HOME 国内

2021.04.19

東京五輪代表入りを懸けた静岡決戦、伊藤達彦、田村和希、鍋島莉奈らがエントリー/日本選手権10000m
東京五輪代表入りを懸けた静岡決戦、伊藤達彦、田村和希、鍋島莉奈らがエントリー/日本選手権10000m


日本陸連は4月19日、東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権10000m(5月3日/静岡・エコパスタジアム)のエントリー選手を発表。男子は前回2位、3位の伊藤達彦(Honda)、田村和希(住友電工)ら51名、女子は2年ぶりの優勝を目指す鍋島莉奈と廣中璃梨佳の日本郵政グループコンビ、前回3位の佐藤早也伽(積水化学)ら28名が登録した。

10000mは昨年の日本選手権で男子は相澤晃(旭化成)、女子は新谷仁美(積水化学)が東京五輪代表に内定。今大会では、五輪参加標準記録突破者で3位以内に入った選手から最大で2名が内定となる。参加標準記録は男子が27分28秒00、女子は31分25秒00。

男子は前回大会ですでに標準突破となる27分25秒73をマークした伊藤は、代表選考において優位な立場。前回大会で27分28秒92と、わずかに標準記録に届かなかった田村は、今大会で代表内定をつかむためには他の選手たちと同様に標準記録突破と順位の両方を求められる。

広告の下にコンテンツが続きます

前回入賞の河合代二(トーエネック)、 鎧坂哲哉(旭化成)、佐藤悠基(SGHグループ)、田澤廉(駒大)らを中心に、今年もハイレベルの争いとなりそうだ。なお、男子は2組タイムレースで行われる。前回優勝で東京五輪代表に内定した相澤晃(旭化成)はエントリーしなかった。

女子も出場を予定していた前回チャンピオンで五輪代表の新谷仁美(積水化学)がエントリーせず、優勝争いは混とんとしそう。4月10日の金栗記念選抜中長距離大会で初10000mながら31分30秒03をマークした廣中の参戦で、鍋島との〝チーム戦〟が展開できる日本郵政グループ勢が軸となるか。佐藤は3月14日の名古屋ウィメンズマラソンで2位(2時間24分32秒)と地力をつけている。

矢田みくに(デンソー)、萩原歩美(豊田自動織機)、筒井咲帆(ヤマダホールディングス)、安藤友香(ワコール)らがエントリーし、39歳のベテラン・福士加代子(ワコール)も名を連ねた。

◇日本選手権10000m
2021年5月3日(月・祝)/静岡・小笠山総合運動公園エコパスタジアム
タイムテーブルは後日発表

日本陸連は4月19日、東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権10000m(5月3日/静岡・エコパスタジアム)のエントリー選手を発表。男子は前回2位、3位の伊藤達彦(Honda)、田村和希(住友電工)ら51名、女子は2年ぶりの優勝を目指す鍋島莉奈と廣中璃梨佳の日本郵政グループコンビ、前回3位の佐藤早也伽(積水化学)ら28名が登録した。 10000mは昨年の日本選手権で男子は相澤晃(旭化成)、女子は新谷仁美(積水化学)が東京五輪代表に内定。今大会では、五輪参加標準記録突破者で3位以内に入った選手から最大で2名が内定となる。参加標準記録は男子が27分28秒00、女子は31分25秒00。 男子は前回大会ですでに標準突破となる27分25秒73をマークした伊藤は、代表選考において優位な立場。前回大会で27分28秒92と、わずかに標準記録に届かなかった田村は、今大会で代表内定をつかむためには他の選手たちと同様に標準記録突破と順位の両方を求められる。 前回入賞の河合代二(トーエネック)、 鎧坂哲哉(旭化成)、佐藤悠基(SGHグループ)、田澤廉(駒大)らを中心に、今年もハイレベルの争いとなりそうだ。なお、男子は2組タイムレースで行われる。前回優勝で東京五輪代表に内定した相澤晃(旭化成)はエントリーしなかった。 女子も出場を予定していた前回チャンピオンで五輪代表の新谷仁美(積水化学)がエントリーせず、優勝争いは混とんとしそう。4月10日の金栗記念選抜中長距離大会で初10000mながら31分30秒03をマークした廣中の参戦で、鍋島との〝チーム戦〟が展開できる日本郵政グループ勢が軸となるか。佐藤は3月14日の名古屋ウィメンズマラソンで2位(2時間24分32秒)と地力をつけている。 矢田みくに(デンソー)、萩原歩美(豊田自動織機)、筒井咲帆(ヤマダホールディングス)、安藤友香(ワコール)らがエントリーし、39歳のベテラン・福士加代子(ワコール)も名を連ねた。 ◇日本選手権10000m 2021年5月3日(月・祝)/静岡・小笠山総合運動公園エコパスタジアム タイムテーブルは後日発表

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

NEWS 前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

2025.12.10

前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]

NEWS 15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝

2025.12.10

15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回4位の早大は「5強」の一角として、15年ぶり優勝をしっかりと視界に捉える。 就任4年目を迎えた花田勝彦駅伝監督は、今年度で […]

NEWS 99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝

2025.12.10

99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 全日本大学駅伝で2位を占めた中大は、前回5位からの躍進を期す。藤原正和監督は「いいチームができました」と胸を張って語る。 1年 […]

NEWS 第102回箱根駅伝ゲスト解説に駒大OB・篠原倖太朗、國學院大OB・平林清澄ら 往路さらなる特別ゲストも

2025.12.10

第102回箱根駅伝ゲスト解説に駒大OB・篠原倖太朗、國學院大OB・平林清澄ら 往路さらなる特別ゲストも

関東学生陸上競技連盟が12月10日、第102回箱根駅伝の開催要項を発表し、テレビ中継する日本テレビの放送についても合わせて発表された。 2026年1月2日の往路、3日の復路ともに7時から生中継。放送センターでの解説は往路 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top