HOME ニュース、国内

2021.09.24

五輪代表・萩谷楓が1500mで日本歴代9位の快走!「最後にキレを出せた」/全日本実業団
五輪代表・萩谷楓が1500mで日本歴代9位の快走!「最後にキレを出せた」/全日本実業団


◇全日本実業団対抗(9月24~26日/大阪・ヤンマースタジアム長居)1日目

全日本実業団対抗の1日目、女子1500mが行われた。優勝したのはヘレン・エカラレ(豊田自動織機)が4分06秒38をマーク。2位に入ったのは東京五輪で5000m代表の萩谷楓(エディオン)だった。レースは終始、エカラレがリードし、1500m五輪代表の卜部蘭(積水化学)がついていく。

広告の下にコンテンツが続きます

その後ろで淡々と前を追ったのが萩谷。「あきらめずに前を追って、最後はキレを出せた」という萩谷が、フィニッシュ直前で卜部をかわし、2番手に。4分11秒34は日本歴代9位の好記録で、自身のベストを約2秒短縮した。

「今回は楽しんで走って、どれだけ行けるか。スピードがどれだけ出るのかを確認したかった」と臨んだ萩谷。「夏合宿では走り込みばかりでしたが、それでも自己ベストが出せたのは大きな収穫でした」と自己新に納得の表情を浮かべる。

東京五輪5000mでは15分04秒95(日本歴代6位)の自己ベストをマークしたが予選12位で決勝進出ならず。だが、すでに来年のユージン世界選手権の参加標準記録は突破している。「世界に出るだけじゃなく、そこで結果を残す。入賞を狙っていきたい。もっと力が必要」と、さらなる高みを目指していく。

◇全日本実業団対抗(9月24~26日/大阪・ヤンマースタジアム長居)1日目 全日本実業団対抗の1日目、女子1500mが行われた。優勝したのはヘレン・エカラレ(豊田自動織機)が4分06秒38をマーク。2位に入ったのは東京五輪で5000m代表の萩谷楓(エディオン)だった。レースは終始、エカラレがリードし、1500m五輪代表の卜部蘭(積水化学)がついていく。 その後ろで淡々と前を追ったのが萩谷。「あきらめずに前を追って、最後はキレを出せた」という萩谷が、フィニッシュ直前で卜部をかわし、2番手に。4分11秒34は日本歴代9位の好記録で、自身のベストを約2秒短縮した。 「今回は楽しんで走って、どれだけ行けるか。スピードがどれだけ出るのかを確認したかった」と臨んだ萩谷。「夏合宿では走り込みばかりでしたが、それでも自己ベストが出せたのは大きな収穫でした」と自己新に納得の表情を浮かべる。 東京五輪5000mでは15分04秒95(日本歴代6位)の自己ベストをマークしたが予選12位で決勝進出ならず。だが、すでに来年のユージン世界選手権の参加標準記録は突破している。「世界に出るだけじゃなく、そこで結果を残す。入賞を狙っていきたい。もっと力が必要」と、さらなる高みを目指していく。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.29

第102回箱根駅伝が今日区間エントリ-発表! 青学大・黒田朝日、駒大、國學院大などのエントリーは!?

来年1月2日、3日に行われる第102回箱根駅伝の区間エントリーが今日12月29日に締め切られ、当日発表される。 すでに12月10日に16人のチームエントリーが発表されている。往路5人、復路5人、補員6人が登録され、1月2 […]

NEWS 2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施

2025.12.28

2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施

愛知陸協は、26年2月21日に名古屋市で第15回愛知競歩競技会を行うと発表した。 愛知競歩競技会は、これまでパロマ瑞穂北陸上競技場や知多運動公園陸上競技場(Bフードサイエンス1969知多スタジアム)などトラックで実施され […]

NEWS 箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」

2025.12.28

箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 トップ選手が集まる駒大で代名詞が 駒大・伊藤蒼唯(4年)の代名詞は「 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」

2025.12.28

箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「花の2区」で2度の爆走 箱根駅伝で、黒田朝日(4年)は、「花の2区 […]

NEWS トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝

2025.12.28

トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(1月1日/群馬県庁前発着・7区間100km) 第70回の節目を迎える全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝inぐんま)は2026年1月1日、群馬県前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間100 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top