2026.06.17
滋賀インターハイ(7月30日〜8月5日)を懸けた地区大会が6月に各地で行われる。
インターハイ北九州地区大会(福岡、佐賀、長崎、大分)は6月19日から22日までの4日間、大分・クラサスドーム大分で実施。5、6月に行われた県大会など直近の戦績を踏まえ、注目種目や選手、見どころを紹介していく。
ハイレベルな戦いが予想されるのは、女子100mハードルだ。福岡県大会で県高校記録の13秒55を叩き出した井千夏(筑紫女学園3)、昨年のU20日本選手権5位で13秒56の記録を持つ吉永優衣(長崎日大3)、全中2連覇で今季も高1歴代4位タイの13秒72を出しているルーキー今村好花(長崎日大)が激突する。全国的にも昨年、高校記録が誕生し、今年も高校記録タイが出ている。全国で上位争いに加わるためにも、北九州大会で13秒4台の競演なるか。
男子走幅跳は福岡県大会を制した高雄大和(近大福岡2)は5月中旬の支部大会で強い向かい風のなか、7m20(-3.0)をジャンプ。条件が整えば一気に記録を伸ばす可能性がある。10秒42の自己ベストを持つ100mとの2冠の可能性もある。その100mは同じ2年生の藤原太駕(自由ケ丘・福岡)、中学時代から実績のある本村優太郎(修猷館3)ら福岡勢に加え、龍谷(佐賀)勢も強力。特に佐賀県大会で100mと200m2冠の馬渡雄大(3年)が強い。長崎県大会を10秒59(-1.3)で制した濵本陸(長崎南山)も割って入るか。
その男子200mも混戦となりそう。昨年のインターハイ6位の本村は21秒08の自己ベストを持つ。ただ、福岡県大会で優勝した本村(21秒44/-1.0)に0.05秒差と迫った藤原や、今季21秒16を出した馬渡らを含め、最後まで見逃せない。
それらのメンバーが集う4×100mは、龍谷が佐賀県大会で40秒20の県高校新記録をマークしており、北九州大会初制覇を狙う。福岡を40秒48で制した自由ケ丘、0.17秒差で2位の九産大九産との争いが予想される。
男子三段跳は、15m20の自己ベストを持つ只隈蓮(戸畑3福岡)が優位に立つ。昨年のU18大会4位の実績があり、今季も15m台を複数回跳んでいる。昨年の広島インターハイ男子走高跳で1年生ながら4位タイに入った黒田義斗(福岡第一2)は自己ベスト2m08と他をリードする。昨年のU20日本選手権3000m障害で2位の竹信祐太郎(福岡工大城東3)は出場者ただ1人8分台。ライバルたちは最後まで食らいつきたいところだ。
投てきでは、昨年U18大会円盤投5位の渕上琥鉄(長崎日大3)が今季48m35をマーク。ハンマー投では土井友葵(近大福岡3)が61m70を放っている。八種競技では中村有輝(諫早農3長崎)が県高校新の5933点を叩き出した。
女子は100mハードルのほかに100mが盛り上がりそう。吉永はハードルだけでなく、フラットレースでも向かい風2.8mのなか、11秒80で長崎県大会を2年連続大会新記録で優勝している。さらに大分県大会では大分雄城台勢がワン・ツー。特に優勝した森なつみ(3年)は11秒89(-1.5)をマークしている。また森に続いて12秒04で2位に入った後輩の山崎璃桜(1年)は、昨年の全中100mで5位の実績がある。
大分雄城台は今年も層が厚く、県大会では佐藤鈴音(3年)が200m(24秒59/-0.1)、400m56秒89で個人2冠。特に200mはトップ3を独占し、4×100mリレーでは46秒44を出している。
女子走高跳は、自己ベスト1m71の古賀羽菜(福岡雙葉3)、1m66の矢野藍生(西南学院2)、県大会で1m65を跳んだ松尾美桜(八幡南3)の福岡県勢と、長崎県大会を1m64で制した上田菜緒(長崎西1)もV争いに絡むか。上田は昨年の全中四種競技で3位に入っている。
全国インターハイは7月30日から8月5日までの7日間、滋賀・平和堂HATOスタジアムで開催。各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)。
文/田端慶子
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