2025.10.06
ウォーキングイベント「大仏眺めて歩こう!秋のいきいき健康ウォーキング」が10月5日、愛知県東海市で開かれ、同市に本社を構える愛知製鋼に所属する東京世界選手権競歩代表の山西利和と丸尾知司がゲスト参加し、集まった市民ら約350名と1周3kmを2周するウォーキングを楽しんだ。
開会式では丸尾が「東京世界選手権では本当にたくさんの応援をありがとうございました」と感謝を述べ、ストレッチを実施。スタート前には山西の動作に合わせて丸尾が「腕の角度を90度に保って、腕を前後に引きましょう」と速く歩くコツを伝授した。
参加者と談笑しながらコースを周回し、「日々練習の足場となる東海市で地域の方たちと交流できることは有意義です」と山西。丸尾は「話しながら楽しんで歩くことは心が豊かになっていいな、スポーツの本質だなと思いました」と笑顔を見せた。
イベント後に“競歩ごっこ”を楽しむ子どもたちもおり、種目への関心が高まっていることにも触れ、「『競歩ってなに?』と聞かれることがなくなってきました」と丸尾。山西も「イベントに登壇して『見たことあるな』という人を少しずつ増やしたいです」とさらなる発展に寄与する構えだ。
ともにイベントを終えてメディアの取材に応じ、世界選手権について振り返った。
山西は東京世界選手権で世界記録を持つ20km競歩に出場したが28位。3回の警告を受けて、ペナルティーゾーンで2分間待機したことが影響した。ペナルティーゾーンに入ったのはパリ五輪選考会だった昨年の日本選手権に続いて2度目となる。
前回は「選手としての価値が大きく下がってしまった」と感じたそうだが、「変わらずに手を差し伸べてくれる人がいることに気がついた」と山西。そういった経験から、今回の結果も「冷静に受け止められています」と語る。
すでに来シーズンも見据え、世界競歩チーム選手権やアジア大会の代表を狙い、来年も世界陸連(WA)競歩ツアー出場も視野に入れていると語った。
丸尾は20km競歩と35km競歩の2種目に出場。「経験したことがないので、正解がなくて難しい取り組みでした」。それでも「33歳でこの悔しい経験ができるのはありがたく、また強くなれるだろうなと思っています」と情熱は衰えず。こちらも「世界競歩チーム選手権とアジア大会の代表になることが目標」と前を向いている。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
Latest articles 最新の記事
2026.07.18
田中希実が3000m8分32秒29の日本新!! 自身の記録を1年5ヵ月ぶりに更新!/DLロンドン
世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第11戦・ロンドン大会が行われ、女子3000mで田中希実(豊田自動織機)が8分32秒29の日本新記録を樹立した。従来の記録は田中が25年2月に出した8分33秒52。 田中は6月の日本 […]
2026.07.18
男子4×100mR 日本は38秒66で3位 オーバーハンドパス挑戦も記録伸びず/DLロンドン
世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第11戦・ロンドン大会が行われ、男子4×100mリレー(DL対象外)に出場した日本は38秒66で3位だった。 日本は5月の世界リレーで上位12ヵ国以内に入れず、27年の北京世界選手権 […]
2026.07.18
中学1年・目野惺大が100m10秒96! 中1初の10秒台到達!
第8回福岡大競技会が7月18日、福岡市の福岡大競技場で行われ、男子100mで目野惺大(MINTTOKYO・中1)が10秒96(+1.3)をマーク。自身が保持する中学1年最高記録を更新するとともに、中学1年生として史上初と […]
2026.07.18
アツオビン・アンドリュウがハンマー投で73m54! 自身のU20日本記録を1m27更新
第5回九州共立大チャレンジ競技会が7月18日に行われ、U20男子ハンマー投(6kg)でアツオビン・アンドリュウ(九州共立大)が73m54を投げ、自身の持つU20日本記録を更新した。 アツオビンは5月末の中京大土曜記録会で […]
Latest Issue
最新号
2026年8月号 (7月14日発売)
別冊付録 IH観戦ガイド
アジア大会代表一覧