2026.04.29
◇第60回織田記念(4月29日/広島広域公園)
日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子100mハードルは昨年日本選手権Vの田中佑美(富士通)が13秒03(-0.9)で優勝した。
日本記録保持者の福部真子(日本建設工業)が加速するなか、並びかけ、中盤以降で前に出たのが田中だった。
コンディション的にも肌寒さや向かい風と難しいなか、「12秒台を期待された方々には申し訳ないのですが、落ち着いて自分の走ることに集中しました」と冷静に駆け抜け、「まとめきれたのが良かった」とほっと一息ついた。
今季は記録会で12秒97をマーク。今回もきっちり勝ち切ったが、「まだスピードが足りない。3台目から5台目でぐんっと上がっていければ、後半も上げていける」と課題を挙げる田中。このあとは木南記念、セイコーゴールデングランプリと続くなか「速いけど大きな動きを狙っていきたい」と見据えていた。
福部が13秒08で2位。「10台の走り方を忘れていました。なんだろう、と思っている間に終わってしまいました」と苦笑い。目指す12秒44のアジア記録更新のため「前の走りでは世界に通用しない。ハードリングをしにいかずに跳ぶ意識。スプリントにも取り組んでいます」とこれまでと違う走りにチャレンジしている。
3位に清山ちさと(いちご)で13秒20。4位の中島ひとみ(長谷川体育施設)は一度は不正スタートと判定されたが、判定待ちのためレースに出走。その後、上訴が認められて4位が確定した。
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