◇アジア選手権(5月27日~31日/韓国・クミ)3日目
2年に一度開かれるアジア選手権が行われ、男子3000m障害は新家裕太郎(愛三工業)が8分24秒41で銀メダル、佐々木哲(早大)は8分30秒97で4位だった。
メダルには届かなかったが、シニアで初の日の丸を背負ったレースで堂々とした姿を見せた。
早大のルーキー・佐々木はスタートから2周目途中まで先頭を引っ張るレースを見せる。「最初の2周を引っ張るのは新家さんと作戦を立てていました」。序盤からメダル圏内に位置する。
しかし、新家が先頭争いを繰り広げた残り1周で4位に後退すると、メダル圏内には届かず。セカンドベストの記録にも「力不足でした。世界で戦うにはまったく足りません」と反省ばかりが口を出た。
長野・佐久長聖高では昨年インターハイを制し、3000m障害では高校歴代2位の記録をマーク。早大入学後も4月の金栗記念で学生歴代8位、U20日本歴代2位となる8分29秒05で代表入りを決めると、日本学生個人選手権でも優勝を飾っていた。
7月のワールドユニバーシティゲームズ推薦競技者には選ばれているが、大学で目標にするのはシニアでの国際舞台だ。「自分の弱さが出ました。もう一度、日本代表を目指してやっていきたいです」。今回の悔しさを糧にする。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.12.03
-
2025.12.02
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.05
ナイキから高いサポート性に優れたランニングシューズ「ナイキ ストラクチャー プラス」が登場!
ナイキは、快適さと楽しさを併せ持ったスタビリティシューズであるナイキ ストラクチャー プラスを発売することを発表した。 ナイキではロードランニングシューズをシンプルな3つのカテゴリー(ペガサス、ボメロ、ストラクチャー)に […]
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]
2025.12.04
世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く
世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025