道小樽市に校舎を置く私立高。野球部は甲子園に春夏あわせて10回出場を数える強豪として知られる。スキー部 […]

NEWS 全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕

2025.11.05

全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕

全国高校駅伝の出場権を懸けた都道府県高校駅伝が11月4日の埼玉をもってすべて終了し、都道府県代表がすべて出そろった。 昨年の全国大会は男子が佐久長聖、女子は長野東といずれも長野勢が優勝を遂げた。全国2連覇中の佐久長聖は県 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top