HOME 国内、大学

2025.06.07

男子100m地元岡山出身の木梨嘉紀が日本一!女子は山形がV 女子ハンマー投・村上来花が4連覇、女子400mフロレスが連覇/日本IC
男子100m地元岡山出身の木梨嘉紀が日本一!女子は山形がV 女子ハンマー投・村上来花が4連覇、女子400mフロレスが連覇/日本IC

日本インカレ男子100mで優勝した木梨嘉紀。「勝てると思っていなかった」と、フィニッシュ後は驚きの表情を見せた

◇天皇賜盃第94回日本学生対校選手権(6月5日~8日/岡山・JFE晴れの国スタジアム)2日目

学生日本一を決める日本インカレの2日目が行われた。

男子100mは木梨嘉紀(筑波大院)が10秒31(-1.1)で優勝した。一番内側に入った木梨はライバルたちを抑えての優勝に「勝てると思っていなかった」とビックリ。

広告の下にコンテンツが続きます

地元・岡山の津山高校出身で、順大を経て筑波大院へ。昨年は60mで日本選手権室内に優勝し、100mで10秒21の自己新。今年も南京世界室内選手権出場しているが、100mでは陸上キャリアで初のビッグタイトルだった。

100mハードルで活躍する妹の木梨光菜(倉敷中央高、現・甲南大)、筑波大でともに練習する200mパリ五輪代表の鵜澤飛羽(JAL)も祝福に訪れた。

女子100mは大混戦となるなか、アジア選手権帰りの山形愛羽(福岡大)が11秒66(-1.0)でV。男女400mは田邉奨(中大)とフロレス・アリエ(日体大)がともに連覇した。

女子ハンマー投は村上来花(九州共立大)がこの種目初の4連覇を達成。女子1500mは田島愛理(順大)が学生歴代5位の4分14秒77で制した。男子1500mは早大駅伝主将の山口智規が優勝している。

前日に学生新が立て続けに樹立された女子4×100mリレーは44秒44で福岡大が優勝。前日に出した学生記録(44秒31)には届かなかったが、決勝でも総合力で3年ぶりの優勝をつかみとった。山形は2冠を達成。男子4×100mリレーは関東インカレも制していたい中大が38秒83で18年以来の頂点に立った。

大会3日目の今日は、男子110mハードル、女子100mハードル、男女5000mなどの決勝種目が行われる。

◇天皇賜盃第94回日本学生対校選手権(6月5日~8日/岡山・JFE晴れの国スタジアム)2日目 学生日本一を決める日本インカレの2日目が行われた。 男子100mは木梨嘉紀(筑波大院)が10秒31(-1.1)で優勝した。一番内側に入った木梨はライバルたちを抑えての優勝に「勝てると思っていなかった」とビックリ。 地元・岡山の津山高校出身で、順大を経て筑波大院へ。昨年は60mで日本選手権室内に優勝し、100mで10秒21の自己新。今年も南京世界室内選手権出場しているが、100mでは陸上キャリアで初のビッグタイトルだった。 100mハードルで活躍する妹の木梨光菜(倉敷中央高、現・甲南大)、筑波大でともに練習する200mパリ五輪代表の鵜澤飛羽(JAL)も祝福に訪れた。 女子100mは大混戦となるなか、アジア選手権帰りの山形愛羽(福岡大)が11秒66(-1.0)でV。男女400mは田邉奨(中大)とフロレス・アリエ(日体大)がともに連覇した。 女子ハンマー投は村上来花(九州共立大)がこの種目初の4連覇を達成。女子1500mは田島愛理(順大)が学生歴代5位の4分14秒77で制した。男子1500mは早大駅伝主将の山口智規が優勝している。 前日に学生新が立て続けに樹立された女子4×100mリレーは44秒44で福岡大が優勝。前日に出した学生記録(44秒31)には届かなかったが、決勝でも総合力で3年ぶりの優勝をつかみとった。山形は2冠を達成。男子4×100mリレーは関東インカレも制していたい中大が38秒83で18年以来の頂点に立った。 大会3日目の今日は、男子110mハードル、女子100mハードル、男女5000mなどの決勝種目が行われる。

【動画】日本インカレ3日目 ライブ配信をチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.13

編集部コラム「あっという間の2025年」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 早大のルーキー・鈴木琉胤「少しずつトラックの頃に戻ってきた」 往路希望で「区間賞を狙う走りを」

2025.12.13

早大のルーキー・鈴木琉胤「少しずつトラックの頃に戻ってきた」 往路希望で「区間賞を狙う走りを」

箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 出雲駅伝、全日本大学駅伝で出走したルーキー・鈴木琉胤は「ハーフは走ったことがなくて、箱根でいきなりという不安はあります。 […]

NEWS 箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」

2025.12.13

箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」

箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 この日は撮影と共通取材、個別取材を実施。共通取材で花田勝彦駅伝監督は「今年もかなり良いかたちで準備ができたと思っています […]

NEWS 連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通
PR

2025.12.13

連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通

2026年の幕開けを飾る全日本実業団対抗駅伝(通称・ニューイヤー駅伝)は、第70回の記念大会として1月1日、前橋市にある群馬県庁前をスタートし、上州路をぐるりと回って県庁に戻る7区間・総距離100kmのコースで行われる。 […]

NEWS ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中

2025.12.13

ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中

12月10日に米国・ユタ州でブリガム・ヤング大で行われた同大学招待競技会室内女子60mで、ロス瑚花アディア(ユタ州立大)が7秒48で4位に入った。従来のユタ州立大記録38年ぶりの更新となる。 ロスは東京・駒沢中から城西高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top