2025.08.13
世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのギュライ・イシュトバーン記念(ハンガリーGP)が8月12日にブダペストで行われ、男子走高跳では長谷川直人(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が自己タイの2m27で、自身初となるコンチネンタルツアーゴールドでの優勝を果たした。
長谷川は2m10から試技を始め、2m14、2m18、2m21まで1回で成功。だが、続く2m24は苦しみ、3回目に跳んだ。一方、2m36の自己ベストを持つパリ五輪銀メダリストのS.マキューアン(米国)と、D.ニキチン(ウクライナ)が2m24を1回でクリアし、3人が2m27へ。この時点で長谷川は無効試技数差で3位だったが、マキューアンとニキチンが2m27を跳べず、長谷川だけが3回目にバーを越えて1位を決めた。
3月の世界室内選手権で7位に入っている長谷川。7月21日の新潟県選手権で自己記録を4年ぶりに1cm更新する2m27をマークした。その後に渡欧し、8月8日のWAコンチネンタルツアー・シルバーのP-T-Sミーティング(スロバキア)で2m20を跳んで制している。
ハンガリーGPは当初、出場待ちの状況だったが、欠場者が出て繰り上がりでの出場。そのチャンスを生かし、ツアーゴールドVにつなげた。
この優勝で、次は8月16日に行われる最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)シレジア大会(ポーランド)へのエントリーが決定。長谷川にとっては初のDL出場となる。
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