HOME 国内

2025.07.05

男子ハンマー投・福田翔大が74m57!! 日本歴代3位のビッグスロー! 世界陸上開催国枠設定記録もクリア!/日本選手権
男子ハンマー投・福田翔大が74m57!! 日本歴代3位のビッグスロー! 世界陸上開催国枠設定記録もクリア!/日本選手権

25年日本選手権男子ハンマー投で優勝した福田翔大

男子ハンマー投日本歴代10傑

84.86 室伏広治(ミズノ)    2003. 6.29
75.96 室伏重信(中京大教)   1984. 7.15
74.57 福田翔大(住友電工)   2025. 7. 5
74.08 土井宏昭(ファイテン)  2007. 6.16
73.35 中川達斗(サトウ食品新潟アルビレックスRC) 2024.11. 2
72.92 柏村亮太(ヤマダホールディングス) 2023. 5. 3
72.47 海老原亘(三英社)    2000. 6.25
72.43 野口裕史(群馬綜合ガードシステム) 2013.10. 7
71.34 古旗崇裕(BUAC)     2022. 6.10
71.22 墨訓煕(小林クリエイト) 2022. 7.17

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子ハンマー投で福田翔大(住友電工)が日本歴代3位の74m57を投げて優勝。2年ぶり3回目の日本一に輝くとともに、9月に開催される東京世界選手権の開催国枠エントリー設定記録(73m88)も突破した。 福田は2000年生まれの24歳。高校時代から砲丸投とハンマー投でインターハイで入賞するなど活躍。日大では前・日本記録保持者でアジアの鉄人と呼ばれた室伏重信氏に師事し、1年目から日本インカレで優勝するなど大きく成長した。 日本選手権では21年、23年と2度優勝。昨年は自己記録を73m91まで伸ばしたほか、今年5月のアジア選手権では銅メダルを獲得している。 今大会では1投目に70m83を投げてトップに。3投目に前回優勝の中川達斗(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が71m87を放ち、首位を明け渡したものの、5投目に日本人4人目の74mオーバーとなる74m45をスロー。6投目にさらに記録を伸ばした。 東京世界選手権では出場資格を満たす選手がいない種目に対して「開催国枠」が与えられている。2003年の大阪大会では全種目で開催国枠を適用していたが、日本陸連は「世界を戦うことを目指し」て、独自の開催国枠エントリー設定記録を設けた。男子ハンマー投においては、参加標準記録が78m20に対して、開催国枠エントリー設定記録は73m88となっていた。

男子ハンマー投日本歴代10傑

84.86 室伏広治(ミズノ)    2003. 6.29 75.96 室伏重信(中京大教)   1984. 7.15 74.57 福田翔大(住友電工)   2025. 7. 5 74.08 土井宏昭(ファイテン)  2007. 6.16 73.35 中川達斗(サトウ食品新潟アルビレックスRC) 2024.11. 2 72.92 柏村亮太(ヤマダホールディングス) 2023. 5. 3 72.47 海老原亘(三英社)    2000. 6.25 72.43 野口裕史(群馬綜合ガードシステム) 2013.10. 7 71.34 古旗崇裕(BUAC)     2022. 6.10 71.22 墨訓煕(小林クリエイト) 2022. 7.17

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.21

編集部コラム「柔らかい顔に」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 「箱根路が育む挑戦」箱根駅伝シンポジウム開催!小山直城「出場した思い強かった」葛西潤「誰かのためにと走った」

2025.11.21

「箱根路が育む挑戦」箱根駅伝シンポジウム開催!小山直城「出場した思い強かった」葛西潤「誰かのためにと走った」

第102回箱根駅伝まで約40日となった11月21日、大会の機運を高めるイベント「第102回箱根駅伝シンポジウム」が、都内で開催された。 今回のメインテーマは「世界を駆ける~箱根路が育む挑戦~」。昨年のパリ五輪、9月の東京 […]

NEWS 都大路を目指す戦い 地区高校駅伝は土曜・関東大会、日曜・東海大会でラスト 全国高校駅伝出場校出そろう

2025.11.21

都大路を目指す戦い 地区高校駅伝は土曜・関東大会、日曜・東海大会でラスト 全国高校駅伝出場校出そろう

全国高校駅伝(12月21日/京都)の地区代表を懸けた地区高校駅伝が明日11月22日に関東(北関東、南関東/埼玉・熊谷スポーツ文化公園)で、あさって23日には東海(三重・三重高前発着コース)で行われる。これで、地区高校駅伝 […]

NEWS 「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ

2025.11.21

「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ

◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城)は11月2 […]

NEWS 来年1月の世界クロカンシニア代表発表 日本選手権5000m覇者・井川龍人、吉岡大翔、川口桃佳、信櫻空ら12名派遣

2025.11.21

来年1月の世界クロカンシニア代表発表 日本選手権5000m覇者・井川龍人、吉岡大翔、川口桃佳、信櫻空ら12名派遣

世界クロカンのシニア日本代表をチェック! 【男子】 ・シニア10km 井川龍人(旭化成) 小澤大輝(富士通) 吉岡大翔(順大) 下尾悠真(NTN) ・シニア男女混合8kmリレー 塩原匠(順大) 大野聖登(順大) 【女子】 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top